FEATURE 2018.11.15 陰謀論者にモラリスト。ニュースサイトのコメント欄に生息する、愛すべき4タイプ

インターネットの登場以来、私たちの行動にもっとも影響を与えるようになったもの。それは“ネットの口コミ”。もともとウワサが大好きな私たち日本人は、おいしいお店やおもしろい本はもちろんのこと、世に出回るさまざまなニュースにコメントをしあい、今の世論が形成されています。 すべての人が自由に意見を言える場だけに、ニュースサイトのコメント欄ではさまざまな人間模様が現れています。今回は、そんなコメント欄を賑わす愛すべきニュースコメンテーターたちの典型的なあるある4タイプをご紹介したいと思います。

1.この事件、裏で手を引いているのは…… | 「イン暴君」

1.この事件、裏で手を引いているのは…… | 「イン暴君」

「どうせまた広告代理店の仕業だろ……」「このスキャンダルは裏で事務所が取引……」と、慎重にニュースの裏側にある真実を追い求める「イン暴君」。ネットでの情報リサーチに長けており、ニュースのコメント欄だけでなく、さまざまな掲示板やコミュニティから情報をインプットしているが、なかなか真実にはたどり着かず。権力を嫌うがゆえに、なんでも業界の権力者が裏で引いているように感じてしまうという、少し思い込みが激しい一面も。

2.すべては正義のために | 「フウキング」

2.すべては正義のために | 「フウキング」

ルールとモラルをこよなく愛する「フウキング」は他人にも自分にも(?)厳しい、日本の風紀の守り人ともいうべき存在。自分の正義を信じるがあまり、他人の意見に耳を貸さない部分も…。ニュースサイトのほか、著名人のSNSアカウントをパトロールするのも日課の1つで、企業の不祥事や有名人の不倫は特に厳しく糾弾。「この企業の商品買うのやめよう」「このタレントが出演している番組を観るのやめよう」とストライキを行うことも。そう、すべては我が正義のためにーー。

3.溢れ出る、業界経験 | 「ギョーカイ童子」

3.溢れ出る、業界経験 | 「ギョーカイ童子」

誰でも気軽に発言できるため、時に正解のない迷路に迷いこむこともあるニュースサイトのコメント欄。真実はどこに? そんなとき「失礼します、業界関係者です」の決まり文句とともに颯爽と現れるのが「ギョーカイ童子」。コメント欄の議論を正しい方向に導くために、自らの経験を惜しみなく披露します。多くの「いいね」をもらえることを期待していたけど、なぜかあまり信頼されなかったり、さらに別の業界関係者が現れ、熱い口論に発展したりすることも。本当は隠したいのに、隠しきれない業界経験。だって関係者なんだものーー。

4.決して、アゲアシではございません | 「データマン」

4.決して、アゲアシではございません | 「データマン」

誤字、脱字はもちろんのこと、事実関係やデータの新しさetc…あらゆる角度から記事のチェックを行い、ニュースのコメント欄でいち早くお知らせしてくれる「データマン」。ニュースサイトにとって、その姿はまさにサッカーでいうところの“サポーター(12番目の選手)”。すべての情報を正しく伝えるため、共に奮闘する仲間のような存在でもあり、ときに小姑のようにネチネチと……。

コメント欄で繰り広げられる人間模様を楽しむために

オフラインのリアルな場では、意外と周囲に気をつかって、本音を出さない人が多いなか、匿名であることも多いニュースコメント欄はむき出しの人間性の異種格闘技戦ともいうべき状態。観戦するもよし、リングに上がるもよし。思い思いの方法でニュースコメント欄を楽しみましょう。

TEXT:PreBell編集部
イラスト:トーマス・オン・デマンド(asterisk-agency)

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