あなたの近くにもいませんか? Facebookおじさんのあるある行動
Instagramはリア充系の若者、Twitterはネットフリーク。少し強引ではありますが、なんとなく利用者の棲み分けができてきたSNS。じゃあFacebookは?
すでに若者は“Facebook離れ”をしているなんて噂もあり、実名登録でビジネス利用にも向いているFacebookは目下のところ、おじさんたちの楽園。ビジネスの現場で培ったコミュニケーションスキルを存分に発揮し、活発なやりとりがFacebook上で交わされています。
今回はそんなFacebookに生息するおじさんたちのあるあるな行動を紹介します。SNSの利用を巡ってはどうしても世代間ギャップが生まれがち。おじさんたちにとっては良かれと思った行動が、若者たちにとってはちょっと迷惑、なんてことも……!?
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運動を続けるコツは、日々の活動内容を記録し、成長を実感できるように「見える化」すること。そんな日課となったランニングの毎日の走行距離をFacebookに投稿するのがランニングおじさんです。タイムラインには、日々の走行距離はもちろん、「今月の走行距離は100km達成!」といった目標達成の報告が並びます。さらに「今日は二日酔いだから3kmで終了」なんて、なぜかしなくてもいい言い訳をしてしまうことも。これに近い種類だと、筋トレおじさんもいます。「ベンチプレス○kg成功!」なんて、確かにすごいかもしれないのですが……。
会社の飲み会で、みんなで恒例の記念撮影。翌朝、Facebookの通知に気づき、開いてみると、なんと自分のタイムラインに飲み会の写真が…。リーダータイプのおじさんに多いのが、このタグテロ行為です。チームの一体感を演出するためなのか、写真にうつる全員をタグ付け。それぞれの事情があるので、無差別にタグ付けをすると相手を困らせてしまうこともあります。タグ付けをする際にはそれぞれの人の事情を慮るようにしましょう。
「本日は○○社のAさんと会食!」「交流会でご一緒したBさんとCさんと」と、出会った人と横並びになるいつもの構図で、ビジネスネットワーキングの様子を投稿。もともとコミュニケーションスキルの高い営業系のおじさんに多く、実際にコメント欄は異業種交流仲間?のコメントで賑わっていることもあるのですが…。部外者からしてみると、写真にうつっているのはまったく知らない人。あまりにこういった投稿が多いと、「精力的に活動しているのだな」とは思いつつ、やや食傷気味になってしまうこともあるようです。
上司に決裁を仰ぐかのように、Facebookのコミュニケーションでも、さまざまなアクションに許可をとろうとするおじさんがいます。その代表的な行動が「シェアさせていただいてもよろしいでしょうか」のコメントです。「勝手にシェアすると失礼にあたるのでは」「相手を嫌な気持ちにさせるのでは」という気配りからだと思われますが、許可を申請される側からしてみると、違和感を覚えることも。ときどき「シェアさせていただきます」という事後報告をコメントに残すケースもあるようです。Facebookではシェアに許可や報告はいりませんので、気になったトピックは自由にシェアしましょう!
SNSにおける常識の違いから生まれる世代間ギャップ
SNSは自由な発言が許される場。基本的には自分が思うように行動すればいいはずなのですが、なぜかSNSをめぐるおじさん世代と若者の間には対立の構図が生まれがちです。おじさんはおじさん、若者は若者で、相手を慮って行動をしているわけなのですが、前提となるSNSにおける常識が異なっているため、それぞれ相手に対する気配りが少しずれたものに感じられるのかもしれません。お互い相手と自分との違いをきちんと受け止めて、行動できるようになれば、SNSはもっと楽しい場所になっていくのではないでしょうか。
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:PreBell編集部
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