暮らしのネット活用

2021.03.25 「子どもがずっとスマホをいじっている」その悩みどうやって解決する?【サイバー護身術】

「周りの友だちが持っているから」「習い事の帰りに持たせたいから」と小学生のうちからスマホを持たせる家庭も多くなっています。

しかしながら、子どもにスマホを持たせることで、「長時間スマホをいじって勉強時間が短くなるのではないか」「良からぬサイトを見てしまうのではないか」と不安に思う保護者の方も少なくないでしょう。

今回ばかりは、スマホやインターネットの使い方に詳しい主人公の後輩(李照)も、娘さんのスマホの使い方にヤキモキしているようです。

【登場人物】
斎婆鈍平(さいばあ どんぺい)(41歳)

仕事やプライベートで、よくインターネットを使っているが、知識はあまりない。息子にもスマホを持たせているが、自分よりしっかりしているので心配していない。

李照貴夫(りてらし たかお)(39歳)

鈍平の会社の後輩。スマホやインターネットの使い方に長けていて、公私ともに鈍平をよく助けている。ただ、自分の娘のスマホの使い方には困り気味。

子どもの安全を守るフィルタリング

後輩の家に来た鈍平
後輩の娘がLINEが使えなくなった頃を怒る
スマホの使い方で揉める娘と後輩

どうやら、娘さんとスマホの使い方で揉めてしまったようですね。

娘さんが「ただでさえ使えるアプリが少ないのに」と言っていましたが、これはフィルタリングサービスのこと。携帯各社から提供されている機能で、利用することで出会い系サイトなどの有害・不適切なサイトを遮断したり、リスクの高いアプリをインストールできないようにしたりしてくれます。

フィルタリングサービスは、青少年インターネット環境整備法という法律で18歳未満の子どもには利用が義務付けられているので、必ず利用するようにしましょう。

子どものスマホをコントロールできるって本当?

ファミリー共有のことを説明
鈍平の息子にも使用を勧められる

子どものスマホの使い方の悩みで最も多いのは「四六時中スマホをいじっている※」という使用時間の悩みです。それにより、勉強時間が減ったり、睡眠時間が減ったりとさまざまな問題に発展します。
※KDDI「ジュニア端末利用実態把握調査」(2018年11月より)

その問題を解決に導く一つの方法が、ファミリー共有(iPhone)やファミリーリンク(android)といった機能。いずれもApple、Googleが無償で提供しているサービスです。

どちらも、離れた場所から子どものスマホをコントロールできる機能があり、例えば、今スマホを何時間使っているのか確認したり、アプリのダウンロードを制限したり、さらには「この時間帯はアプリを使えないようにしよう」という設定なども可能です。

同じような機能は、携帯各社のフィルタリングサービスでも提供されているので、ぜひ試してみてください。

最初からルールで縛るよりも、まずは「お試し」で!

スマホを利用するときにルール
お試しで初めて、問題になったものをルール化
子どもに合ったルールを作成

子どもにスマホを与える際、どんなルールを設定すべきか悩まれる方も多いかもしれません。しかし、スマホで起きる問題は子どもによってまちまち。持たせてみなければ、どんな問題が起きるかわかりません。

そこで、おすすめなのが最初からルール決めをするのではなく、何か問題が起こったらそれに対応するルールを作っていく方法。これにより、その子にあったオリジナルのルールが完成します。
ただ、使わせてみてこれ以上スマホを使わせられないと思った場合に、一度与えたものを取り上げるのはなかなか大変です。

そのため、この記事の監修を担当している小木曽健さんは、最初からスマホを与えるのではなく、「ちゃんとスマホを使えるか、〇カ月間だけ試しに使ってみよう」と期限付きでお試ししながら、ルールを作っていく方法をおすすめしています。「まだ早いと思ったら、そこでお試し終了だよ」と事前に念押しするのも忘れずに。

もし問題なく使えているようであれば、お試し期間を延長すると良いでしょう。慌てる必要はないですからね。

「子どもにスマホを使わせるのは早いのかも」「大きな問題が起こらないかな」などと心配する気持ちも当然ですが、ルールの工夫やスマホの機能で解決できることもたくさんあります。

今回ご紹介したフィルタリングサービス、スマホ管理機能などの対策をとった上で、子どものスマホライフを見守りましょう。

帰宅した鈍平
息子にスマホ使用時間を管理されていた

漫画:トーマス・オン・デマンド(アスタリスク)
監修:小木曽健
文:PreBell編集部

この記事を気にいったらいいね!しよう

PreBellの最新の話題をお届けします。

ページトップ