スマホを処分する時に必ずすべき事とは?手順に関して徹底解説
スマホの新機種の発売のスピードが上がるにつれて、買い替えのスピードが上がる人も増えてきました。
実際、日本人が多く使用しているiPhoneの新機種は毎年のように発売され、その度に買い替えをする人も多くいます。
iPhoneではなく、Androidを使用している人の中でも高頻度に買い替えをする人は多いです。
それに伴って、スマホの買い替えをする機会も増えてきているのではないでしょうか?
この記事では、そういったスマホの買い替えをする時に気を付けるべきことについて徹底解説をしていきます。
- スマホの処分方法には物理的に廃棄する方法とリセールをする方法がある
- 処分する前には、1.バックアップの取得、2.個別でアプリの移行手続き、3.新規スマホでの移行作業、4.クラウドサービスからのログアウト、5.設定の初期化、6.リセール業者の選定のステップがある
- 新しいスマホを購入したら、なるべく傷がつかないうちに保護フィルム等を貼ることで、リセールバリューを上げることができる
目次
近年、スマホの新機種が出るスピードが上がっています。
それに伴い、新しいスマホに買い替えるまでの期間が短くなっている人も多いかと思います。
買い替える際に問題になってくるのが、旧スマホの処分方法です。
旧スマホの処分方法には大きく分けて2つ存在します。
・廃棄処分
・リセール業者に売却する
1つ目の処分方法が、廃棄処分です。
スマホを長く使用している場合や傷や損傷が激しい場合、廃棄処分を選択することできます。
実際、この選択肢を取る人が一定数存在するため、自治体や家電量販店がリサイクルボックスを設置していることがあります。
こういった場所を利用すれば、無料でスマホを安全に処分することが可能です。
もう1つの処分方法は、スマホをリセールに出すことです。
スマホ買取業者にスマホを売ることで、無料で処分できるだけでなく、一定数の売却金も受け取ることができます。
スマホの買取業者だけでなく、iPhoneであればAppleの下取りサービスを利用することができます。
このように、自治体での処分もしくはリセールの2つの方法でスマホを処分することが可能です。
処分もしくはリセール、どちらの方法をとるにあたっても、古いスマホに対してするべきことがあります。
1.スマホのバックアップ
2.個別アプリの移行手続き
3.新規スマホでの移行作業
4.クラウドサービスからのログアウト
5.設定の初期化
6.リセール業者の選定
以下に詳しく解説していきます。
1つ目のステップは、スマホのバックアップを取るという行動です。
Android、 iPhone問わず、バックアップを取ることは必須です。
以前までは、バックアップはPCとスマホを繋げてバックアップを取ったり、SDカードに物理的にデータを保存する必要がありました。
ですが、最近ではクラウドサービスで一括でバックアップを取ることが可能です。
iPhoneであればiCloud、AndroidであればGoogle Oneといったクラウドサービスを使用すれば、データのバックアップを取ることが可能です。
スマホを処分する前には、必ずクラウド上のデータが最新のものにアップデートされているかを確認しましょう。
2つ目が個別アプリの移行手続きです。
一部のアプリでは、機種変更前に移行手続きが個別に必要なものがあります。
たとえば、LINEではトークルームをそのまま移行するためには、LINEアプリ上で機種変更手続きが必要です。
全てのアプリでこの手続きが必要なわけではありませんが、一部のアプリで機種変更の手続きが必要になる場合があります。
自分自身がよく使用しているものかつ、アプリ内のデータが消えては困るアプリに関しては、アプリ内で機種変更の手続きが必要かどうかを確認するようにしましょう。
確認後、手続きを実施しておくと、スムーズに移行が可能です。
ログアウトまで実施したら、新規スマホでの移行作業を実施します。
新規スマホを立ち上げると、多くのスマホでは旧スマホとのペアリングが可能になっています。
たとえば、iPhone同士であれば旧スマホと新スマホをペアリングすることで、クラウドを使って旧スマホと新スマホの中身を全く同じ状態にすることが可能です。
新規スマホで移行作業が完了して、旧スマホと同じ状態になっていることを確認したら、次の作業に移ります。
4つ目が、クラウドサービスからのログアウトです。
バックアップデータを最新のものにして、必要なアプリの移行手続きを完了したら、クラウドサービスからログアウトをする必要があります。
iPhoneであればApple ID、AndroidであればGoogleアカウントからログアウトをしておきましょう。
物理的に旧スマホを破壊して処分する場合以外は、他人の手に渡る可能性を考慮して、ログアウトをする必要があります。
実際、売却前にアカウントからログアウトされているかどうかを確認する業者もいます。
そのため、旧スマホを手放す前にログアウトをしっかりと実施しておきましょう。
バックアップの取得、クラウドサービスからのログアウト、該当アプリのバックアップ手続きが済んだら、スマホを工場出荷時の状態に戻す必要があります。
多くのスマホでは、「初期状態に戻す」設定が設定画面から可能ですので、それを実施することになります。
実施後、自分が購入した際の最初の画面になったら全ての作業が完了です。
最後に、リセール業者の選定です。
もし、スマホを処分するのではなくリセールに出す場合は、数あるリセール業者の中からリセール業者を選定する必要があります。
iPhoneであればAppleの下取りサービス等を実施していますが、一般的には民間のリセール業者に売却をした方が高い値段がつく可能性が高いです。
価格ドットコム等の一括比較サイトで自分自身の持っているスマホがいくらで売れるのかを調べることができます。
なので、可能な限り高く売りたいのであれば、そういったサイトを利用しつつ下取りの業者を選定していきましょう。
新しいスマホを買った際にやるべきこととして大切なのは、可能な限り傷等をつけずに使用することです。
数年後、新しいスマホに買い替える際に、傷がついているかどうかで査定額が大きく変動します。
そのため、可能であれば新しいスマホを取り出してすぐ、もしくはほとんど使わないうちに画面保護フィルム、スマホカバーを着用することをおすすめします。
新スマホに移行する際には中身の移行だけではなく、外側のことについても念のため気を配っておきましょう。
今回の記事では、スマホを処分する際に必要な対応事項についてまとめました。
スマホを処分する際にはクラウドサービスへのバックアップ、個別アプリの移行作業、クラウドサービスからのログアウト等があります。
その後、リセール業者を選定して最終的に処分をする流れです。
最近はスマホの新機種が出るペースも早まり、新機種に買い替えることも多くなってきたと思います。
ぜひ、スマホを処分する際には、この記事で解説した内容に注意して買い替えを実施してみてください。
PHOTO:iStock
TEXT:PreBell編集部
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