台所はここまで進化した!インターネット家電で時短の海外事情
仕事がどんどん効率化される昨今。家事の世界にも、便利な道具が急速に増えてきています。
たとえば、忙しい毎日の中で行う食事のメニューの決定、冷蔵庫の食材の確認、材料の買い出し、調理、後片付け…。これらの手間を少しでも軽減できればと思っている方も多いのでは?1日たった10分でも家事の時間を短縮できれば、1週間で約1時間、1か月で見れば5時間もの時間を別の作業にあてることができます。
今回は、さまざまな台所サービスが生み出されている海外の事例から、台所作業の「時短」を切り口にピックアップしてご紹介します。
「Amazon Dash」で冷蔵庫のなくなりそうな食料品が補充される!?
例えば、海の向こう米国で実用化されているのが「Amazon Dash」という物理ボタンサービス。米Amazon社が提供しているこのサービスは、インターネットに接続する専用のデバイスを使って、ワンプッシュするだけで、日用品の注文ができるのです。
食品はもちろん、洗剤やペットフード、育児用品、化粧品まで、Dash Buttonは製品ごとに発売されています。日本でも提供されているパソコンやスマートフォンで「1 Click」で注文できる機能の拡張版と言えます。
冷蔵庫の中身をスマホで確認できる「Insider」
「Insider」は、米国で提供されている冷蔵庫の中身を確認できるガジェット。冷蔵庫内に置いておくと、冷蔵庫を開けるたびに庫内の写真を撮って自動でアップロード。スマートフォンなどで外出先から冷蔵庫の中身をチェックできます。
買い忘れ防止や同じ食材のムダな買い足しが防げて、スマートに買い物ができる便利なツールです。
「Pantelligent」で、スマート調理を実現
調理器具のフライパンもテクノロジーによって時短ツールに変わります。
「Pantelligent」というフライパンには、センサーが搭載され、食べ物の温度をリアルタイムで監視。スマートフォンにアラートが届くので、料理の合間に別の家事を同時にこなすことも。
専用アプリでレシピを選択すると、カーナビのように料理の手順も教えてくれるので、スマートに調理を楽しめます。
アナログ家電をスマートに変える「マイクロボット・プッシュ」
「マイクロボット・プッシュ」は、すでにもっている家電製品をスマート家電にしてくれる超小型ロボットです。家電のボタン部分に設置すると、人間の代わりにボタンを押してくれます。スマートフォンを使って遠隔からボタンを操作できるほか、タイマー設定も可能です。
シンプルな仕組みですが、どんな古い家電でもボタンさえあれば付けられるので、さまざまな家電に応用できます。
あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」(Internet of Things)時代を迎えています。キッチン家電もインターネットにつながることで、ますます便利になっています。
毎日の家事をもっと快適にしたいという方は、参考にしてみてはいかがでしょうか?
TEXT:三浦一紀
Image via. Thinkstock / Getty Images
- tag
この記事を気にいったらいいね!しよう
PreBellの最新の話題をお届けします。