最新ガジェットを使って、大事なペットを危機から守る!
ペットは家族同様に大事な存在です。しかし、言葉を話せない動物たちとは、完璧な意思疎通ができません。もし、ペットが危険な状態にあったとしても助けられないとしたら。そんな想像をするのが、一番苦しいときです。
筆者は実家にいた頃、1匹の雑種犬を飼っていました。名前はゴン。ゴンとは仲良しで、よく散歩に連れて行っていました。家は工業団地の中にあり、雑草だらけの空き地なども多くある場所。ある日、ゴンを空き地に放していたら、いつの間にか姿が見えなくなってしまいました。工業団地には人はあまり歩いていないのですが、大型トラックはひんぱんに走っている場所。慌てて探しに行き、かなり遠くまで回ったのですが見当たりません。
心配しながら家に戻ってみると、ゴンは家の前にある犬小屋で、のん気に寝そべっていました。筆者を置いて、ひとりで家に帰っていたのです。頭がいいのやら、飼い主を軽く見ているのか……。よくわかりませんが、無事で何よりでした。
このときは、何事もなかったので笑い話で済みましたが、もし事故にあっていたり、知らない場所に行ってしまっていたらと思うと、ゾッとします。
そんな悩みを解決するのが、今回ご紹介する最新デジタルガジェットなのです。
ペットを自宅に残して外出する不安を解決する「家族目線 ペット」
留守中のペットの様子は、飼い主なら誰でも気になるところ。遠く離れてもそばにいるような感覚にするのが「家族目線 ペット」です。高性能カメラを搭載した本機を部屋に設置しておくと、ペットの動きと行動量を感知し、グラフで表示します。これにより、ペットが気に入った場所を知ることが可能。お気に入りの場所を更に居心地よくしてあげるとペットのストレスは軽減されるそうで、今すぐ真似したいところです。
また、ペットがカメラ正面を向いたときに自動的に撮影し、スマホに送信してくれる機能も搭載。思わぬ表情が撮れるかも、と思うと胸も高鳴ります。
そのほか、スマホから製品に呼びかける機能も。遠隔地からでも家にいるペットに話しかけることが可能です。
不在時に水分補給してくれる「Pura」
クラウドファンディング「Indiegogo」で予約を受付けている猫用給水器「Pura」。スマホの専用アプリに入力された猫の体重などの情報をもとに、適切な水分補給をサポートしてくれます。
専用タグをつけた猫が近づくと、タンクから水を必要な量だけ汲み上げて飲めるようにしてくれます。浄水フィルターが内蔵されているため、猫には常に新鮮な水が提供されます。
また、給水データは専用アプリに記録され、猫がいつ、どれだけ水を飲んだのかを把握できます。
いつもより水を飲む回数が少ない場合は、具合が悪いかも。逆に水を飲む量が多かったら、部屋が暑いのかも。給水だけでもいろいろなことがわかりますね。
行動力のあるペットには「デジタルまいごひも」がオススメ
「デジタルまいごひも」は、子どもやペットに取り付けて、一定距離離れるとスマホのアラームでお知らせしてくれるツールです。
子どももペットも、ちょっと目を離すとどこかに行ってしまうことがあります。そんなときでも、これがあれば安心。もちろん万能ではありませんが、万が一のことを防止できるツールといえます。
ペットの安全を見守るのは、飼い主の義務です。このようなサービスを利用して、ペットとの楽しい時間をより多く長く過ごせるように心がけましょう。
TEXT:三浦一紀
Image via. Thinkstock / Getty Images
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