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2017.04.11 体験談から学ぶ!ペアーズ広報が教えるネットでの出会い成功術

ネットでの出会いというと、マイナスイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、現在主流のマッチングサービスは、健全な交際・結婚につながると世界中で大人気。相手の条件だけでなく、趣味嗜好や価値観を把握した上でコミュニケーションがとれるから、着実に自分と話の合う人を見つけることができるんです。

自分の行動範囲だけではなかなか出会えない人と、気軽に、かつ着実にコミュニケーションできる。スマートフォンの利用が広がり、SNSが発達した時代だからこそ、実現できた文化といえるでしょう。

とはいっても人と、人。出会いのキッカケをマッチングサービスでつかんだとしても、ただ出会っただけで関係が進展しないことも。

今回ご紹介したいのは、国内最大級の恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs(ペアーズ)」で出会いを果たし、お付き合いはじめたものの結局すぐに別れることになってしまったというAさん(仮名)とBさん(仮名)。彼らが実際にどんな手を打っていたのかをヒアリングし、やってはいけない行動などがなかったかを、マッチングサービス「ペアーズ」広報の田山さんと検証することにしました。

Pairs(ペアーズ)

株式会社エウレカが運営する、恋愛・婚活マッチングサービス。豊富な検索条件とコミュニティを通じて、理想の相手が見つかるのが特長。Facebookのアカウント情報を活用しているため、Facebookでつながっている友人や家族には利用していることはわからない仕組み。サービス側からFacebookへの投稿も一切なし。会員数は500万人を突破し、累計マッチング数も3200万組を超え、国内だけでなくアジア圏においても伸び続けている。

出会いの前に:サクラっていないの?

右からネットの出会いで失敗したAさん、Bさん、ペアーズ広報田山さん

──まずは、なぜ「ペアーズ」を使うようになったのか、そのキッカケを教えてください。

A:飲みの場で会社の先輩から教えてもらったんですよ。「ずっと彼女が欲しいといってたよね。『ペアーズはけっこういけるらしいよ』と。それで半信半疑ではじめてみたんです。

先輩からペアーズを紹介されたAさん

B:僕も同じような流れです。彼女が欲しいと思っていたんです。そしたら先輩が「ペアーズ」で出会った、付き合ったというのを聞いて。最初は本当に出会えるのか不安なところもあったのですが、先輩の話を聞いて自分も恋人を見つけられるんじゃないかって思いました。

同じく先輩からペアーズを紹介されたというBさん

マッチングの方法は複数ある

──ところでお二人は、どのように女性を選んだのでしょうか?

A:僕は女性のプロフィールのなかで、自己紹介文と所属しているコミュニティをみて「この人とは話が合いそう」と判断しました。

B:僕は条件を設定して検索しましたね。住んでいる地域と年齢と、休日が合うかを設定してフィルタリングできるんです。

──ペアーズには女性をレコメンドしてくれる機能がありますが、お二人とも、サービス側がレコメンドしてくる方ではなく、自分で相手を探したのですね。実際に、リアルに出会うまではどんな手順だったんですか?

A:サービス内で気になった人とメッセージをやりとりしているときに、休日に何をしているかという話になって。お互いに美術館に行くことがあったので、美術館で会いましょうということになりました。最初にメッセージを送ってから2週間くらいで初デートでした。実は最初は疑っていたところもあるんですよ。ネットワークビジネスとかをやっている人がくるんじゃないかと。まあ、そんな人が来たときは、それはそれでネタになって面白いかな、とも考えていました。

田山:日本人の場合、いきなり初対面から打ち解けて親しく話せるテンションの人ってあまり多くないですよね。自分と共通の趣味などがあって話が合いそうな人を探して、マッチングからデートまでの間に、自分のペースを保ちながらやりとりができる、そういったテキストコミュニケーションのほうが合っているように感じます。

ペアーズ広報 田山さん

B:僕も2週間くらいメッセージのやりとりをしてから、映画を見に行きました。会うまでの期間も映画の話題で盛り上がっていたので、じゃあ今度映画を見に行きませんかと自然な流れで誘って。

──田山さん、サービスの運営側で、ネットワークビジネスなどの恋愛とは違った目的で使おうとしているアカウントへの対策はしているのでしょうか?

田山:登録時点でFacebookでの交際ステータスが既婚や交際中の方、友達の数が極端に少ない方のアカウントはお断りをさせていただいています。友達の数が少ないというのは、ネットワークビジネス目的で使われているダミーアカウントの特徴の1つなんです。また、プロフィール画像やテキスト、マッチングしたあとにやりとりするメッセージ内容についても、24時間365日の監視体制でしっかりとフィルタリングしています。テキストだけでなく画像もそうですね。安心・安全でクリーンなサービス環境を保つよう徹底しています。

知り合ってから付き合うまでの時間は短め

──はじめて会ってから、どれくらいの期間を経て付き合うことになったのですか?

A:僕は2週間です。

B:僕の場合は1週間でした。マッチングした時点からどういう人となりか、ちょっとだけはわかっていたというのがあるので、すぐに付き合おうと心に決めて言葉にできたのかなと。

田山:「ペアーズ」での出会いって、初デートより前の時点でもう知り合いになっているんですよ。プロフィール内容や登録しているコミュニティの情報をもとにメッセージのやりとりを重ねることで、お互いに性格や価値観をある程度理解し合っている状態になるんです。休日の過ごし方、結婚願望とその先の家事・育児への考え方、飲酒や喫煙の頻度、離婚歴やお子さんの有無など。合コンなどであればたくさん質問をして探らないと得られないような情報をあらかじめ開示していることが土台としてあります。

B:確かに、出会ってから付き合うまでの時間は短かったです。

田山:人間関係のベースができている状態でデートをするので、一対一になってからお付き合いを開始するまでの時間があまりかからない傾向にありますね。だいたい2〜3回目のデートで交際をスタートしていることが多いようです。話の合うお相手と出会って、そこから交際に発展しやすいというのはペアーズの特徴ですね。

A:確かに、最初から心理的な距離が近い、というのは感じました。

出会いもあれば別れもある。悲しいけどこれ、現実なのよね

──では本題です(笑)。お二人はお付き合いが長続きしなかったそうですが、どのような経緯で別れることになったのですか?

A:付き合ってから2か月くらいたったとき、相手がつまらなそうにしていたんです。おやおや?と思っていたけど、目を向けないようにしていたんですね。相手も何も言わないし。ある時、デートをしていたら早々に帰っちゃった。動揺していたら「まだそこにいる?」と連絡が来て。「ちょっと話をしよう」と持ちかけられて、もう一度会うことになって、結果として振られました。「お互いにまだ若いし、他の人に目を向けたほうがいいんじゃないかな」と言われて。

──それはご愁傷様でした……。女性の気持ちが切り替わっていったんでしょうか。

A:勝手な憶測なのですが、最初は相手のほうが僕のことを好きだったと思うんですよ。でも、次第に僕の気持ちが盛り上がっていって、それとは逆に相手は熱が冷めていったのではないかなと。

田山:女性って言葉にはしないのですが、「この人大丈夫かな」と特にお付き合いを始めたばかりの頃は考えていることが多い。なので、信頼できるポイントを少しずつ出していくと、安心感につながりやすいのかなと思いましたね。ちなみに、最初のデート場所はカフェをオススメしています。長くても2時間くらいだし、明るいうちに解散できるから、警戒心が強い方でも比較的リラックスした会話がしやすいんです。

A:信頼関係という点では、今思うと、僕に問題があったかもしれません。一晩を共にしたのは付き合って2週間ほど経った頃でしたが、そのときに僕が動揺しちゃったんですよ。そしてその後、しばらくの間、彼女と密に連絡をとらなくなってしまったんですね。

──え? 動揺?

A:「夢かな」と思っちゃったんです。自分にこんなことが起きるなんて、と。だから、いったん落ち着いて冷静になろうと考えました。というのも、僕にとってはじめてのお付き合いの経験で、現実に自分の思考が追いついていかなくて、その結果、相手から連絡がきても返信が遅れたりしてしまったんです。

田山:もしかすると、その期間に、お相手が何かしら疑いの気持ちを抱いたのかもしれませんね。マッチングサービスでの出会いって、その他の合コンなどで出会うのと比べてなにも特別なところはないんです。白馬の王子様やお姫様が突然目の前にあらわれて、すべてが思いどおりに進展するというのはありえないお話。結局は生身の人間同士なので、話がかみ合わなかったり、すれ違ったりすることもあります。なので、普通の人間関係と同じように現実に目を向けてきちんと話し合って、一つひとつ課題を乗り越えていってほしいと思います。

また女性って、「結婚したい」という気持ちを自分から言葉にして直接アピールすることが少ないですよね。たとえ本当はとても強くそれを望んでいて、仕事も頑張って、女磨きもして、婚活もやらなくてはいけないと焦っているとしても。ペアーズは「いいね!」を贈り合ってマッチングする仕組みなのですが、年齢が上がるにつれて、女性からいいね!を贈るケースが増えるんです。もしかすると、相手にちょっと合わないなと感じたらすぐ次にいってみよう、と考えを切り替えるタイプの女性もいるのかもしれません。

プロフィールからわからない「人となり」はどうやって知る?

B:僕の場合は、最終的に僕から別れを告げました。付き合った期間は1月半でした。理由は、彼女が感情的になりやすい性格だったこと。付き合ってから1週間後くらいでしょうか。僕が友達と会う予定がたくさん入っていて、なかなか会えなかったんですね。会えなくてごめん、と謝ったとき、最初は平気だと言っていたのですが、後から電話したら泣いているんですよ。「私が一番じゃないと嫌だ」みたいに言われて。その後も「誰か他の女性と遊んでいるんじゃないの?」と疑われたり、「嫌なら別れてもいいよ」と言われたり……。最初は慣れればいいのかなと思って我慢していたんですけど、次第に仕事が忙しくなるにつれて口論になることも増えていって。そういう日が何日か続いてこれはもうダメだと思って、電話で別れを切り出しました。

田山:本当は連絡をマメにとりたいタイプだったのでしょうね。

B:そうでしたね。毎日でもとりたいようでした。でも、僕はそうじゃなかったんです。

田山:どのようにコミュニケーションをとれば相手に心地よく感じてもらえるかということを知るのは、マッチングサービスに限らずどんな恋愛においても大切ですよね。たとえば、朝・昼・晩、他愛もないやりとりをしたい。その日感じたことを聞いてほしいとか。ただ生存確認がしたいというだけの方もいますよね。そういった、コミュニケーション面での欲求を事前に引き出してあげるのも、早めに信頼関係を築くうえで必要なこと。マッチングサービスでは、マッチング直後からメッセージのやり取りがスタートしますが、それも恋愛の数ある“きっかけ”の一つでしかありません。なので、他の恋愛の場合と同じく気をつけたいところですね。

B:最初に、どれくらいの頻度で連絡を取り合いたいかを聞かれたんです。僕がそれほど連絡しなくてもいいよと返答したら、合わせると言ってくれたのですが、実際は毎日でも連絡をとりたいようでした。

田山:なるほど…。お相手との間に安心できる、信頼できるつながりがあればまた違ったのもしれませんね……ちなみに、Facebookではつながりましたか?

B:いえ……いったんFacebookの話になり、僕はアカウントを教えてもいいと思ったのですが、相手は否定的なところがありました。

少しずつリアルとつなげて信頼してもらう

──マッチング後、デートやお付き合いを通して信頼関係を築くためには、どうしたらいいのでしょうか。

田山:たとえば、自分が通っているジムやお気に入りのカフェなど、場所も含めて教えてあげると自分の好きな空間を伝えられるし、彼女もそこを気に入って通いだすようになれば、空間・時間・友人を自然な流れで共有できるんですよね。

──なるほど、日常的に使っているところを共有するわけですね。

田山:2015年にペアーズが会員のみなさまを対象に実施したアンケート調査において、「はじめて会う異性に聞きたいことは?」という質問をしました。女性からの回答は「彼の仕事」「趣味」「食の好み」が上位に入り、反対に「聞きたくない・聞かれたくないこと」に関する質問の回答を見ると、「過去の恋愛話」がダントツで1位になっています。

──おふたりは恋愛話、聞いちゃいました?

A:聞いちゃいましたよー(泣)

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田山:お互いへの理解をベースに信頼関係を築いていくには、ペアーズ上でのプロフィール情報にあたるものも含めて、少しずつ実際に相手に見せていくことが大事ですね。例えば、プロフィール画像の場合、実際に会う前はどんなにメッセージ重ねても、画像と本人とのギャップはわかりませんよね。もしかして、撮影後に髪型を変えてイメージチェンジをしていたり、画像を加工して顔色を良く見せていたりするかもしれません。でも、デートで本人と会ってみたら、それが予想通りでもそうでなくても、自分の目で確かめるとどこかホッと安心する。そんな風に、お互いのさまざまな面を少しずつ共有して、その過程を楽しんでいけると良いのかもしれません。

少しでもゴールに近づけるようにするには

──では最後に「ペアーズ」を使う上で、気をつけたほうがいいポイントってありますか。

田山:プロフィール内容やコミュニティ選択に関してですが、ありのままの自分を表現することがポイントですね。「できるだけ多くのいいね!を集めよう」というスタンスではなく、素の部分を出していくほうが結果的に理想の相手とのマッチングにつながるような気がします。ある女性の例で、病院勤務の容姿端麗な方なのですが、外見の雰囲気や職業のイメージとは少しギャップがある「筋トレ」と「EDM」が趣味だったんです。ペアーズに登録したばかりの頃、彼女はそれをプロフィールやコミュニティに登録していなくって。その結果、なかなか気の合う男性とマッチングできなかったんですね。その後、「自然な自分を伝えていこう」という気持ちに切り替えて情報を追加登録しところ、共通の趣味を持つ男性とマッチング。交際を開始してから1年後には入籍をしたそうです。

全員:へえーー!

田山:職業もまったく別の業界だし、性格のタイプも違ったそうなのですが、スポーツジムや音楽の話題で意気投合して、交際4ヶ月目でプロポーズをされたとのことでしたよ。ちなみに、ペアーズで先にいいね!を贈ってアプローチしたのは彼女だったそうです。おふたりは、いいね!をしてくれた女性とマッチングされたことはありますか?

A:最初はそうでした。相手からのいいね!をきっかけにメッセージを送りました。

田山:いいね!してくれた人や、足あとを残してくれた人は、自分のプロフィール・画像・コミュニティに何かしらの興味を持っているということなので、そこから辿ってアプローチしてみるのもいいですよ。実はコレ、おすすめの方法なんですよ。試してみてください。

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