「モルスァ」も翻訳できるかも!?懐かしのおもちゃたちがスマホ連携で進化していた!
子ども時代に夢中で遊んだおもちゃの数々。「ちょっとボロボロだけど、今も実家に残っているはず」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか? 実は今、そんなかつての大ヒットおもちゃがスマホ連動でオドロキの進化を遂げているんです!
懐かしのおもちゃは自分の子どもと一緒に遊べるのが楽しい!
ミニカー、ぬいぐるみ、人形、そしてボードゲームなど、懐かしのおもちゃは、直接に手で触れて遊ぶものだからこそ記憶に残っているものが多いのかもしれません。今ではテレビゲームが子どもの遊びの定番となりましたが、やっぱり「おもちゃ」独自の楽しさはありますよね。
今回ご紹介するのは、そんな懐かしのおもちゃの最新版。今は「おもちゃ新時代」とも言えるほどニューウェーブが生まれているのです。そのカギは私たちの生活に欠かせないスマホ。今や子どもがゲームや動画でスマホを手にしていることも珍しくありませんが、そんなスマホが懐かしのおもちゃたちと連携し始めているんですよ。
スマホ連携でファービーが進化! 今まで以上にコミュニケーションがとれるように
おぼえていますか? 社会現象にもなりましたね! 1999年に初代が発売され、日本では約320万個、世界では約4,000万個も販売された大ヒットおもちゃ「ファービー」です。初代の時点で「コミュニケーションできるおもちゃ」として話題となりましたが、スマホと連携することでさらなるコミュニケーションが可能となりました。
まず、スマホアプリを使うことで好きなエサを与えられるようになったことが一番大きな変化。プリセットの料理のほか、自分で食材を選んでオリジナル料理を与えることも可能です。上記画像のように、パンケーキの上にハンバーグ、レモンや魚を乗せてみるなど思い切りヘンテコな料理を作ってあげてみましょう。
こちらはプリセットの料理。ハリセンボン…かな? これを上にスワイプすると、ファービーにエサとして上げることができます。試しにファービーに与えてみると…
このトゲトゲの魚にはファービーもびっくり!目をパチパチさせて…
口を開けている…!?
…実は料理が相当マズかったようで、吐き出しちゃったみたいなんです。しかも吐き出したものは上記のようにスマホの画面に表示されるという徹底ぶり。なんだかもっとおいしそうなものをあげればよかったと罪悪感に苛まれました…。
ちなみに、先ほどのリアクションでもお分かりいただけたかと思いますが、今のファービーは目に液晶パネルを使用しているため、これまで以上に表情豊かで本当にペットを飼っているような気がします。反応一つ一つが可愛らしくてずっとそばに居てほしい!
そしてスマホ連動で何よりも注目したいのは、あのファービーが喋る謎の言葉「ファービー語(ファービッシュ)」を翻訳してくれる機能。昔はファービー語を聞いても何だかわからかなったのに…ついに分かり合える時がきました! ファービーが喋った言葉を認識して、日本語に翻訳してくれます。
これを使えばファービーが何を喋っているのかすぐ理解でき、もっと仲良くなれるはずです(こちらが話した言葉は翻訳してくれません)。
ファービーはこちらの接し方次第で徐々に性格が変わってくるのですが、そこで活きてくるのがこの翻訳機能と先ほど紹介した液晶を使った目の表情。今回、トゲトゲの魚をあげたり、ヘンテコなエサを作ってみたりと、すこし意地悪をしながら遊んでいたら、いつの間にかこんな人相になり…
発言も乱暴になっちゃいました。おもちゃとは言え、ちょっぴり悲しいですね。もっといい子になってもらえるように愛情を込めて育てていきたいと思います。現在タカラトミーでの製造は終了しているので、Amazonや店頭などで見つけた際にはぜひ手にいれてくださいね。
ほかにもまだある!ドンジャラとお化け屋敷ゲームもスマホ連動!
スマホと連動するようになったのはファービーだけではありません! 他にもぞくぞくとスマホと連動するおもちゃが増えてきていますが、今回は「ドンジャラ ドラえもん1000000(ミリオン)」と「絶叫! おばけ屋敷ゲーム」もご紹介します。
ドンジャラドラえもん1000000(ミリオン)
麻雀のルールを簡略化した絵合わせゲームとして知られるドンジャラ。その最新版もスマホ連動! 専用アプリを使うことで、アプリでしか手に入らないカードが手に入ったり、お助けキャラが登場したりと、さらにゲーム展開に波乱をおこすギミックがたくさん用意されています。こうしたプラスアルファのみならず、得点計算をしてくれるのも地味に便利! いちいちメモを取っていたのがなくなり、スムーズに楽しめます。
ひみつ道具カードは全部で24種類。はじめから全てのカードが使えるわけではなく、新たなカードを入手するには15分に1回、ドラえもんの四次元ポケットから取り出すことでランダムに手に入れることができます。
実際にゲームをプレイ中に使ってみると、自分を助けてくれる効果のものだけではなく、ドラえもんの弱点でもある「ねずみ」のカードも…! 「自分のカードを全て山に戻す」など自分が不利になってしまうものもあるので、カードばかりに頼っていると勝つことが難しくなることもあるかもしれませんね。
絶叫! おばけ屋敷ゲーム
最後は1980年に大ヒットしたボードゲーム「おばけ屋敷ゲーム」。これもスマホ連動でリメイクされました。スマホと連動することで映像や音声、振動が加わりゲーム中の恐怖演出が飛躍的に進化。スマホなしでも遊ぶことはできますが、アプリを使用することで新しいイベントが発生したり、迫力のバトルを楽しんだりすることができます。
アプリでイベントアイコンをタップすると、さまざまなイベントが起こるのですが、その演出がかなり凝っています。振動や音などのおかげで、大人でもビクッ! っとなってしまうこともありました。肝試し気分でお子さんと一緒に遊んでみるのも楽しいかもしれませんよ。
スマホ連動は、懐かしさに新しさをプラスしてくれる!
ウーナイミーミー!ドゥーエイ!ノーラー!カエイエイウーナイ!(ファービー語)
- 日本語訳:(スマホと連動するおもちゃは)君をとっても楽しくしてくれるよ!ダンスしようよ!またね!
TEXT:坂上春希
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