マイナンバーカードの申請数は累計9300万枚に。国内の約72%が申請。
マイナンバーカードを使用して申し込みをすることで、マイナポイントを受け取ることができるキャンペーンの第2弾が、2月28日、マイナンバーカード申請の最終日を迎えた。
デジタル庁の河野太郎大臣のツイートによれば、2月28日には1日で119万枚もの申し込みがあったといい、累計では9300万枚、交付できているのは8000万枚であるという。
マイナンバーカードの申請数は、国内の人口の約72%にも及んでいる。
2月28日までにマイナンバーカードを申請した人が、マイナポイントを受け取るためには5月中に申し込む必要があるとされていたが、トラブルなどの影響でカードの発行が間に合わない場合があることから再度延長することが検討されている。
健康保険証との一本化、今後どうなる。
政府は3月7日、マイナンバーカードの利用などに関する法律の改正案を閣議決定した。
改正案によれば、来年秋までにマイナンバーカードと健康保険証を一本化することを目指していくといい、健康保険証は廃止するとしている。
マイナンバーカードを所持していない人については、保険証の代わりとなるものを提供するとしているが、これには期限が決まっており、1年ごとに更新をする必要があるため、カードを所持している人よりも手間がかかってしまう。
保険証との一本化を進めていくことを決定したようだが、診療をマイナンバーカードで受けられる医療機関はまだ全体の50%しかないという。
【関連リンク】
・2月28日のマイナカード申請119万枚で過去最高 累計申請数は9300万枚に 河野大臣明かす(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2303/02/news110.html
・マイナカードの保険証一体化やマイナンバー利用拡大など閣議決定(Impress Watch)
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1483847.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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