3月13日からはマスクを着けるかどうかが個人の判断に。引き続き着用推奨の場面も。
新型コロナウイルス感染症予防の対策として求められてきた「マスク着用」が、3月13日からは個人の判断に委ねられることとなった。
これまで、屋外では原則マスク着用は不要、屋内では一部の場合を除いて原則着用が求められていた。
今後、マスク着用については個人の判断に委ねられることになるが、政府はそれぞれの判断を尊重し、強いることがないよう呼びかけている。
ただし、医療機関を受診する際や、混雑している公共交通機関を利用する際には着用が推奨されている。
高齢者や妊婦、基礎疾患がある人など、重症化リスクの高い人たちを守るためにも、状況や場所に合った判断をしたいものだ。
学校におけるマスク事情は?
文部科学省は17日、衛生管理マニュアルを改定し、4月1日からは学校でのマスク着用を求めないこととした。
マスク着用を不要とした上で、学校や教職員にはマスクの着脱を強制することがないように配慮することやマスクによる差別・偏見が生じないよう指導することを求めている。
また、これまで給食の際に求められていた「黙食」についてはしなくてよいとされたが、大きな声で話しながらの食事は今後も控えることを推奨しているようだ。
【関連リンク】
・マスクの着用について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html
・4月からの学校“マスク着用求めず” 文科省がマニュアルを通知(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230317/k10014011151000.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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