最新「GPT-4」が発表。数ヶ月後にはMicrosoft 365とかけ合わせた新機能が利用可能に。
OpenAIは、3月14日(米国時間)、新たな大規模言語モデルとなる「GPT-4」を発表した。
司法試験の模擬試験を解答させた結果、GPT-3.5では受験者の下位10%程度のスコアだったのに対して、「GPT-4」では受験者の上位10%ほどのスコアになったといい、専門的な領域においては人間とほぼ同等の実力を発揮することができるという。
そんな「GPT-4」はChatGPT Plusで、月額2400円を支払うことで利用できる。
発表時点では、正式にリリースされる前の段階だが、ユーモアのある画像を見せてそれについて解説したり、グラフを見せて数値を読みとるなども可能のようだ。
「Microsoft 365」と「GPT-4」を足した新機能
Microsoftは、3月16日(米国時間)、Officeアプリ「Microsoft 365」と「GPT-4」をかけ合わせた新機能を提供することを発表した。
この新機能は、「Microsoft 365 Copilot」といい、ChatGPTのようなチャットでの指示に加えて、「Word」や「Excel」などにおける作業をサポートするものになっているという。
同機能は、今後数ヶ月で、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams、Viva、Power Platformなどに導入する予定だとしている。
また、価格やライセンスなど詳細については後日改めて発表するという。
【関連リンク】
・「GPT-4」発表 日本語でもChatGPT英語版より高性能、司法試験で上位10%、「この画像何が面白いの?」にも回答(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2303/15/news092.html
・ワードやエクセルと「GPT-4」が合体 「Microsoft 365 Copilot」発表 日本のDXも爆速化?(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2303/17/news097.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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