話題の「ChatGPT」で、他のユーザーの履歴が見れてしまう不具合が発生。
「ChatGPT」において、自分のものだけでなく、他のユーザーのチャット履歴タイトルが閲覧できてしまう不具合が起きていたと話題になり、3月20日、OpenAIは同サービスを一時的に停止していた。
その後、同日夜にはサービスが再開され、3月22日にはサム・アルトマンCEOより不具合修正の完了が発表された。
この修正によって、チャット履歴のうち、3月20日17時〜3月21日2時(日本時間)のものは閲覧できなくなるようだ。
今回の不具合で見れるようになっていたのは、タイトルだけであり、チャット履歴の中身は見れないようになっていたという。
今回の不具合の原因は?
なぜこのような不具合が起きたのか、同社はオープンソースソフトウェアによるものだと発表しているようだが、未だ調査は続けられているという。
OpenAIは、同サービス内において利用者の履歴から入力内容を選んで削除することはできないとしており、「ChatGPT」のチャットで個人情報を共有しないよう求めている。
最近、AIを取り入れたさまざまなサービスが提供されているものの、テスト段階にあるものも多く、安心して使用できるサービスとは限らないため、利用する際には個々が十分に注意をする必要があるだろう。
【関連リンク】
・「ChatGPT」に他人の会話履歴のタイトルが表示されるバグ--サービスは復旧済み(CNET Japan)
https://japan.cnet.com/article/35201548/
・ChatGPTで他人の履歴が表示されるバグが発生(タイトルだけだけど)(GIZMODO)
https://www.gizmodo.jp/2023/03/history-leak-bug-in-chatgpt.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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