一部のiPhone15シリーズが異常な熱さに。チタン採用が原因か。
2023年9月、iPhone15シリーズが発売されたが、すでに手にした人からはiPhone 15 ProやiPhone 15 Pro Maxが異常なほど熱くなるという声が多くあがっていた。
熱くなるタイミングは、長時間の使用をした時、充電をしている時、負荷の大きいゲームなどをしている時が多かったといい、端末の温度は45度にまで上がったという。
アナリストであるMing-Chi Kuo氏は、iPhone軽量化のためにチタン製を採用するにあたって、設計に妥協が生まれてしまったことが、この現象の原因であると述べている、
iPhone15シリーズでは、他にも、チタンを採用したiPhone15は従来のシリーズと比較して、背面が割れやすくなっていることが話題になっている。
なかには、iPhone 15 Pro Maxの背面を親指で割った人も現れた。
従来の端末よりも弱くなった印象を受け、修理に出す機会が増えることを懸念する人も少なくないはずだが、AppleがiPhone 15シリーズの修理費用を従来のシリーズよりも安く設定していることを覚えておくと良いだろう。
発熱問題に終止符なるか。
45度にもなる端末の発熱によって、使いたいように使えなくて不便を感じている人もいた。
そんななか、Appleは10月4日(米国時間)、新たなiOSである「17.0.3」を公開し、このiOSではiPhoneが異常な温度になる問題が改善されているという。
その他に、セキュリティに関するアップデートも含まれているため、早めにアップデートを済ませておくと安心だ。
【関連リンク】
・「iPhone 15 Proの異常な発熱」はA17 Proではなく「設計上の妥協が原因」との指摘(Gigazine)
https://gigazine.net/news/20230927-iphone-15-pro-overheating-design-compromises/
・iPhoneが過熱する問題を解決した「iOS 17.0.3」が公開、ゼロデイ脆弱性も修正(窓の杜)
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1536801.html
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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