情報処理推進機構がゴールデンウィークに向けたセキュリティ対策を紹介。
セキュリティ通信

2022.05.02 情報処理推進機構がゴールデンウィークに向けたセキュリティ対策を紹介。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、4月20日、ゴールデンウィークのセキュリティ対策について注意喚起をした。

企業等では、ゴールデンウィーク中、出かけるために長期休暇を取得する人も多いことから、サイバー攻撃を受けた時に迅速な対応ができず、情報流出などの被害が大きくなってしまうといったことが考えられる。

また、長期休暇の間にメールのチェックをする事が減る場合にはメールが溜まることから、「Emotet」に警戒し、怪しいメール内のファイルは開かないよう呼びかけている。

IPAは、ゴールデンウィーク以外もセキュリティ対策をしてほしいと述べており、セキュリティソフトの活用、パスワードを最低10文字のものを設定する、などの日常的におこなうべき対策を紹介している。

サイバー攻撃などの被害に遭わないためにも日常的に対策をおこなうことが重要だ。

企業だけでなく個人も長期休暇に向けた対策を。

IPAは、企業などの管理者、企業などの利用者、個人の利用者の3つに分類し、「長期休暇を迎える前」、「長期休暇中」、「長期休暇後」ごとに対策を紹介している。

例えば、企業などの管理者の対策として、長期休暇をとる前には「緊急時の連絡先に変更がないかの確認をする」「使わないサーバーの電源を落とす」などといった対策をすることが有効であるようだ。

個人に向けては、トラブルを避けるためSNSなどに投稿する内容には十分注意し、怪しいと感じたメール等にあるファイルやURLには適切な対応をとる、といった内容が紹介されている。

ゴールデンウィーク中に被害に遭わないためにも、長期休暇を迎える前にIPAが紹介する対策を確認してみるとよいだろう。

【関連リンク】

ゴールデンウィークにおける情報セキュリティに関する注意喚起(IPA)
https://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20220420.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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