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2016.11.24 これからの旅行は、“シェア”活用でお得に安くがトレンド!?

帰省や旅行は定番コースになりがちで、面白みがない。せっかくお金を使うなら、ちょっとお得で、目的地に着くまでにもプラスαの楽しみがあったら良いよね。そんな+αの楽しみの1つに、旅行の世界でもどうやら、“シェアリングエコノミー”が増えて来ているようです。

モノを買わずに共有しあう経済活動“シェアリングエコノミー”。今では、空間や交通手段・ものなどにとどまらず、人、時間、スキル、金銭など、さまざまな分野で世界中へと広がりをみせています。国内でも「日本シェアリングエコノミー協会」が発足するなど、その動きは活発化しており、これからは目が離せなくなりそう。今回は、できるだけお金をかけずに旅行する方法について、具体的な事例を含めご紹介しましょう。

移動はライドシェアサービスを利用

まずは、旅行にでかける際に気になるのが交通費。節約するための手法としては、バックパッカーなどがよく利用しているヒッチハイクなどがありますが、いつ車が見つかるかも分からないですし、安全性の面でもやや不安に思う方もいるのではないでしょうか。

そこでオススメなのが、「notteco」などに代表される長距離ライドシェア(相乗り)サービスです。移動にかかるガソリン代、高速代などの実費を、同乗者全員で割り勘にするため、格安で移動することができます。従来のレンタカーなどと比較し、使った分だけの支払いとなるためコストパフォーマンスも抜群です。2008年のサービス開始から、現在までに20,000人以上が会員になっています。登録の際には、本人確認書類の提出、携帯認証やレビュー機能など徹底して安全面にも配慮しているので、安心してサービスを受けることができますね。

また、海外旅行などでは、世界的にサービスを展開している「Uber」などのライドシェアリングサービスを利用してみてはいかがでしょうか。「Uber」なら、乗車料金もアプリからクレジットカード決済でき、手軽にキャッシュレスで支払いできます。現在、日本でも東京の一部地域でサービスが利用可能です。

どちらのサービスも乗るだけでなく自分がドライバー登録することも可能。「Uber」では、移動しながらお金を稼ぐこともできるかもしれません。

Notteco
Uber

宿泊は、さまざまなスタイルが見つかる「民泊」にチャレンジ!

宿泊費を節約するには、最近よく耳にすることが多い「民泊」が便利です。この民泊をだれにでも手軽に提供することを可能にしたのが「Airbnb」というホームシェアリングサービスです。

アプリから、好みのお部屋を選ぶだけで、191以上の国々で現地の人から、ユニークな住空間を気軽にレンタルすることができます。宿泊費も現地のホテルなどに比べてとてもリーズナブル。さらに、宿泊先を自由に選べることで、その国ならではのディープな雰囲気と現地の空気感を肌で感じることができ、旅行気分もさらに高まります。また、友だちの紹介制度でお得なクーポンを得ることができるのも嬉しいポイントですね。

Airbnb

目的地のお楽しみは、口コミサイトを最大限に利用して

 

初めての海外旅行などを楽しむためには、情報満載のガイドブックも欠かすことができません。以前は書籍などをあらかじめ購入しておく必要がありましたが、現在はWeb上に無料で見られるガイドサイトがあふれています。日本最大級の旅行クチコミサイト「フォートラベル」や、海外に旅慣れている観光客の口コミが豊富な「トリップアドバイザー」は、特に有名ですね。

筆者も海外旅行の際には、必ず口コミサイトでの宿泊地の情報や観光情報、グルメ情報、ショッピング情報のチェックは欠かしません。また、気候などのリアルタイム情報も知ることができますので、現地で必要な衣服を用意するのに便利ですね。なお、海外の危険情報については、外務省の海外安全ホームページ上で随時更新されていますので、必ず合わせてチェックしておきましょう。

フォートラベル
トリップアドバイザー
海外安全ホームページ

年末、年始はお休みを利用して、旅行に出掛けるといった方も多いはず。でも、お正月明けには、散財しすぎておサイフがさみしくなってしまうのも定番だったりします。最近流行しつつある「シェアリングエコノミー」を賢く使い、できるだけお金をかけずに旅行を楽しんでくださいね。

TEXT:内山秀樹
Image via. Thinkstock / Getty Images

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