ネットのギモン・お悩み

2017.03.30 同じ電波でも大違い!? BluetoothとWi-Fiの違いを人間の恋愛事情にたとえてみた

Wi-FiとBluetoothは、どちらも電波ですが、どんな特徴の違いがあるのでしょうか? インターネットを利用する時に使うWi-Fiと、キーボードやスピーカーなどをPC、スマホと接続するときなどに使うBluetooth。それぞれの特徴を人間の恋愛事情にたとえてマンガで紹介していきます。

【異性のタイプは?】Wi-Fiくんはストライクゾーンが狭い! Bluetoothくんはストライクゾーンが広い!

【異性のタイプは?】Wi-Fiくんはストライクゾーンが狭い! Bluetoothくんはストライクゾーンが広い!

Wi-Fiくんは人間にたとえるとストライクゾーンが狭め。なぜなら、Wi-Fiくんが接続するのは、スマホやPCなどとWi-Fiルーターの場合がほとんどだからです。一方で、Bluetoothくんはストライクゾーンが広め。彼は、イヤフォンやスピーカーなどさまざまな機器と、PCやスマホ、車などとペアリング(接続)することができます。

Wi-FiBluetooth
Wi-Fiは、スマホやPC、テレビなどのネットワーク接続に対応したデバイスとWi-Fiルーターを接続します。Bluetoothはキーボードや、イヤフォン、スピーカーなど、さまざまな機器とPCやスマホなどをペアリングすることができます。

【恋愛対象の年齢幅は?】Wi-Fiくんは恋愛対象の年齢幅が広く、Bluetoothくんはピンポイント

【恋愛対象の年齢幅は?】Wi-Fiくんは恋愛対象の年齢幅が広く、Bluetoothくんはピンポイント

Wi-Fiくんは恋愛対象の年齢幅が広い人。それは、彼が2.4GHz帯と5GHz帯、2つの周波数帯域に対応しているからです。反対に、Bluetoothくんは恋愛対象の年齢幅が狭い人。Bluetoothは、使用できる周波数帯域が2.4GHzと決まっているからです。

Wi-FiBluetooth
Wi-Fiは2.4GHz帯と5GHz帯のうち、どちらかの周波数帯域を使用してインターネットに接続することができます。Bluetoothを使って機器とデバイスをペアリングするときには、2.4GHzの周波数帯域のみを使用することが、世界統一規格で定められています。

【体力は?】Wi-Fiくんは、機敏に動くが体力切れが早く、Bluetoothくんはスローペースだが1日付き合ってくれる!

【体力は?】Wi-Fiくんは、機敏に動くが体力切れが早く、Bluetoothくんはスローペースだが1日付き合ってくれる!

Wi-Fiくんは、すぐに疲れて体力が切れてしまいます。恋人の要求に即座に答えてくれるのですが、その分体力の消費が激しいのです。一方Bluetoothくんは、スローペースなため、体力の消費が少なく、1日中連れ添ってくれます。しかし、マイペースなので、たまに恋人に置いていかれてしまうことも……。

Wi-FiBluetooth
Wi-Fiを使ったインターネット利用はBluetoothに比べて回線速度が速く、安定した通信で、大容量のデータ送受信が可能です。しかし、接続しているスマホやPCなどの電池消費量がBluetoothと比べると大きくなってしまいます。Bluetooth回線を使って、インターネットに接続することも可能です(Bluetoothテザリング)。ただし、Wi-Fiに比べ、回線速度が遅く、やや接続が不安定ですが、接続しているデバイスの電池消費量が少なく、長時間利用が可能なので電源確保が難しい場合の利用に向いています。

Wi-FiとBluetooth、それぞれに特徴の違いがあることがわかりました。同じ人間でも、それぞれに個性があるように、同じ電波であるWi-FiとBluetoothにもそれぞれ個性があるので、適材適所で利用されているのですね。

TEXT:PreBell編集部
イラスト:大橋裕之

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