TIPS 2018.12.11 私のスマホ、ウイルスに感染してるかも!? 確認すべきポイントとは

ネットサーフィンをしていると「スマートフォンがウイルスに感染しました」といった警告が表示されて驚いたあなた。実はその警告、偽物かもしれません。でも、安心するのはまだ早い。最近スマートフォンの動きが重かったり、いきなり本体が熱くなったり、データ通信量が増えていたりしたら要注意です。気になるスマートフォンとウイルスの関係や、その対処法は?

ほとんどが偽物の「ウイルス感染警告メッセージ」

ほとんどが偽物の「ウイルス感染警告メッセージ」

いつも通りスマホを使っていると突然出てくる、ウイルス感染警告メッセージ。でも、そのほとんどは偽物で、警告ではなく広告だと言われています。

つまり、ウイルス感染の偽メッセージを表示させることでユーザーを驚かせ、広告バナーをクリックさせたり、ウイルス対策ソフトをダウンロードさせて広告収入を得るために仕掛けられた罠なのです。

でも、本当にウイルスに感染している可能性もある⁉︎ 見分け方は?

でも、本当にウイルスに感染している可能性もある⁉︎ 見分け方は?

ほとんどが偽物だというウイルス感染警告メッセージ。しかし、そのすべてが偽物とは言い切れません。

スマートフォンに住み着いて悪さをするウイルスの多くは「不正アプリ」というかたちを取っています。これらのアプリは、スマートフォンの各機能を乗っ取り、位置情報やアルバム内の写真を盗み出す可能性を持っています。あなたのスマートフォンが怪しい動きをしていないかチェックしてみましょう。

例えば、「スマートフォンの動作が突然重くなった」、「使い方を変えていないのにデータ通信量が異常に増えた」「スマートフォンが高熱になる」といったスマートフォンの挙動の変化には注意が必要です。

これらの挙動は何かしらのデータを大量に通信したり、コンピュータの頭脳にあたる装置であるCPUを動かしたりすることで負荷をかけているときに起こりがちな現象だからです。あなたが動画編集や処理の重いゲームで遊んでいるなどしていないにも関わらず、これらの挙動が見られた場合、スマートフォンが不正アプリに乗っ取られている可能性があります。

やっぱり感染しているかも。対処法は?

自分のスマホがウイルスに感染しているかもしれないと思ったときは、次の対処法をしてみましょう。

怪しいアプリを削除する

自分のスマートフォンがウイルスに感染している可能性を感じた場合、怪しいと思われるアプリを順番に削除することが先決です。怪しいアプリを見分けるために、アプリの開発元が信頼できる会社なのかを確認したり、レビュー数やコメントの内容を確認することも重要です。開発元を検索しても会社の公式サイトが出てこなかったり、悪い噂がされているといった場合や、レビューのコメント数が少ない場合などは注意が必要でしょう。

ウイルス対策ソフトをインストールし、駆除できるかを確認する

ウイルス対策ソフトをインストールし、駆除できるかを確認する

怪しいアプリを削除するという基本的な対策を行うのと同時に、専用の対策ソフトのインストールはセキュリティ対策として有効です。Androidには、「カスペルスキー インターネットセキュリティ」や「ノートン モバイルセキュリティ」などの有名なウイルス対策ソフトが多数存在しています。

iOS向けにも「カスペルスキー セーフブラウザ」や「ノートン モバイルセキュリティ」といったセキュリティ対策ソフトはあるのですが、後述する通り、ウイルスそのものを検知したりする機能は備わっていません。もちろん、ウイルス以外のセキュリティ対策機能は備わっているため、導入する意味は十分あります。

ウイルス対策ソフトをインストールし、駆除できるかを確認する

これまでの対策を行ってもスマートフォンの挙動が安定しない場合、最後の手段として工場出荷状態に戻す初期化を試しましょう。もしこれで何も変わらなければ、おそらくは勘違いの可能性も。初期化を実施すれば当然データは消えてしまいます。もし勘違いだったときのために、初期化する前にはバックアップを取っておくようにしましょう。

ただし、初期化によって挙動が安定するようになった場合、ウイルスが原因であった可能性があります。その場合、バックアップを復元するとウイルスが復活してしまうかもしれません。バックアップを復元するかどうかは、初期化した際の結果に応じて判断してください。

iPhoneバックアップの記事はこちら

Androidバックアップの記事はこちら

AndroidとiOS、OSによる対策の違いは?

AndroidとiOS、OSによる対策の違いは?

スマートフォンのウイルスへの対策は、iOSとAndroidというOSの種類によって少し変わってきます。Androidの場合、前述したウイルス対策ソフトがあるため、ダウンロードすることで有効な対策が可能です。

iOSの場合、実はウイルスを検知するといった機能を備えたウイルス対策ソフトは存在しません。これは、iOSがセキュリティに強い設計をしているとうたっていて、ウイルスに対処するアプリの販売を認めていないことが理由です。とはいえ、もちろんiOSにもセキュリティアプリはあります。これらのアプリはウイルスに対処するのではなく、フィッシング対策やトラッキング対策といった機能を備えているのです。

フィッシングとは、金融機関やクレジットカード会社になりすましたメールやサイトから、クレジットカード番号やパスワードといった個人情報を盗み取る詐欺のこと。トラッキングとは、ユーザーのWeb上での閲覧履歴などを追跡する仕組みのことです。

こうした仕組みに対する機能はセキュリティ対策として有効であり、ダウンロードしておくに越したことはないでしょう。

ウイルスに感染しないために…

最後に、ウイルスに感染しないために気をつけておきたいチェックポイントを用意しました。

  • 怪しいアプリはインストールしない
  • 怪しいサイトにはできるだけアクセスしない
  • 最新のウイルス対策アプリをインストールする

Androidでウイルスが心配な場合、信頼できるウイルス対策アプリのインストールを予防線としながら、無料で音楽が聴けるなどのうたい文句が並んだ怪しいアプリやサイトに気をつけ、安心のスマートフォン利用を心がけましょう。

PHOTO:Getty Images
TEXT:PreBell編集部

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