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飛行機でWi-Fiを使う方法。航空会社別・料金まとめ

出張や旅行で飛行機に乗る際にどうしても気になるのが、携帯が圏外になってしまうこと。どうしてもインターネットに接続してメールを送りたい、暇つぶしにSNSを見たい。そんな場合に役立つのが機内Wi-Fiです。ここでは航空会社ごとに用意されている機内Wi-Fi接続サービスをご紹介します。

飛行機でWi-Fiは使えるの?

飛行機でWi-Fiは使えるの?

ちょっと前までは飛行機での通信はご法度でしたが、2019年4月時点は飛行機でWi-Fiを使うことができるようになっています。いくつか通信方式はありますが、一般的なものは衛星を介して飛行機と地上の電波をつなげるという方法によってフライト中の飛行機内でインターネットが利用できるようになりました。

つまり、航空会社が提供しているWi-Fi接続サービスは航空機向けの特殊なサービスです。空港でレンタルしたポケットWi-Fiなどを飛行機内で使うことは禁止されているのでご注意ください。

飛行機内でWi-Fiが使える航空会社

飛行機内でWi-Fiが使える航空会社

飛行機内でWi-Fi接続サービスを提供している航空会社を紹介します。無料で使えるのか、それとも有料か。どんなサービスが提供されているのかをチェックしてみてください。

ANA国内線

ANA国内線では「ANA WiFi Service」を利用することで、フライト中もインターネット接続できるようになります。

料金:無料
(2019年4月15日時点)

離陸の約5分後から着陸の約5分前まで利用可能。

ANA国際線

ANAの国際線では基本有料でインターネット接続サービスを利用できます。搭乗機種によって料金などの諸条件が異なります。搭乗機種はオンライン予約画面から確認できます。

料金:有料(USドル)

※ファーストクラス搭乗の場合は客室乗務員から無料Wi-Fiスクラッチカードを受け取れるので、無料で利用可能。
※離陸の約10分後から着陸の約10分前まで利用可能。

【搭乗機種:B777-300ER/B767-300ER】

30分プラン/15MB上限:$4.95(554円)
1時間プラン/30MB上限:$8.95(1002円)
フルフライトプラン/100MB上限:$19.95(2233円)
※制限データ容量を超えた場合は接続終了。
※1ドル=112円
(2019年4月15日時点)

【搭乗機種:B787/A320neo】

30分プラン:$ 6.95(778円)
3時間プラン:$ 16.95(1898円)
フルフライトプラン(最大24時間):$ 21.95(2457円)
※データ容量の制限はなし。
※1ドル=112円
(2019年4月15日時点)

JAL国内線

Wi-Fi対象便は無料で機内Wi-Fiサービスを利用することができます。

料金:無料
(2019年4月15日時点)

JAL国際線

機内Wi-Fiサービス対象便は、有料でWi-Fi利用が可能です。

料金:有料(USドル)

1時間プラン:$10.15(1136円)
3時間プラン:$14.40(1612円)
フライトプラン(24時間):$18.80(2105円)
※データ容量の制限はなし。
※1ドル=112円
(2019年4月15日時点)

エアアジア

機内Wi-Fi「ROKKI」を利用して有料でWi-Fi利用が可能です。

料金:有料(マレーシア・リンギット)

Chats Plan(5MB):9リンギット(244円)
※WhatsApp、WeChat、LINE、KakaoTalk、Viber限定
Internet Plan(15MB):18リンギット(489円)
Internet Plan(50MB):48リンギット(1306円)
※1リンギット=27円
(2019年4月15日時点)

Wi-Fiが使える飛行機の機種かを確認

Wi-Fiが使える飛行機の機種かを確認

各航空会社が機内でWi-Fi接続サービスを提供していることを紹介しました。しかし、すべてのフライトがWi-Fiに対応しているわけではありません。

Wi-Fiに対応している搭乗機種かどうかは、オンライン予約時に確認することができます。Wi-Fi対応の搭乗機種は、予告なしに変更となる場合があるので、下記の対応機種はあくまで参考に留め、予約時にご自身で確認するようにしましょう。

Wi-Fi対応のANA国内線

対応している搭乗機種は以下の通りです。

全機種で利用可能:A321(321)、B787-9(789)、B787-8(78P)、B777-300(773)
一部機種を除き利用可能:B777-200(772)、B767-300(76P)、B737-800(738/73H)
(2019年4月時点)

Wi-Fi対応のANA国際線

対応している搭乗機種は以下の通りです。

B777-300ER およびB767-300ER(202席仕様)で運航する全ての便
※B767-300ERのうち、214席仕様で運航する便はサービス対象外。

B787-10、B787-9、A320neo、およびB787-8(240席仕様)で運航する一部の便
※B787-8(240席仕様機)については接続機器を装着している一部の機材による運航便のみ。
(2019年4月時点)

Wi-Fi対応のJAL国内線

予約時に搭乗予定の便がWi-Fiに対応しているかどうかを確認する必要があります。

Wi-Fi対応のJAL国際線

予約時に搭乗予定の便がWi-Fiに対応しているかどうかを確認する必要があります。

Wi-Fi対応のエアアジア

AK便、Z2便、QZ便の一部で利用可能
(2018年12月時点)

航空会社ごとのWi-Fi利用方法

航空会社ごとのWi-Fi利用方法

ANA国内線

スマートフォンの場合は、搭乗までにANA公式モバイルアプリ「ANA」をダウンロードしておき、機内WiFiに接続してアプリを起動します。

PCの場合は、「Wi-Fi(無線LAN)」をオンにし、ワイヤレスネットワークSSID「ANA-WiFi-Service」を選択し、接続。ブラウザを開くと自動的にANA Wi-Fiサービスポータルサイトが表示されます。

ANA国際線

機内Wi-Fiに接続してブラウザを開くと接続画面が表示されます。料金プランを選び、アカウントを作成または既存アカウントでログインし支払い情報を入力すれば完了です。

JAL国内線

機内Wi-Fi「gogoinflight」に接続してブラウザを開くと接続画面が表示されます。ポータルサイトより「インターネット」を選択して手続きを行います。

JAL国際線

機内Wi-Fi「Japan Airlines」に接続してブラウザを開くと接続画面が表示されます。支払い方法を入力し、利用プランを選択して手続きを完了します。

エアアジア

機内Wi-Fi「ROKKI」に接続してブラウザを開くと接続画面が表示されるので、インターネット接続のためのROKKI有料プランを購入します。

飛行機内でWi-Fiを使ってできること

飛行機内でWi-Fiを使ってできること

各航空会社はインターネット接続以外にも機内Wi-Fi用のエンターテインメントサービスを用意しています。

ANA国内線

リアルタイムでテレビ番組を無料視聴できる「ANA SKY LIVE TV」ほか、人気ドラマ、バラエティ、アニメなどの映像やオーディオプログラム、e-booksなど充実した機内Wi-Fiエンターテイメントが用意されています。またショッピングサイト「ANA STORE@SKY」も利用できます。

JAL国内線

衛星を介してTV番組を視聴できる「ライブTV」ほか、多彩なジャンル充実の70チャンネルのビデオプログラムや、機内だけで閲覧できるantennaとのコラボコンテンツが用意されています。

エアアジア

映画、ドラマ、キッズアニメ等の動画コンテンツ、音楽コンテンツ、トラベルガイドなどの読み物コンテンツが用意されています。

まとめ

以上、各航空会社が展開している機内Wi-Fi接続サービスについてご紹介しました。現状、全ての機種でWi-Fiが利用できるようにはなっていません。また、Wi-Fiを利用できる搭乗機種は変更される場合があるので、毎回、予約時に搭乗する便がWi-Fiに対応しているかどうかを確認するようにしましょう。

PHOTO:Getty Images
TEXT:PreBell編集部

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