話題のPCゲームが勢揃いのSteam!使用方法とPS4コントローラー設定方法を解説
SteamはPCゲームの配信プラットフォームです。
扱っているゲームは「Fall Guys」や「DeadbyDaylight」などと話題になった作品が多く、現在注目されています。
注目されているSteamが気になるけど敷居が高そう、英語ばかりで難しそうと考えられる方がいるかもしれません。
この記事ではSteamの使用方法と、PS4コントローラーをSteamで使うための設定方法を中心に紹介していきます。
POINT
- Steamの使い方が分かる
- SteamではPCゲームを安く購入できる可能性がある
- PS4コントローラーでSteamのゲームを楽しめる
そもそもSteamとは、どのようなサービスなのでしょうか。
SteamはアメリカのValveCorporationが運営するPCゲームやPCソフトのゲーム配信プラットフォームです。
カプコンやSNK、SEGAやスクウェアエニックスなどのメジャーなゲームメーカーからゲームが販売されていますが、開発者が個人または少人数チーム、小規模企業のインディーゲームもあったりと様々なゲームを販売しています。
Steamを使って遊ぶ方法
次にSteamを使って遊ぶ方法について紹介します。下記手順の操作を行うことによって遊ぶことができます。
1.Steamクライアントをダウンロード
最初はSteamの公式ホームページから「Steamクライアント」をインストールする必要があります。
Setupアプリケーションファイルがダウンロードされたのを確認した時、これをクリックして展開し、セットアップしていきます。
2.Steamのセットアップ
ダウンロードしたSetupアプリケーションをクリックし、セットアップ作業を行います。
セットアップ作業中に言語を選択する部分があるので、この時に主に利用する言語を選択しておきましょう。
言語を選択後、パソコン(略称:PC)内のどのフォルダにインストールするかを選択して「インストール」を行います。
インストールが完了したことが表示されたら「完了」をクリックします。これでSteamのインストールは完了です。
3.Steamアカウントの作成
次にSteamを起動してアカウントを作成しましょう。
起動時にSteamアカウントの入力が求められるので、初めて遊ぶ場合は「新しいアカウントを作成する」を選びます。
アカウント作成に必要なメールアドレス、居住国を入力・指定し、利用規約を読んでチェックを入れておきます。
「続行」ボタンを押すと、入力したメールアドレスにメールが届きます。
メールに届いたURLをクリックし、アカウント作成に必要なSteamアカウント名とパスワードの設定を行います。
※既に使われたアカウント名は使えず、パスワードは8文字を満たしていなければ設定できないので注意しましょう。
Steamアカウント名とパスワードを入力して「サインアップを完了」を押すとアカウント登録は完了です。
その後は「続行」を押し、Steamにログインできればアカウント作成は終了です。
Steamアカウントの用途
Steamアカウントには、Steamで遊ぶ以外にも以下の用途があります。
・Steamでのゲーム購入情報を記録
・使っていたPCでトラブルがあった時、アカウント経由で別のPCにゲームをインストールし直せる
・一部ゲームでSteamサーバー上にプレイデータのバックアップを置くことができる
・ユーザー同士でつながるコミュニティ機能、ゲームの評価コメントを書く時に使う名前
アカウント経由で別のPCにゲームをインストールし直せるのは、他のPCでもゲームがしたいと感じた時にありがたく感じる部分といえるでしょう。
4.PCゲームを購入
最後にPCゲームを購入します。
画面右上に「ストアを検索する」で購入したいゲームソフトの名称で検索を行います。
購入したいゲームソフトのページが表示されたら「カートに入れる」を選択し、ショッピングカートのページに移動します。
移動した後に「自分用に購入」か「ギフトとして購入」を選択してくださいと指示がありますが、自分が遊ぶゲームなら「自分用に購入」、友達に送りたいゲームなら「ギフトとして購入」を選びましょう。
PCゲームの購入に成功したら後は遊ぶだけです。
Steamの決済方法
Steamで有料ソフトを購入する時に使う決済方法は下記の種類があります。
●クレジットカード
・ビザ
・MasterCard
・アメリカン・エキスプレス
・JCB
●オンライン決済サービス
・PayPal
・ペイジー
●電子マネー
・WebMoney
・Steamプリペイドカード
・BitCash
・NET CASH
・nanacoギフト
●その他
・コンビニ払い
・銀行振り込み(日本)
決済手段が多く、日本国内での支払いに困ることはないでしょう。
Steamでは週替わりセールの「WeekLongDeal」や週半ばセールの「MidweekMadness」、週末セールの「WeekendDeal」などの割引タイミングが頻繁にあります。
また、セールに限らずイベントもあり、それぞれ時期によって開催されています。
開催するセールやイベントは、下記が確認されております。
●旧正月(春節)セール:1月下旬~2月中旬に開催。期間は1週間ほど。
●スプリングセール:3月下旬に開催。期間は1週間ほど。
●ゴールデンウィークセール:4月下旬に開催。期間は1週間ほど。
●春の大掃除イベント:5月下旬に開催。期間は1週間ほど。
●サマーセール:6月中旬または下旬に開催。期間は2週間ほど。
●ハロウィンセール:10月下旬に開催。期間は1週間ほど。
●オータムセール:11月下旬に開催。期間は1週間ほど。
●ウィンターセール:12月中旬または下旬に開催。期間は2週間ほど。
欲しいゲームをお得に買いたい人は、セールが行われるタイミングを狙って購入すると良いでしょう。
Steamのインストールとアカウント作成、PCゲーム購入でゲームプレイできます。
ですが、自身が使っているPCの性能が推奨動作環境を満たしているかが心配になります。
ここからはSteamの推奨動作環境について紹介しますが、ゲームの種類によっては、ここで記載したスペックでは快適にプレイできない場合があります。
快適にゲームプレイしたい場合は、さらに良い性能のPCを用意することをおすすめいたします。
推奨されるPCのOS
OSはオペレーション・システムの略称で、PCやスマートフォンを動かす際に基本となるソフトウェアを指します。
世界で使用されているPCのOSのほとんどは、マイクロソフト社が出しているWindowsと、アップル社が出しているMacOSです。
Steamの推奨動作環境はWindowsXP以上、またはMacOSX以上とされています。
推奨されるメモリ
メモリとはPCを動作させるために書き込めるデータ容量で、メモリ容量が少なければ動作が不安定になってしまいます。
Steamの推奨動作環境は「512MB以上」とされていますが、ゲームをプレイするためには最低でも3GB以上は必要です。
また、容量が大きいゲームを楽しむのであれば8GB以上、どんなゲームでも快適に楽しみたい場合は16GBまたは32GBは欲しくなります。
適切なメモリ容量は、プレイするゲームによって異なります。FPSやレーシングゲームなど、3Dグラフィックが多用されるゲームをプレイしたい場合は、できるだけメモリ容量を多いものを選択しましょう。
推奨されるCPU
CPUはPCの処理速度で、数値が高ければ高いほど性能が良いと考えていただけると分かりやすいです。
Steamが推奨動作環境のCPUスペックは「1GHz以上」とされていますが、実際は1GHzで動作するゲームはほとんどありません。
Steamでゲームをプレイするためには、最低でも2.5GHz以上のCPUを選択するようにしましょう。
また、有名なゲームタイトルの場合、推奨されるCPUが紹介されている場合もあるため、自分のプレイしたいゲームがどの程度のスペックのCPUを要求しているか調べてみるのもいいでしょう。
グラフィックボードの有無
PCゲームをする際に画像がカクついたりすることはないでしょうか。
この現象はグラフィックボード非搭載のPCを使っていることが原因の可能性があります。
グラフィックボードはCPUにも搭載されており、動画再生程度なら問題ありませんが、高度な画像処理をしているSteamのゲームを楽しむ場合はグラフィックボードも重要になります。
快適に楽しみたい場合はグラフィックボード搭載のPCを使用するか、使用しているPCにグラフィックボードを取り付けると良いでしょう。
SteamではPCと接続設定を行うことで、PS4コントローラー(DUALSHOCK4)を使ってゲームを操作することもできます。
接続は有線と無線どちらでもでき、接続手順は下記のようになります。
※有線と無線共にWindowsPCを使用する場合の接続手順になります。
SteamでPS4コントローラーを無線で使用する方法
まずはPS4コントローラーとPCで無線接続の設定を行います。
設定にはPC側にBluetoothが必要なので、PC本体に搭載されていない場合は外付けのBluetoothを購入する必要があります。
PC本体にBluetoothが搭載されている場合は、下記の操作手順でPC側の設定を行いましょう。
1.WindowsPCで「スタートメニュー」→「設定」を開く。
2.設定を開いた後に「デバイス」をクリック。
3.デバイスを開いた後、「Bluetoothまたは他のデバイスを追加」をクリック。
4.「デバイスを追加する」画面が出てくるので、そこにある「Bluetooth」を選択する。
5.選択した瞬間にPS4コントローラーの「SHAREボタン」と「PSボタン」を同時に5秒押し続ける。
6.接続に成功したら、項目から「WirelessController」をクリックする。
7.WirelessControllerをクリック後、最後に「完了」を押せばPC側の接続設定は完了。
次にSteam上の設定を行う必要があります。下記の操作手順でSteam側の設定を行います。
1.Steamを起動させ、画面右上にあるウィンドウ最小化ボタン隣にある「BigPictureモード」をクリックします。
2.BigPictureモードを起動させ、ネジマークの「設定」から「コントローラー設定」をクリックします。
3.コントローラー設定画面から「PlayStation設定サポート」の項目があるので、クリックして有効化させます。
以上が、PS4コントローラーを無線で使用する手順です。
SteamでPS4コントローラーを有線で使用する方法
次にPS4コントローラーをSteamに接続する方法を紹介します。
必要な物はPS4とコントローラーをつなげる際に使うUSBケーブルだけで、USB端子をPCに接続します。
PCに接続した際に、自動でPCにPS4コントローラーを認識するためのドライバのインストールが始まります。
インストール完了後、Steam側で設定を行います。
無線で設定する場合と同様にSteamの「PlayStation設定サポート」を有効化させることで、Steam上でPS4コントローラーを使えます。
SteamでPS4コントローラーのキー設定の方法
PS4コントローラーをSteamで使いやすくするために、キー設定の変更をおすすめいたします。
方法は下記手順で行えます。
1.Steamの「BigPictureモード」から「設定」をクリックする。
2.設定画面から「基本設定」をクリックする。
3.「BigPicture設定」を選択する。
4.PS4コントローラーが出てくるので、そこでキー設定が行えます。
自分がプレイしやすいキー設定はゲームプレイにおいては重要なので、自分好みにカスタマイズしておきましょう。
次にSteamを使用するメリットについて紹介いたします。
Steamを使用するメリットは下記になります。
・購入してすぐプレイできる
・購入したゲームを一括管理でき、ゲームのアップデートを知らせてくれる
・通常の価格より安く購入できる場合がある
・様々な決済方法が選べる
・大手ゲームメーカーだけでなくインディーゲームもあるため、ゲームが豊富
豊富な選択肢から、気になったPCゲームをすぐ購入できるのは大きなメリットといえるでしょう。
続けてSteamを使用するデメリットは、日本語非対応のタイトルが多いことにあります。
日本の大手ゲームメーカーが開発したゲームであれば日本語対応されていたりしますが、海外メーカーやインディーゲームは対応していない場合があります。
日本語の確認は購入時に見られるので、気になるゲームが日本語対応されているかは事前に確認しておきましょう。
最後にSteamで配信されている面白いゲームを3つ紹介いたします。
DeadbyDaylight
プレイヤーはキラー1人と、キラーに捕まって殺されないように逃げ回るサバイバー4人に分かれて対戦する4対1のマルチプレイのホラーゲームです。
サバイバーは三人称視点でプレイし、キラーは一人称視点で獲物を狩りに行くゲームです。
サバイバーの目的はキラーに捕まらずにステージから脱出することで、キラーはサバイバーの脱出を邪魔し、殺害することが目的になります。
キラーとサバイバーには、それぞれに固有の成長システムがあり、プレイヤーの戦略に合わせてカスタマイズができます。
Fall Guys
1ゲーム最大60人が参加し、最後の1人になるまで競い合うオンラインのアクションゲームです。
可愛らしいキャラクターを簡単な操作で動かし、様々なステージで上位を目指し、最後に王冠を手に入れることが目的になります。
Titanfall2
一人称シューティング(略称:FPS)ゲームですが、よく見るFPSと異なり、このゲームではタイタンと呼ばれるロボットに乗って戦い、壁を伝って飛びながら銃を撃てる欲張りなゲームです。
操作は難しめですが、FPSゲームが好きな方にはハマるタイプのゲームかもしれません。
注目のPCゲームが集まるSteamの使い方とPS4コントローラーの接続方法について紹介していきました。
所有しているPCが推奨動作環境を満たしていれば、アカウントと決済方法を登録するだけで、すぐに遊べるゲーム配信プラットフォームです。
Steamを導入し、注目のPCゲームをやり始めて、楽しいゲームライフを送ってみませんか。
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:unsplash / Steam / pixabay / 写真AC
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