"至高の音質でストリーミングが楽しめる!新世代ウォークマンの特長は? "
音楽は、CDやダウンロード購入して楽しむ方法が主流でしたが、現在ではストリーミングで楽しむ人が増えつつあります。 ストリーミングのサービスは、一般的にはスマートフォンで利用されていますが、どこでも至高の音質でストリーミングサービスを楽しみたいなら「ウォークマン」が最適です。
ソニーの音響技術の結晶ともいえる新世代のウォークマンは、最高音質を楽しめる技術が惜しみなく搭載されています。ウォークマンで生の演奏と同様の音楽を体感してみましょう。
POINT
- ウォークマンならストリーミングをハイレゾ音源で楽しめる
- ソニーの音響技術によって、生の演奏を聴いているような感覚に!
- NW-ZX500シリーズには、ソニーならではの高度な技術が惜しみなく搭載
ソニーが販売しているポータブルオーディオプレーヤー「ウォークマン」は、高音質である「ハイレゾ音源」の再生に対応している点が特長です。
また、新世代のウォークマンはWi-Fiに対応しているほか、OSはAndroidが搭載されています。そのため、ネットを通じて音楽が配信される「ストリーミング」のサービスを利用できます。
ストリーミングのサービス自体はスマートフォンでも利用可能ではありますが、音にこだわりたいなら、音質が群を抜いて優れているウォークマンがおすすめです。
この記事ではウォークマンの新世代機種、NW-A100シリーズとNW-ZX500シリーズについて紹介します。
特長
NW-A100シリーズの特長を簡潔に説明するなら、ハイレゾ級の高音質が楽しめることです。NW-A100シリーズの機能、音質、価格について紹介します。
機能
OSはAndroid9.0搭載を搭載しています。Androidに対応したアプリのダウンロードが可能であるため、YouTubeやApple Music、Spotifyなどのストリーミングサービスが利用できます。
また、ストリーミングサービスのほか、CDやダウンロード購入した楽曲も楽しめます。
ストレージは16~64GBで、機種によって異なります。また、microSDカードに対応しているので、本体の容量が不足してもメモリを拡張できます。
音質
・ハイレゾ音源対応
ハイレゾ音源とは音をよりリアルに再現できる音源のことを指します。それが可能となるのは、ハイレゾ音源は音の情報量がCDの約6.5倍(192kHz/24bitの場合)であるためです。
それにより、カバーしている音域がCDと比べると幅広くなるため、生の演奏により近い状態で曲を聴くことが可能となります。
また、ハイレゾワイヤレスに対応しているため、有線とワイヤレスのどちらでもハイレゾ音源を楽しめます。
・360 Reality Audio
「360 Reality Audio」とは、ヘッドホンで音楽を聴いているときに、360度全ての方向から音が聞こえるように感じられる音響技術のことです。
通常、ポータブルオーディオプレーヤーでヘッドホンを利用すると、音楽は耳から直接聞こえてきますが、360 Reality Audioの技術を利用すると、ヘッドホンをしていながらも、まるで外側から音楽が聞こえるように感じられます。
それが可能となったのは、音源一つ一つに位置情報をつけて、球状の空間に配置するためです。それによって、演奏中の音楽を聴いているかのような体験ができます。
・S-Master HX
S-Master HXとは、高音域の再生時にノイズが除去される機能を持つフルデジタルアンプのことです。
これにより、低音域のみならず高音域の音もクリアに聞こえるため、臨場感あふれる音楽を体感できます。
・DSEE Ultimate
DSEE Ultimateとは、AI(人工知能)の技術によって、ハイレゾ相当の音質に変換される機能のことです。
曲の雰囲気をAIが感じ取り、高音域や小さな音など元の音源ではカバーしきれなかった音域をAIがリアルに近い形で再現します。
価格
NW-A100シリーズの価格は以下の通りです(価格は全て税込)。
・NW-A105(16GB):35,200円
・NW-A105/DI(16GB):37,400円
・NW-A105/PNM(16GB):39,600円
・NW-A105HN(16GB):42,900円
・NW-A106(32GB):40,700円
・NW-A107(64GB):51,700円
※NW-A105/HNのみ付属ヘッドホンあり。その他の機種は付属ヘッドホンなし。
特長
NW-ZX500シリーズはハイエンドタイプのストリーミングウォークマンで、音質が優れている点が特長です。
機能、音質についてはNW-A100シリーズと重複する点もあるため、この項目では、NW-ZX500シリーズならではの特長を中心に紹介していきます。
機能
主な機能は以下の通りです。機能についてはNW-A100シリーズとほぼ同様ですが、ストレージは64GBとなります。
・Android9.0搭載
・ストリーミングに対応
・ストレージ:64GB
・ハイレゾワイヤレス対応
・microSD対応
音質
NW-ZX500シリーズの音質で特徴的な点は「DSDネイティブ再生」「WAV再生」「バランス接続」に対応していることです。それぞれの内容について説明します。
・DSDネイティブ再生
DSDネイティブ再生とは、DSD方式で音のデータを記録し、DSDデータに基づいて音楽を再生する方法のことです。
一般的に、音のデータの記録はPCM方式で行われます。PCM方式は「音の高低」と「音の大小」の2種類を聞き取る形で音のデータを記録します。また、多くの音響機器はPCM方式に対応していることも、PCM方式が主流となっている要因といえます。
一方、DSD方式は、音の高低や大小に関わらず「一つの音」という形で記録します。
ここでポイントとなるのは、音を記録する場合に1秒を100万以上、あるいは1000万以上という非常に短い時間で区切る点です。つまり、区切る時間が非常に短くなるほど、音を正確に記録できる仕組みとなります。
ちなみに、NW-ZX500シリーズのDSDネイティブ再生は最大11.2MHz、つまり、1秒間を1120万回に区切って記録します。そのため、よりリアルな音が再現されるのです。
・WAV再生
WAVとは音声のデータを記述するフォーマットのことで、PCM方式で記録した音のデータが記録されます。
WAV再生は最大で384kHz/32bitと高スペックです。これにより、幅広い音域をカバーすることができ、臨場感のある音楽を楽しめます。
・バランス接続に対応
また、バランス接続に対応していることにより、音がより一層クリアに感じられます。
バランス接続以外の接続方法としては、アンバランス接続があります。アンバランス接続とは、一つのアンプから音声が流れる仕組みです。
その関係上、左側で聞こえるはずの音と右側で聞こえるはずの音が混じってしまう「クロストーク」が発生し、本来の音とは異なって聞こえてしまう場合があります。
その点、バランス接続ならアンプが左右で別々になっているため、左側で聞こえる音と右側で聞こえる音がくっきりと分かれ、本来の音により近い状態となるのです。
その他の音質の特長に関しては、NW-A100シリーズと同様です。
・ハイレゾ音源に対応
・360 Reality Audio
・S-Master HX
・DSEE Ultimate
価格
NW-ZX500シリーズの機種は、NW-ZX507のみとなっています。
価格は88,000円(税込)です。なお、ヘッドホンは付属していません。
インターネットの有線LANを使う際の注意点をご紹介いたします。
セキュリティ面の向上と安定した通信を得られる有線LANですが、導入に注意点があります。
ウォークマンを利用すると高音質の音楽を聴けます。そのため、ウォークマンは優れた音にこだわる多くのユーザーを魅了しています。
また、現在ではストリーミングサービスの利用が広がっていますが、新世代のウォークマンはストリーミングに対応しています。それによって、スマートフォンで音楽を聴くよりも格段に質の高い音楽を楽しめます。
ウォークマンを利用すると、単に音楽を聴いているだけでなく、ライブ会場、あるいはコンサートの会場で生の演奏を聴いているかのような感覚となります。至高の音質でストリーミングを楽しみたいなら、ウォークマンを検討してみるのもよいでしょう。
PHOTO:Unsplash/PhotoAC/Pexels
TEXT:PreBell編集部
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