noteを使って無料で情報発信!通常のブログとの違いと収益化について解説。
クリエイター向けのプラットフォームとして人気を集めている「note」。
多くの著名人が参入し、話題を呼ぶ記事も数多く投稿されています。
この記事では、noteについて、ブログとの違いからメリット・デメリットについてまで詳しく解説します。
POINT
- noteは無料で利用できるクリエイター向けの投稿サービス
- 有料記事やマガジン、サークルの運営で収益を得られる
- SNSで自分のファンを作り、noteの有料記事を購入してもらうことで収益を獲得できる
noteとは、さまざまなWebコンテンツの投稿や販売を行えるサービスです。
誰もが創作を続けられるプラットフォーム作りをモットーにnote株式会社がサービスを始めました。
投稿できるのはテキスト・音声・動画・画像・つぶやきの5つがあります。
SNSのようにクリエイターをフォローできる機能もあり、クリエイターどうしのコミュニケーションを行えます。
現在、ワードプレスのブログよりも手軽にはじめられることから、さまざまな人がnoteを利用してコンテンツを販売しています。
noteのメリットとして以下の3つを紹介します。
● 収益を得るのに時間がかからない
● 0円ではじめられる
● キーワード検索で上位に記事が掲載されやすい
収益をすぐに得られやすいのが、noteならではのメリットです。有料記事を1つ書くだけで、簡単に収益を狙えます。
ワードプレスでも有料記事を売ることはできますが、ホームぺージを構築する知識がないと難しいのでおすすめできません。
noteは会員登録が無料である点も大きなメリットです。初期費用がかからないため、費用面での参入障壁はありません。
ワードプレスの場合、独自ドメインの取得やレンタルサーバーなど費用が発生します。初期費用がかかるため、ある程度資金に余裕がないとできません。
「とりあえず記事を書いて販売してみたい」という方であれば、noteをおすすめします。
noteで書いた記事は、GoogleやYahoo!などで検索した時に上位に表示されやすいです。
検索上位に記事が表示されるためには、ホームぺージの信頼性の高さが求められます。
ワードプレスで作ったブログの場合、立ち上げたばかりの頃は信頼性が低く、検索上位に掲載されるためには時間と労力が必要です。
しかし、noteはサイト自体の信頼性が高いため、記事が上位に表示されやすく、多くの人に閲覧してもらえるようになります。
ただし、月間検索数の多いキーワードの場合、競合記事が多いため、上位記事になることは難しいです。
記事が上位に掲載されるためには、検索キーワード選定ツールを利用して検索上位が狙えるキーワードを選びましょう。
そのキーワードを意識した記事を書いて出稿することで、はじめて記事が上位に掲載されるようになります。
noteのデメリットとして以下の3つがあるので紹介します。
● カスタマイズ性が低い
● サービス自体が終わる可能性がある
● アフィリエイトで稼ぎづらい
noteはカスタマイズ性が低いです。
背景やバナーの位置、投稿一覧などのデザインを変更できません。テキストも文字の色やフォント、大きさを自由に設定できない仕様になっています。
デザインによる差別化ができないため、コンテンツの品質によって収益が左右されます。デザインにこだわりたい方はワードプレスでブログサイトを構築しましょう。
どのWebサービスでもあることですが、note自体のサービスが終わる可能性があります。
もしサービスが終了したら、これまで作ったコンテンツが消え、売上がゼロになります。
一方で、ワードプレスは独自ドメインのため、一般的なブログサービスと比べてサービスがなくなる可能性は低いです。
そのため、いつでも記事を移行できるように別のブログサイトを用意することをおすすめします。
noteでは、基本的にアフィリエイトリンクを貼り付けられません。
一般的なブログはアフィリエイトを貼り付けて広告収益を得られますが、noteは利用規約で禁止しています。
ただし、AmazonアソシエイトというAmazonの広告リンクは貼れます。
しかし、noteの利用規約の変更によって、Amazonアソシエイトも使えなくなる可能性がゼロではないので、いきなり収益が得られなくなることもあります。
収益の種類は主に4種類あります。
● 有料記事
● 有料マガジン・定期購読マガジン
● サークル
● クリエイターサポート
それぞれ特徴を詳しく解説します。
noteでは自分の記事を有料で販売できます。100円~10,000円で販売でき、クリエイター自身で自由に価格設定できます。
自身の経験を言語化すれば、すぐに販売できる点がクリエイターにとって魅力的です。
マガジンは、複数の記事を1つにまとめて販売する売り方です。
1回の購入で複数の記事を見れる有料マガジンと、毎月定期購読することで最新の有料記事を読める定期購読マガジンがあります。
サークルでは、オンラインサロンのように自分のコミュニティを作れます。ユーザーは毎月参加料金を払うことでサークルに入れます。
ユーザーから集めた参加料金が自分の手元に来ることで、収益を得られます。
自身のビジネスに興味のある人や、同じ趣味を共有できる仲間が欲しいという人をターゲットにしてサークルを作っている人が多いです。
クリエイターサポートは、いわゆる投げ銭システムのことです。コンテンツの料金に関係なく応援したいクリエイターがいれば、note上で送金できます。
収益を得るコツとして以下の2つがあるので紹介します。
● SNSで拡散する
● 役に立つコンテンツを作る
TwitterやInstagramなどのSNSとnoteを掛け合わせて集客することをおすすめします。noteだけをやっていたとしても、最初は記事を見てくれる人が少ないためです。
まずは無料で手軽にできるSNSを利用して、有益な情報や自身のキャラクターを発信します。自分のコンテンツに興味を持ちそうな人をターゲットにしてSNSでファンを増やしましょう。
ファンができれば、noteに誘導し、有料コンテンツの購入を促すことで収益獲得を狙えます。
noteで有料記事を売るためには、コンテンツの中身が重要です。インフルエンサーや芸能人でない限り、個人の日記や雑記は興味を持たれません。
そのため、一般の人が記事を売るのであれば、ユーザーにとって有益な情報になるコンテンツを売りましょう。
「○○の稼ぎ方」「○○で成功するコツ」など、「この記事を読むことで何が得られるか」がわかるようなタイトルや導入文を書いて、ユーザーに興味をもってもらうようにしましょう。
noteは自由にコンテンツを発信できるクリエイター向けのサービスです。記事や写真、音声、動画などをコンテンツとして配信できます。
有料記事の販売が行えるため、1記事から収益が得られます。無料で始められるので、参入障壁が低く、誰でもできるのがnoteならではの特徴です。
収益は有料記事だけでなく、サークルの運営や投げ銭システムなどもあります。
ただし、インフルエンサーでない限り、収益を得るのは簡単ではありません。SNSで少しずつファンを増やして、有益な情報を書いた記事を売ることではじめて収益が得られます。
副業としてnoteで稼ぎたい方は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
PHOTO:iStock
TEXT:PreBell編集部
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