話題のポットキャスター。ポッドキャストを聴く側と配信する側のメリット・デメリットを紹介
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2022.06.28 話題のポットキャスター。ポッドキャストを聴く側と配信する側のメリット・デメリットを紹介

近年、気軽に音声配信を楽しめるポッドキャストの人気が高くなっています。

録音するだけなのでブログや動画よりも簡単に情報発信できる点から、一般の配信者も多いです。

また、ラジオ放送局が地上波放送のアーカイブも配信しているため、芸能人のラジオも楽しめます。

この記事では、初心者向けにポッドキャストの使い方について解説します。

聴取する側の人と配信する側の人にとってのメリット・デメリットについて知ることができますので、ぜひ参考にしてみてください。

POINT

  • ポッドキャストは音声配信サービスで、国内で14.4%の人が月に1回以上聴いている
  • 無料で多種多様のジャンルの番組を聴取できる
  • 簡単に誰でも配信でき、勉強のアウトプットやビジネスに活用できる
話題のポットキャスター。ポッドキャストを聴く側と配信する側のメリット・デメリットを紹介

ポッドキャストとは?

ポッドキャストとは?

ポッドキャストはネット音声配信サービスです。2000年前半からサービスが開始され、今もなお高い人気を誇っています。

ポッドキャストで音声配信を聴取している人は多くいます。

株式会社朝日新聞社と株式会社オトナルが2021年にポッドキャストに関する調査を行ったところ、ポッドキャストを月に1回以上聴いている人は国内で14.4%いることがわかりました。

20代~60代まで幅広い層のユーザーがおり、各々がポッドキャスト内にあるさまざまな音声コンテンツを楽しんでいます。

ポッドキャストで音声配信を聴くメリット

ポッドキャストで音声配信を聴くメリット

ポッドキャストで音声配信を聴くメリットとして以下の4つがあるので紹介します。

● いつでも無料で聴ける
● 簡単に使える
● 多種多様な番組がある
● ダウンロードして聴くこともできる

いつでも無料で聴ける

ポッドキャストで配信されている番組は、インターネットが利用できる環境であればどこでも聴けます。

基本的にポッドキャストはWebブラウザかアプリの2つの方法で聴取が可能です。

ポッドキャストを聴けるアプリはいくつかありますが、代表的なアプリとして以下のものがあります。

●     Apple Podcasts
●     Google ポッドキャスト
●     Spotify
●     Amazon Music

ポッドキャストはほとんどの番組が無料です。番組数も多いことから、お金を使わずに1日中聴くこともできます。

簡単に使える

簡単に使える

簡単に使えることもメリットです。

基本的に以下の方法で番組を聴けます。

1. アプリ、もしくはWebブラウザを開く
2. 興味のあるジャンルや気になる番組を検索窓に入力して検索する
3. 検索結果に出てきた番組をタップ(クリック)し、再生する

この3つの手順で好みの番組にたどりつけるため、気軽に聴くことができます。

また、もし特に聴きたい番組がわからない場合でも問題ありません。

ポッドキャストのアプリには、ホーム画面におすすめの番組や注目されている番組が表示されます。そのため、気になった番組があればタップして再生するだけで簡単に聴けます。

多種多様な番組がある

多種多様な番組がある

ポッドキャストにはさまざまなジャンルの番組が配信されています。

芸能人がトークする番組から一般の方が自身の趣味や専門分野を配信している番組まで多種多様です。

特に一般の方の番組では、歴史や英会話、ビジネスなどの情報を発信している人がおり、勉強や自己啓発として活用できます。

あなたの趣味や目的に合った番組が1つはあると言っても過言ではありません。いろいろな番組を聴くうちに、必ずお気に入りの番組を見つけられるでしょう。

ダウンロードして聴くこともできる

ダウンロードして聴くこともできる

ポッドキャストはダウンロードして聴くことも可能です。

音声配信では、インターネットに接続しながら聴取できるストリーミング再生が一般的ですが、ネット環境がない場所では聴けません。

しかし、ポッドキャストでは好きな番組をダウンロードできるので、オフラインでも聴取できます。

ポッドキャストで音声配信を聴くデメリット

ポッドキャストで音声配信を聴くデメリット

ポッドキャストの音声配信には以下のデメリットがあるので紹介します。

● 突然配信が終わることがある
● 好みの番組を探すのに時間がかかる

突然配信が終わることがある

ポッドキャストでは、趣味で配信している人が多いため、いきなり配信が途絶えてしまう可能性があります。

せっかく特定の番組のファンになったとしても、突然更新がなくなるのでショックを受けるかもしれません。

好みの番組を探すのに時間がかかる

好みの番組を探すのに時間がかかる

ポッドキャストでは一生聴いていたとしてもすべて聴くことができないほど番組数があります。

同じジャンルでも数十種類の番組があります。例えば、英会話の番組は検索するだけでも20番組以上もあるのです。

自分の好みに合う番組を探すには1つずつ聴かないとわからないため、どうしても時間がかかります。

ポッドキャストで配信するメリット

ポッドキャストで配信するメリット

ポッドキャストで配信するメリットとして以下の5つがあるので詳しく解説します。

● 誰でも簡単に配信できる
● 親しみを抱かれやすい
● 顔出しがいらない
● アウトプットに役立つ
● ビジネスに活用できる

誰でも簡単に配信できる

ポッドキャストは誰でも簡単に配信できます。アップルやGoogleなどのポッドキャスト配信会社にRSSフィードというWebドキュメントを申請し、承認されれば配信できます。

配信方法は、スマホアプリ「Anchor」を使えば、録音・制作・配信が可能です。1つの音声コンテンツを制作すれば、承認されたポッドキャストの配信会社すべてに配信できます。

ポッドキャストの聴けるアプリは複数あるので、他の音声配信アプリよりも多くのユーザーが聴いてくれます。

親しみを抱かれやすい

親しみを抱かれやすい

音声配信はテキストや動画と比べて親しみを抱かれやすく、ファンを作りやすいです。

音声配信は、ブログと比べて感情が伝わりやすく、テキストよりも暖かく感じます。動画配信と比較すると、音声のみの方がユーザーと配信者の距離が近く、ユーザーが「自分に語りかけている」と感じやすいです。

そのため、音声配信はファンが定着しやすく、リスナーを徐々に増やせます。

顔出しがいらない

顔出しがいらない

顔出しが不要なため、見た目を気にしなくていいのもメリットです。

「何かコンテンツを配信したいけど、顔を出すのは恥ずかしい」「動画配信したいけど化粧したくない」という方でも気楽に配信できます。

アウトプットに役立つ

音声配信は勉強のアウトプットに役立ちます。学んだことについて音声配信すれば、頭に残りやすくインプットのみの時よりも記憶に残りやすいです。

また、配信することでわかりやすく伝える力を身につけられます。

はじめて配信する場合、上手に話すことが難しいかもしれません。そのため、台本を書いて整理することで、しっかり話せるようになるのでおすすめです。

ビジネスに活用できる

ビジネスに活用できる

ポッドキャストはビジネスにも活用できます。 自身のサービスや商品を番組で紹介することで、売上につながる可能性があります。

人気になれば、番組自体にスポンサーがついて収益化できるチャンスもあります。

ポッドキャストで配信するデメリット

ポッドキャストで配信するデメリット

ポッドキャストで配信するデメリットとして、以下の3つがあります。

● 番組の数が多い
● 一般の人が配信しても認知されにくい
● 編集スキルが必要な場合もある

番組の数が多い

ポッドキャストでは番組の数が多いため、ユーザーが好きな番組を探すのに時間がかかります。そのため、自分の番組を誰も聴いてくれない可能性もあります。

少しでも番組に興味をもってもらうためには、オリジナリティのあるコンテンツ作りが大切です。

一般の人が配信しても認知されにくい

一般の人が配信しても認知されにくい

一般の人の場合、配信しても知名度が低いため、最初は再生回数が伸びません。なかなか聴いてくれるユーザーがいないため、モチベーションが下がり、継続できない人もいます。

少しでも多くの人に聴いてもらうには、SNSを利用して音声配信を拡散したり、継続して配信することが重要です。

編集スキルが必要な場合もある

音声配信をするには編集スキルが必要な場合もあります。品質のいいコンテンツを作るために、録音した音声のノイズを消したり、 いらない箇所はカットしたりするなどの編集が必要です。

慣れれば難しくないですが、編集ツールを初めて使う人だと最初は時間がかかります。

まとめ

発信したいことがあれば配信してみましょう

ポッドキャストは国内で多くの人が聴いている音声配信サービスです。AppleやGoogleのポッドキャストアプリや主要音楽配信アプリなどで聴取できます。

自分の目的や好みに合ったチャンネルが見つかれば無料で簡単に聴けるので、ぜひ一度利用してみてください。

配信する人にとっても、ポッドキャストは使いやすいためおすすめです。録音した音声をアプリで簡単に配信できます。自身の勉強やビジネスにも活用できるので、発信したいことがあれば配信してみましょう。

PHOTO:iStock
TEXT:PreBell編集部

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