インターネットを使って副業したい。ネットで副業をする上で、自分にあった副業を見つけるためのポイントを解説。
現在、あらゆる企業で副業が解禁されたことで、副業を始める人が増えてきています。
株式会社ワークポートが副業に関して調査したところ、32.7%の人が副業の経験があることがわかりました。
副業をしている人の中には本業の収入を超えた人もおり、退職して独立した方もいます。
しかし、副業をしたくても「何から始めたらいいの?」と悩んでいる方も少なくないでしょう。
そこで、この記事では、ネットでできる副業と副業の選び方を解説します。
POINT
- アンケートサイトやデータ入力、ライティングなどネットだけで完結できる副業がある
- パソコンを活用することでカメラマンやハンドメイド販売、フリマなども可能
- 本業に支障が出ない程度の時間で収入が多く得られる仕事がおすすめ
パソコンやスマホだけでできるネット副業を紹介します。
● アンケート・モニター
● データ入力
● ブログの広告収入
● Webライティング
● サイト制作・Webアプリケーション開発
● 動画編集
● 株・FX・仮想通貨
PCやスマホで誰でも簡単に始められるのがアンケートサイトやポイントサイトです。
アンケートサイトでは、簡単なアンケートに答えることでポイントを稼げます。
ポイントサイトはアンケートだけでなく、アプリのダウンロードやサービスをレビューすることでポイントをもらえます。
もらったポイントは、現金やギフトカード、Tポイントなどの他のポイントに変換できます。稼げる額は年間で1万円以下であることからあまり稼げませんが、業務内容の難易度が低いためおすすめです。
データ入力は指定された書類をデータ化する業務です。単純作業のため、タイピングさえできれば誰でも行えます。
データ化する内容は伝票の入力や名刺の入力、アンケート結果の入力業務などさまざまです。
誰でもできる業務のため高収入は期待できませんが、スキマ時間を有効に活用して収入を得られます。
ブログの運営も誰でも始められる副業の1つです。
ブログを読んだ人がブログに貼り付けた広告をクリックしたり、宣伝した商品を購入してもらうことによって、収入が発生します。
ブログを立ち上げたときは読む人が少ないため、収入を得るのが難しいです。
しかし、継続してブログを更新することで、徐々に利益を得られるようになります。資産性が高く、月収100万円を超えるブロガーも存在しています。
無料ではじめられるので、副業のハードルは低いです。
Webライティングは、企業から依頼されたテーマをもとに記事を執筆する仕事です。
ブログの代行や体験談の執筆、英語の記事の翻訳などがあります。
収入は文字単価か記事単価で決まります。専門知識がなくても記事を作成できるため初心者におすすめです。
文章力や語彙力が必要かと思われますが、必要最低限の日本語が使えれば問題なくライティング業務を行えます。
ただし、初心者の場合は文字単価が低く、時給換算すると1000円以下になることもあります。
プログラミングスキルを活かした副業として、サイト制作やWebアプリケーションの開発があります。
ワードプレスやHTML/CSSで企業のホームページを構築します。デザイン設計や、コーディング、ディレクションなど業務内容はさまざまです。
Webアプリケーションの開発では、Webブラウザで使えるアプリケーションを開発します。YouTubeやTwitterなどもWebアプリケーションの1つです。
高度なプログラミングスキルが求められますが、その分安定した収入を得られます。
動画編集はYoutubeチャンネルを運営している人の動画を編集してサポートする業務です。
動画素材をクライアントからもらって、指示通りに1本の動画を作成します。
動画編集には主に以下の業務があります。
● テロップの挿入
● 不要な部分のトリミング
● 効果音の挿入
動画編集の仕事を行うには動画編集ソフトを扱えるスキルが必要です。しかし、テロップの挿入などは難しい業務ではないため、少し学習すればできるようになります。
決して難しい業務ではありませんが、初期費用のハードルが高いです。
動画編集ソフトのライセンスやスペックの高いパソコンの購入で20万円以上かかる場合があります。
株やFX、仮想通貨で投資することも副業の1つです。投資を行い、値動きが変化することで利益が得られます。
ただし、大きな利益が手に入ることもあれば大損するリスクもあるので、投資についてしっかり学習する必要があります。
経済市況やニュースを常に確認して適切に投資先を選びましょう。
パソコンやスマホを活用してできる副業として以下の3つを紹介します。
● 写真素材の提供
● ハンドメイド販売
● ネットフリマ
写真素材の提供は、撮影した写真を販売サイトに出品する仕事です。一眼レフだけでなく、スマホで撮った写真も出品可能です。
写真素材を販売会社に出品し、ユーザーが写真を購入することで利益の一部をもらえます。
需要のある写真を作成することで高い収益が得られます。旅行のついでに写真を撮影できるため、楽しみながら副業ができるでしょう。
画像の編集スキルがあると高品質な写真を提供できるため、フォトショップ等の編集ソフトを使えることが望ましいです。
ハンドメイドで作った商品をECサイトやハンドメイドの出品サイトで販売できます。
趣味が手芸の人や手先が器用な人におすすめです。モノを売るため、包装や材料の仕入れなどでコストが発生しますが、好きなことで利益を得られることが魅力的です。
メルカリなどのフリマアプリで家にあるいらないものを売れます。
家の中にあるものを売ればいいので商品を仕入れる必要がありません。さまざまな商品を求めているユーザーがいるため、適切に商品の価格設定をすれば必ず売れるでしょう。
包装や発送は自身でしなければいけませんが、捨てようとしてたものがお金になるという点は大きなメリットです。
副業の選び方として以下の3つを紹介します。
● 仕事の単価で選ぶ
● 空いている時間でできることを選ぶ
● 独立を意識して仕事を選ぶ
収入のために副業をしたい方は単価で選びましょう。クラウドソーシングなどで募集している案件には、時間がかかるのに単価が低いものがあります。
そのため、業務内容に応じた適切な価格を調査してから、仕事を選びましょう。
スケジュールに余裕をもって行える副業を選びましょう。副業が原因で本業やプライベートに支障をきたさないようにするためです。
本業以外の時間の中でどれだけ副業に割ける時間があるかを把握して、その時間でできそうな仕事が何かを探しましょう。
独立を考えている場合は、Webに関する知識やスキルを習得できる副業がおすすめです。
現在、ライティングやWeb制作、動画編集をしている人の中には、フリーランスで働いている人もいます。
もし将来これらの職業を専門的にやりたいのであれば、副業で実績作りをしてから独立することをおすすめします。
ネット副業にはさまざまな種類があります。
PCやスマホさえあれば業務ができてしまうポイントサイトや、データ入力、ブログ運営、Webライティング、サイト制作、動画編集などがあります。
リスクがほとんどなくはじめられるため初心者でもおすすめです。
株やFX・仮想通貨は資産損失のリスクはありますが、上手く運用すれば資産を大きく増やせる可能性もあります。
興味のある方は投資の勉強をしっかりして挑戦してみましょう。
写真やハンドメイド、家にある不要なものもネットで売れるので販売へのハードルが低く、簡単に副業できます。
単価やスケジュール、将来のキャリアの観点からやりたい副業を選んでください。
自分に合った副業を始めるために、いろいろな副業を試してみましょう。
PHOTO:iStock
TEXT:PreBell編集部
この記事を気にいったらいいね!しよう
PreBellの最新の話題をお届けします。