2022.07.15 サブスク時代の休日の過ごし方。サブスクの選び方や膨大なコンテンツから観たいものを選ぶ方法を紹介
現在、Netflix、Spotify、Kindle Unlimitedなどさまざまなサブスクが存在し、幅広い作品を定額で観られることから、多くの人がサービスに登録しています。
しかし、サブスクは、良質な作品が多数あり、一生分の時間を使っても消費できないほどあふれているため、どのサブスクを選び、どの作品を視聴すればいいかという人も少なくありません。
この記事では、サブスクの選び方やコンテンツの探し方について詳しく解説します。
POINT
- サブスクは定額で幅広い種類の作品を楽しめるサービス
- サブスクは料金や作品の種類、無料期間で選ぶことが大切
- 受賞歴のある作品や好きな芸能人が出演する作品を調べたり、アプリの機能を駆使して作品を探すのがオススメ
サブスクとは、「サブスクリプション」の略で、定額制のサービスのことです。毎月料金を支払うことで、映画鑑賞や商品の使用などをいつでもできるようになります。
現在、多くの企業が自社の強みを活かしたサブスクをリリースしています。
サブスクには次のような種類があるので見てみましょう。
● 動画配信(Netflix・Amazon Prime Video・Huluなど)
● 音楽配信(Spotify・Apple Music・YouTube musicなど)
● 電子書籍(Amazon Kindle Unlimited、シーモア読み放題、dマガジンなど)
● ファッションアイテム(airCloset、メチャカリなど)
● 自動車(KINTO・ENEOSカーリースなど)
● ソフトウェア(Office 365、Adobe Creative Cloudなど)
上記のようにサブスクのサービスは多種多様です。
サブスクを利用するメリットとして、以下のようなものがあります。
● 使う頻度が多いほどお得
● さまざまな種類の作品を視聴できる
● いつでも入会・解約できる
一方で、以下のようなデメリットもあります。
● 使わなくても料金を支払わなければならない
● 作品が多すぎてどれを選べばいいかわからない
● 配信期間が限られているコンテンツもある
このように、サブスクには良い面と悪い面、両方ともあります。
しかし、消費者が「所有する」よりも「体験する」ことに価値を置く傾向になってきたことから、サブスクのサービスが増えたのです。
なお、この記事では「動画」、「音楽」、「電子書籍」のサブスクをメインにお伝えします。
数あるサービスの中から自分に合ったサブスクの選び方を紹介します。
● 料金で選ぶ
● 作品の種類や量で選ぶ
● 無料トライアルで選ぶ
● 人気度で選ぶ
サービスによって料金形態が異なるので、自身の所持金で継続して使えるものを選びましょう。
料金は月額1,000円以下のものもあれば、2,000円以上のものもあります。
同じサブスクでも、低価格プランと通常プランの2種類があるものも少なくありません。
価格の安いサービスは、低価格で利用できる分、作品数や機能が制限される場合があります。
最初は安いプランを選んで、必要に応じて高額なプランに切り替えるのもいいでしょう。
作品の種類や量で選ぶのも重要です。サブスクによって配信しているものが違うためです。
動画配信の場合、アニメやドラマ、映画など、それぞれに特化したサービスがリリースされています。
オリジナル作品が面白いものもあるので、自分の趣味に合うサービスに登録しましょう。
無料期間でさまざまなサブスクを試すことをオススメします。基本的に、登録してから1週間以上は無料で使える期間があります。
サービスを使ってみて、操作性や作品数を確認し、気に入ったものがあれば継続して使うといいでしょう。
もし「どのサブスクを選べばいいかわからない」のであれば、人気のあるサブスクをオススメします。
幅広い種類の人気作品がそろっているため、あなたの好みのものが少なくとも1つは見つかるでしょう。
サブスクでは作品数が多いため、自分で見たい作品を探す必要があります。
ここでは、動画の探し方を紹介します。
● 受賞歴から選ぶ
● SNSで話題の作品から選ぶ
● 好きな種類からキーワード検索して選ぶ
● レビューの高い作品を選ぶ
「とりあえず人気作品や名作を観たい」という方は、受賞歴から探すことをオススメします。
海外映画であれば、アカデミー賞やカンヌ国際映画作品賞など、日本の作品であれば、日本アカデミー賞があります。
日本のドラマやアニメ、バラエティ番組を探す場合は、放送批評懇談会が開催している「ギャラクシー賞」があるので参考にしてみてください。
最新の話題作を観たい場合、SNSから選びましょう。TwitterやInstagramでは、テレビ放送されているアニメやドラマがトレンドになることが多いです。
自分の好きなジャンルが明確な場合、Googleやサブスクのサービス内でキーワード検索して選ぶ方法があります。
「ホラー 名作」「SF 高評価」などで検索することで、気になる作品を見つけられるでしょう。
サブスクには、実際に作品を観た人の評価やコメントが記載されています。そのため、レビューを見て評価が高いものから選ぶのも1つの手です。
ただし、作品の内容で肝となる部分がレビューに書かれている場合もあるので注意が必要です。
自分の好みに合う曲を探したい場合は、以下の方法を使ってみましょう。それぞれ詳しく解説します。
● サブスクのアプリがオススメする曲を聴く
● 楽曲ランキングから探す
● YouTubeで自動再生機能を利用する
サブスクでオススメされた曲を聴くことをオススメします。
サブスクのアプリには、ユーザーの利用情報をもとに、音楽のプレイリストを自動で作成してくれる機能があります。
そのプレイリストを聴くことで自身の好みに合うアーティストや曲が見つけられる可能性があるのです。
Spotifyの「Discover Weekly」やApple Musicの「For You」などが自動プレイリスト作成機能として有名です。もし聴きたい曲がない場合はこれらから探してみましょう。
オリコンチャートなどのランキングから探す方法もあります。話題の曲や有名アーティストの最新曲が簡単に見つけられます。
オリコンの場合、インディーズの楽曲ランキングもあるため、まだ知名度の高くないアーティストを探す手段としても有効です。
YouTubeの自動再生機能を利用することで、ランダムに音楽が流れます。
聴き続けていることで、自分の好みに合う音楽が見つかるかもしれませんので、ぜひ試してみてください。
電子書籍は、「マンガと小説」、「ハウツー本やビジネス書」で選び方が異なるので、2つに分けて選び方を紹介します。
もし明確に読みたい作品がない場合は、受賞歴のある作品を選びましょう。マンガであれば「マンガ大賞」から、小説であれば「直木賞」や「芥川賞」があります。
受賞作品を読んでみて、面白かったらその著者の他の作品を選ぶといいでしょう。
また、アニメやドラマを見て好きになった作品があれば、原作を読んでみるのも1つの手です。
映像の場合、カットされたシーンや細かい表現が割愛されている場合があります。そのため、作品の世界観に深く触れたい方は、マンガや小説を読むとより作品を楽しめるでしょう。
ハウツー本やビジネス書の場合、読み物としてよりも情報を得る目的で読むことが多いです。
そのため、自身の悩みや興味のあることをキーワードとして検索することをオススメします。
たとえば、「腰痛 トレーニング」「営業 方法」などで検索すると、それぞれの悩みや興味に沿った本が表示されます。
その中から気になった本があれば手に取ってみましょう。
定額制であらゆる作品を楽しめるサブスクによって、あらゆるコンテンツを消費できるようになりました。
新しいジャンルの作品を観たり、知らないアーティストの音楽を聴いたりするハードルも下がったことで、多くの刺激を受けられるようになります。
一方でサブスクは作品数が多すぎて、自分が観たい作品を探すのが非常に大変です。
「とりあえず面白い映画を観たい」という方であれば、受賞歴のある作品や、好きな芸能人が出演している作品などを観ましょう。
音楽であれば、サブスクの機能やオリコンランキングを駆使して探すのがオススメです。
電子書籍に関しても、アニメ化や実写化されたマンガや、自分の悩みに沿ったビジネス書などを探してみてください。
サブスクで充実した生活を送るために、コンテンツの探し方を把握して自分の好きなものを見つけられるようにしましょう。
PHOTO:iStock
TEXT:PreBell編集部