2022.08.16 オンラインゲームを快適に楽しむ条件を徹底検証!おすすめの光回線5プラン
動画の再生やオンラインゲームなどインターネットを快適に行うために安定した回線を模索している方は多いのではないでしょうか。
特に、一瞬のラグが命取りになるオンラインゲームを快適にプレイするためには、回線速度だけでなく応答速度も重要です。
しかし、ネット回線の業者はたくさんありますし、何を指標に選べば良いのか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、オンラインゲームを快適に楽しむための条件を分析し、光回線をおすすめする理由とプランの選び方について徹底解説します。
POINT
- オンラインゲームを快適にプレイするためには、Ping値20ms以下、通信速度30Mbps以上、IPv6対応が望ましい
- 光回線は、Ping値と通信速度を満たし、通信回線の安定性が高く、速度制限無しで無制限に使えるのでオンラインゲームにおすすめ
- NURO光とfon光が下り2Gbpsで最速。1Gbpsでも充分なのでスマホとのセット割引なども考慮して選択しよう
オンラインゲームの対戦中に速度が落ちてしまったり、大事な場面でラグが発生したことはありませんか。
オンラインゲームを楽しむために必要なスペックをご紹介します。
オンラインゲームでは、キーボードやコントローラーによる操作とゲーム上のキャラクターの動きにラグがあると思い通りのプレイができません。
ですから、いかにラグを少なくするかが重要になります。
ラグを表すのが応答速度を示すPing値で、小さいほど速度は速くなりラグが少なくなります。
ゲームによって異なりますが、「一人称視点のシューティングゲーム」と呼ばれるFPS系では15~30ms以下がおすすめです。
FPS系の代表的なゲームには世界的に大人気の「Apex Legends」や「PUBG」などがあります。
また、通称「格ゲー」と呼ばれる鉄拳やストリートファイターなどの格闘系では、コンマ1秒の違いで防御や攻撃に差がついてしまいます。
弾が当たったのに相手が倒れないなど、ストレスが生じる可能性があるので25~30ms以下が望ましいでしょう。
ポケモンユナイトなど複数人でひとつのゲームで遊ぶMMO系やチームに分かれて戦うMOBA系では、味方との共同作業や攻撃で足を引っ張らないためにも30ms以下は必要です。
モンスターハンターシリーズなど対戦要素が少ない1人用ゲームの場合は、50ms以下がおすすめです。
通信速度は「bps」という単位で表し、数値が大きくなるほど高速になります。
通信の方向には、下りと上りがあり、オンラインゲームの場合、映像などを読み込むのは下り通信、コマンド入力は上り通信です。
オンラインゲームでプレイする場合、データ量が多いのはゲームの映像などですから、下りの速度が重要。
ゲームによる回線速度の目安として、先ほどご紹介した「Apex Legends」や「フォートナイト」などは多くの人とリアルタイムで対戦するので、理想を言えば100~70Mbpsが必要になります。
「鉄拳」などの格闘系は非常に動きが激しく、一瞬の操作のミスが致命傷になりかねません。ただ、FPS系と比較して、同時に接続する人数が限られているので、50~30Mbnsになります。
一方、「ウマ娘」などの育成ゲーム系は10~30Mbpsの速度があれば充分楽しめるでしょう。
現在利用されている光回線の通信方式はIPv4とIPv6の2種類で、IPv4は1990年代から使用されている混雑に弱い古い通信回線で、多くのインターネット回線で使われてきました。
一方、IPv6は次世代のバージョン6にあたるIPアドレスで、オンラインゲームには新方式(IPoE方式)がおすすめです。
ネット回線には、持ち運びが便利なモバイルWi-Fi、コンセントを差すだけでWi-Fiにつなげるホームルーターや光回線があります。
通信速度とPing値からオンラインゲームに最適な回線を検証します。
光回線の最大通信速度は1~2Gbpsで、事業者によっては、最大通信速度が10Gbpsのプランもあります。
しかし、「最大通信速度」は「条件が整った場合に発揮する理論上の最大値」。実際には、光回線の速度平均は下りで180~200Mbpsと言われています。
2021年上半期に、NTT東西に次いで契約者数が増加した「NURO 光」の平均速度は、459Mbps。
ホームルーターのなかでもシェア率が高いWiMAXの「HOME 5G L11」の平均速度は下り60.62Mbps、ポケットWi-Fi「Speed Wi-Fi 5G X11」は下り47.49Mbpsです。
ホームルーターやポケットWi-Fiは、育成系や格闘系ではそれほど問題ありませんが、FPS系ではストレスを感じてしまうかもしれません。
さらに、WiMAXのポケットWi-Fiやホームルーターは 、2022年2月以降一律の速度制限がなくなりましたが、混雑状況に応じて速度制限が実施されるため注意が必要です。
ネットの応答速度を表す「Ping値」は、数値が低いほどラグが少なく快適にプレイできます。
「NURO光」の平均Ping値は10ms以下、WiMAXのホームルーター「HOME 5G L11」は55.49ms、「Speed Wi-Fi HOME 5G L11 」の平均Ping値:は53.68msとなっています。
ホームルーターやポケットWi-Fiでは、大人対戦系FPSや格闘技をする場合にラグによる不利益を被る可能性があります。
最近は、ホームルーターやポケットWi-Fiの平均速度がかなり上がっていますが、Ping値と合わせて考えた場合、FPS系や格闘系で思う存分力を発揮するには光回線がおすすめと言えるでしょう。
オンラインゲームを楽しむための条件を満たしていて、毎月の料金もお得なオンラインゲームを楽しむためにおすすめの光回線をご紹介します。
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するNURO光は最大通信速度が2Gbps。
他の事業者と比べると約2倍の実質速度になります。
混み合う時間帯であっても、オンラインゲーム、インターネットを通じて配信する高画質・大容量コンテンツを「複数デバイス」で「同時に利用」しても快適に楽しめるでしょう。
さらに、高画質な画像・映像のアップロードやダウンロードも、少ない待ち時間で行う通信環境を提供します。
最大速度
下り最大2Gbps
上り最大1Gbp
月額使用料金 5,200円
月額料金は平均的な値段ですが、NURO光の最大43,000円のキャッシュバックを月額料金の支払いに当てることも可能です。
そのため、お得に最速クラスの光回線を手に入れることができます。
NURO光公式サイト
https://www.nuro.jp/hikari/
※2022年8月現在の料金及び特典です。詳細は公式サイトをご確認ください。
「So-net 光 プラス」は、NTT東日本・NTT西日本の光ファイバー回線「フレッツ 光ネクスト」を独自に利用したSo-netの光ファイバーサービス。
NTTの「フレッツ 光ネクスト」を使った光コラボレーションですから、他社の光コラボからSo-net光プラスに乗り換えする場合は、基本的に回線工事は必要ありません。
「So-net光プラス公式サイト」から申し込むと、新規契約では60,000円、乗り換えは40,000円の超高額キャッシュバックを受け取れます。
So-net 光 プラスとauスマートフォンをセットで使えば、スマートフォンの利用料金から永年割引も適応されるので、auユーザーの方にもおすすめです。
最大速度
上り・下りともに最大1Gbps
月額料金
マンション4,928円
戸建 6,138円
So-netプラス光公式サイト
https://www.so-net.ne.jp/access/hikari/collabo/
※2022年8月現在の料金及び特典です。詳細は公式サイトをご確認ください。
Fon光は、Wi-Fiルーターのレンタルを行っているFonという会社が提供する光回線です。
Fon光はNURO光から回線提供を受けているので、通信速度が最大2Gbpsと他の光回線よりも速いことが特徴。
料金は毎月4,378円と、他社の光回線と比較しても1,000円近く安く抑えることができます。
最近(2020年9月)開始したサービスなので、他の光回線に比べて認知度は低いかもしれませんが人気の光回線になるでしょう。
最大速度
下り 2Gbps
上り 1Gbps
月額使用料金 4,378円
Fon光公式サイト
https://fon.ne.jp/fon-hikari/
※2022年8月現在の料金及び特典です。詳細は公式サイトをご確認ください。
OCN光を利用する最大のメリットは、マンションタイプの安さです。
キャンペーンも加味すると65,000円で2年間、単純に計算しても約2,700円ですから、業界でもトップクラスの安さと言えるでしょう。
NTTグループの光回線なので通信の安定性は高く、サポートも充実しています。
OCN光には他の光回線のようにスマホセット割がありません。
ですから、マンションにお住まいで、できるだけ安く光回線を契約したい人におすすめです。
最大速度
上り・下りともに最大1Gbps
月額使用料金
マンション 3,960円
戸建 5,610円
OCN光公式サイト
https://service.ocn.ne.jp/hikari/ocnhikari/
※2022年8月現在の料金及び特典です。詳細は公式サイトをご確認ください。
楽天ひかりは他の光回線に比較してもキャンペーン内容が充実しています。
楽天モバイルユーザーの場合、1年間は月額0円で利用でき、その他の方もマンション1,980円・戸建3,080円で利用できます。
楽天ひかりはフレッツ回線を使用している光コラボレーションですから、回線の品質はフレッツ光やドコモ光などと全く同じように回線速度が安定しています。
最大速度
上り・下りともに最大1Gbps
月額使用料金
マンション 4,180円
戸建 5,280円
楽天ひかり公式サイト
https://network.mobile.rakuten.co.jp/hikari/
※2022年8月現在の料金及び特典です。詳細は公式サイトをご確認ください。
オンラインゲームを快適に楽しむためには、Ping値20ms以下、以上、IPv6対応を満たす光回線がおすすめです。
光回線では、NURO光とFon光が下り2Gbpsで最速で、他の事業者と比べると約2倍の実質速度になります。
1Gbpsであればストレスなく楽しめますから、スマホとのセット割引などそれぞれの特徴をよく理解して、自分にピッタリな光回線を契約しましょう。
PHOTO:iStock
TEXT:PreBell編集部