在宅勤務からオフィスへ出勤する形態へと戻りつつある韓国。
セキュリティ通信

2023.01.18 在宅勤務からオフィスへ出勤する形態へと戻りつつある韓国。

韓国では、新型コロナウイルス感染拡大の勢いが弱くなってきたことから、在宅勤務からオフィスへ出勤する形態へと戻りつつあるという。

KOREA WAVEによれば、主に韓国の京畿道や板橋にあるIT企業でこの動きが見られるのだといい、「景気低迷や業績悪化への懸念」や「在宅勤務の効率性」といった点を考慮した結果だという。

例をあげると、カカオトークを提供しているカカオや、韓国で最大手ポータルサイトを運営するネイバー株式会社などが、出勤を優先するような勤務形態へと移行しつつあるようだ。

会社での社員の食事に力を入れるIT企業

在宅勤務からオフィスへ出勤する形態へと移行しつつある、韓国のIT企業では、「社員食堂」での待遇を改めているという。

これまで1日1食が無料であったところを、1日3食が無料で食べられるようにしているゲーム会社がある他、ビーガンメニューなどメニューの充実化を図ったり、食堂施設の改善に取り組んだりした会社が存在している。

新型コロナウイルス感染拡大の勢いが今よりも強かった頃、他の地域と比較して板橋のIT企業らは在宅勤務が日常的に行われていたという。

そんな状態からオフィスへ出勤する形態へと移行するにあたって、不満を持つ社員も少なからずいるという。

そんな人たちも含め、出勤した際に恩恵が受けられる社員食堂に力を入れ始めた会社が多いのではないかという声もあるようだ。

【関連リンク】

・韓国“シリコンバレー”各社、「在宅」から「出社」へ(KOREA WAVE)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b66ec55a553953576d68057974a8d12874fda3cf

・出勤したくない社員のために…「社員食堂」に力を入れる韓国IT各社(KOREA WAVE)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bae1c98f2d33d3148df929878f5dc6b7684f209c

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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