【こんな人がモテない】りょかちが教えるネットでNGな「非モテキャラ」10パターン
TwitterやTinderなど、顔を合わせないままにネットで出会いがあるのが現代。みんな少しでも自分をよく見せようと努力していますが、がんばりの方向性によっては「モテ」と正反対の方向に走ってしまうことに…。どうすればネット越しの相手に良い印象を持ってもらえるのでしょうか。
りょかち選出!「ネット非モテキャラ」10パターン
マッチングアプリでは、アイコンの写真などで未来のお相手候補からアリかナシかの判断をされてしまったり、TwitterなどのSNSでは自身の発言だけでレッテルを貼られてしまうこともありますよね。身近になった便利なサービスだからこそ、受け取り手へ与えるイメージが大切! ネットでの振る舞いが間違っていると「モテ」から遠ざかってしまうかも…。
そうならないためにも、これだけはやめておけ!という「ネット非モテキャラ」をネット文化探求女子・自撮り女子のりょかち*さんに、ご自身の経験を踏まえて教えてもらいました。
インターネットのローカルアイドル(自称)
りょかち
IT企業で働くかたわら、幻冬舎plusでインターネット文化を語る「インカメ越しのネット世界」を連載、電子書籍化。勢いに乗っている、インターネットのローカルアイドル(自称)
無意味発信! 「オレ通信オジサン」
突然LINEやFacebookのメッセージで「出張で北海道に来てるよ〜カニおいしい〜」「風邪引いて会社休んじゃった↓」などと、自分の近況を送ってくる人がいます。TwitterやInstagramのように「フォロワー」という、その人に興味のある前提の人が集まっている場所ならまだいいと思うのですが、メッセージは受信相手が必ずしも発信者に興味をいだいているわけではないので…。
お年を召した男性にこれをやる人が多いから、なんでかな? と思っていたのですが、どうやらキャバ嬢がお客さん相手によく使う手らしいんです。「●●を買った」「◯◯に行った」と近況を伝えることで会話のきっかけにしたり、思い出してもらったりすることでお店に呼ぼうとする。それを「若い子のLINEってこんな感じなんだ」と誤解して形だけ真似てしまった人が、無意味な「オレ通信」を量産してしまうのではないかという話を聞いたことがあります。
このタイプを自覚する人は、返答を想定したメッセージを投げるようにしていただきたいですね。「出張で北海道に来てるよ〜カニおいしい〜」を「出張で北海道に来てるよ〜カニおいしい〜今度東京でカニ食べに行かない?」とか。行くかは別ですけど、まだ返せるじゃないですか。相手に「で?」って思わせない工夫をお願いしたいです。
キモさの上塗り!「ドジっ子オジサン(お兄さん)」
続いてご紹介するのは「ドジっ子オジサン」です。「ドジっ子お兄さん」もありますね。とにかくこれは、男性です。
自分が異性に冷たくあたられているときに、「しばらく会えてなくて寂しい。会いたくなっちゃった」「返信がないから心配してまた連絡しちゃった」といった、自分のちょっとやりすぎかな、キモイかな、という行動に「テへっ」の要素を混ぜて中和しようとするも、結果、よりキモくなってしまう悲しい人たちのことを指します。
このコミュニケーションの行き着く先が、自宅玄関における「へへっ。来ちゃった♡」になると思うのですが、ご想像の通り恋人同士でなければホラーです。ドジっ子のふりしても全然可愛くないから。通報事案だから。世の男性たちには、「可愛ければ許される」という幻想は捨てて、女性との距離感を見誤ることなく接していただきたいなと思います。
自分の意見が最高!? インテリ風マウンティングマン
あらためて前提を確認しておきたいのですが、今回は、「こんなことをSNSでするやつはダメ」ではなく、「SNSでのモテない振る舞い」がテーマなのでモテるか・モテないかというモノサシだけをあててジャッジしていきます。
そうしたとき、やはり挙げざるを得ないのが意見や主張の強すぎる内容の連続投稿をする人です。
ニュースサイトで積極的にコメントしている人なんかに多いのですが、ネット上で何かしらの事件が話題になる度に、その記事や投稿をシェアして「この件で問題なのは〜」と意見を述べたり、ときには直接当事者にコメントを飛ばして、自分の意見の正当性を主張する人がいます。正しい意見を主張したい真面目な人にも見えますが、度々そんな投稿を見ると、本当のところは相手を下げて自分の価値を高めたいだけの人に見えてしまう。わたしはこういったことをしがちな人のことを「インテリ風マウンティングマン」と呼んでいます。
別にこの行為自体に問題があるとは思いません。ただモテる・モテないで言ったらモテないという話です。単純に怖いし、とっつきにくいなと思ってしまいます。
セレブすぎる自己ブランディング! 会員制フーディ女
「食通」「グルメな人」を指す「フーディ」という言葉があります。フーディな人は私も大好きですし、SNSにあがっている素敵な写真を見るのも好きですが、高級な美味しいお店や、会員制のお店に行っている様子ばかりをInstagramにアップするはりぼてフーディ行為は、実は非モテにつながっています。
男性から見ると舌が肥えていそうでごはんに誘いにくいですし、高いお店にばかり通えるお金がどこから出ているのかも気になってしまいますよね。男が出しているんだろうか、だとしたらどんな男なんだろうと、妄想で勝手にハードルが上がっていきます。ともだちと行っているならその人も一緒に写すとか、たまに背伸びして行っているのなら普段使いのお店も混ぜるとかするといいんじゃないでしょうか。
だからモテない! 非モテ広報部
非モテアピールは男女問わずモテません! レストランで「このメニューは全然人気がないんです」と言われて注文する気になりますか? 自分を不人気メニューにしてはいけない。「彼氏/彼女が欲しい…」「出会いがない」なんて言っちゃだめです。また、「付き合えるなら誰でもいい」アピールは、好意を持った異性に対して「私が好きなんじゃなくて、恋人ができれば誰でもいいんでしょ」と思われるリスクもある。というか、誰でもいいとか絶対ウソでしょ!
「現在恋人がいない」「恋人が欲しいと思っている」という情報は親しい友人にオフラインで積極的に開示していくべきだと思います。相談に乗ってくれるかもしれないし、誰かいい人を紹介してもらえるかも。
専用のアカウント作って!エクストリーム筋トレ野郎
筋トレ自体はすごくいいことだと思います。色んな趣味の人がいますけど、だらしない身体と締まった身体、どっちがモテるかと言ったらもちろん後者だと思います。
ただ…「アアーッ!!」とか奇声を挙げながらトレーニングしている様子を筋トレに興味のない一般人も見ているSNSにあげつづける必要はまったくないと思うんです。むっちゃ怖いし、自分に酔っている感じもします。
共通の嗜好を持つ人なら見たい投稿なのかなと思うので、筋トレ専用のアカウントを作って、見たい人だけ見られるようにした上で発信するといいのではないでしょうか。
欲しがりすぎ! 「そんなことないよ」待ちメンヘラ
「(自撮りをアップしつつ)ハァ……わたしってほんとブス」「(空の写真をアップしながら)わたしなんてこの世にいない方がいいんだろうな…」。こんな「そんなことないよ」待ち投稿を見たことはありませんか?
こういう投稿をする人には、異性が一時的に集まって、コメントやDMやLINEで「そんなことないよ」のシャワーを浴びせてくれますが、何度もやっていると、いずれ「この人構ってほしいだけだ」ということがバレます。そして周りに「あの人ってメンヘラだよね、めんどくさいよね」という評判が広まってしまう。そうすると、普通の人にはモテなくなってしまいますよね。
「わたしなんて」と言わなくていいような自分になりましょうよ!
スキルの低さが見えるぞ! エセ働きマン
「今日も徹夜ですわww」「今週も休日出勤! まじ社畜なんだけどwww」といった社畜アピールも、まったくもってモテません! 付き合ってもまともにデートできなさそうといった表面的な問題もありますが、本質は別のところにあります。
頭のいい人ならわかると思うんですが、こういう投稿をしてしまう人って、能力が高くない場合が多いんですよね。長い労働時間は、自分の責任である可能性が高いのに、それを面白おかしくコンテンツにしちゃってる。もし単純な仕事量の問題だとしても、長時間労働が嫌なら辞めて別の会社に移ればいいじゃないですか。いい意味で仕事がんばっている人は、自分がやりたい仕事のために長時間働いてるからそんなこと呟いたりすることは少ないし……。
とにかく社畜アピールだけしちゃう人には「がんばって転職しよ!」の一言につきます。
見たことあれば友達!マブダチマン
セミナーに参加しただけなのに「今日●●さんとお話しました」と、さも1対1で会って話したようなことを言ったり、多人数の飲み会に参加してたまたま有名人と一緒に写真を撮っただけなのに「濃いメンツで悪だくみ中!」なんて言ってしまう人いませんか?
でも実際のところその有名人に付けたタグは許可されていなかったり、コメントしても返信は来ていないパターンを見たときのさみしさたるや。そういうの、見てる人は見てるんです。
誰かを応援する気持ちは素晴らしいですが、そうではなく、他人を自分のブランディングのために利用するのはやめましょう。利用された方は覚えています。まずは魅力的な自分になる努力を頑張るべき!
わたしが一番! 自撮りアッパー
最後になりましたが、「自撮り女子」を自称する人間としてこれだけは挙げておきたいとっておきの非モテ振る舞いがあります! それはSNSでの「自撮り」アップです。散々自撮りをアップしてきたわたしが言うのですから間違いありません!!
自撮りアッパーがモテない理由は、自撮りという行為自体から感じる自己愛の強さ、いわゆるナルシストでめんどくさそうな印象を相手に与えてしまうことです。「今日はごはんがおいしかった!」「今日はもう眠い…」など異なる文章に同じような自撮りが毎回ついていると、「100点の顔なんだろうけど、毎回同じ写真ばっかりあげて自分大好きじゃん」という印象を与えます。
自撮りを上げるときは、友だちと撮っている「記念写真感」や、毎回少しずつ違う要素や背景を追加して「自撮りを上げる理由(言い訳)」を作ることが非モテを避ける道ですね。
モテたいなら ネットにあげるな 自撮りと愚痴
今日のお話しはこれに尽きます。コテコテのプロデュースをする必要はありませんが、敢えてモテない振る舞いをする必要もないはずです。たまに客観的な視点に立って自分を見つめることを忘れず、たのしいネットライフを送ってください!
TEXT:PreBell編集部
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