2020.05.28 おうち時間におすすめ!夫から「Netflixだけはやめないで!」と言われたヘビーユーザーが語るゲキ推しポイント【教えて!ヘビロテさん】
時はまさに動画配信サービス戦国時代!外出自粛の影響もあり、「おうち時間に動画を楽しみたい!」という方も多いのではないでしょうか。この業界を席巻しつつあるのがNetflix。4月に発表されたデータによると、有料会員数が前年比15%増となり、全世界で1億8,300万人を超えました。今回は外出自粛期間につき、二人のヘビロテさんにオンライン取材を敢行。Netflixの魅力とは何か、加入を考えている方必見です!
POINT
- 2台で視聴できるプランがあり、家族で楽しめる。
- 視聴履歴に合った作品をおすすめしてくれる。使いやすく、次々と視聴してしまう。
- 企業文化から自社制作作品まで一貫したダイバーシティ。
【CASE1】N.Aさんの場合「DVD購入派だったが、Netflixでほぼ完結するように」
N.AさんのNetflix3つの推しポイント
・作品の種類が豊富で、配信期間も長い
・ライフスタイルに合わせて、2台同時視聴できるプランも選べる
・ダウンロードして、オフラインでも楽しめる
※今回はzoomでお話を伺いました。
早速ですがN.AさんがNetflixを始めたきっかけを教えてください。 |
もともと海外ドラマが大好きで『ゴシップ・ガール』とか『セックス・アンド・ザ・シティ』とかをDVDで全作品購入していたんですけど……。 |
全作品! それはすごいですね! |
4年ほど前、Netflixが日本に上陸してたくさん宣伝をしていたのを見て、「これに入ればもうDVDを買わなくていいのでは?」と加入したのがきっかけでした。 |
ということは、現在はもうDVDはまったく買っていない? |
一部、絶対に手元におきたいものは買ってますけど、以前に比べると9割減という感じですね。 |
狙いどおりの結果だったわけですね。普段はどんな時にNetflixを視聴していますか? |
会社のお昼休憩と、家で夕食終わりから寝るまでの時間全部ですね。一日に2~3時間は余裕で見ていますよ(笑)。 |
じゃあ、夕食後はいつも夫婦仲良くNetflixという感じでしょうか。 |
いえ、基本的に夫とは生活のリズムが違うので、一人でゆっくり満喫しています(笑)。
あと母が別の場所に住んでいるんですけど、通勤時間にHuluで動画を観ていたらしいんですね。だけど「全部観尽くしちゃったから何かない?」という連絡があって。 |
さすが親子! お母さまもかなりのヘビーユーザーですね。 |
Netflixなら2台契約ができるプランがあるんですよ。私が観ている時でも、他の人が別のデバイスで違う番組を視聴できるという。それを契約して、お金は私が払っています。 |
それはとても良い親孝行ですね(笑)。ちなみに2台契約にすると料金はかなり違ってくるのですか? |
いえ、全然気にならない差額です。ベーシックプランが800円(税別/月額)からで、2台同時視聴できるスタンダードプランは1,200円(税別/月額)だったと思います。 |
ユーザーをコンテンツに引き込む仕掛けがいっぱい!
それくらいだったら気になりませんね。 あと、これは女性に聞いていいのかちょっとアレなんですが、話題になった『全裸監督』なんて観ました? |
はい、めちゃくちゃ面白かったです(笑)! ちょうど旅行する機会があって、出発前に全エピソードをダウンロードしておいて旅先で見ました。 でも結構激しいシーンが多いので……、あの、壁が薄いホテルでは音量に要注意ですね(笑)。 |
あははは。ところでNetflixって作品をダウンロードできるんですか? |
はい。落としておけばオフラインの状態でも観られます。 |
なるほど! 旅行や出張先でWi-Fiが飛んでない時などはいいですね。 ちなみにNetflix以外の動画配信サービスも利用してますか? |
他にはHulu、Amazon Prime、AbemaTVに加入しています。でも一番利用しているのはNetflixで、Huluが二番目かな。気になっているオーディション番組があって、そのために入ったという感じですね。 韓国映画もたまに観ますけど、そういうときはAmazon Primeが充実している印象です。AbemaTVに関しては若い女の子向けのコンテンツがすごく豊富なイメージがあります。 |
「Netflixだけは辞めないで」by夫
Netflixの「ここがいい!」というポイントは他にもありますか? |
機能として「イントロをスキップ」というボタンがあって、1クリックでオープニングや「前回までのあらすじ」を飛ばして、本編の一番アタマに飛んでくれます。 |
うわ、ソレ絶対に便利なヤツだ! |
あとリアリティ番組をずっと追いかけていくときにいいなと思うのが、サムネイルに赤いオビがついて「新着エピソード」が入ったことが一目でわかります。わざわざ検索しなくてもいいので、すごく便利だなぁと思います。 |
ちなみに旦那さんも動画サービスを利用されることもありますか? |
夫は洋画が好きなのですが「Amazon Primeよりも映画が多いね。どれかやめるとしたらNetflixだけはやめないで」と言っていました。 |
洋画も充実しているんですね。 |
あと、コンテンツの配信期間も長い気がします。 私は好きなドラマを何度も観るんですけど、他の配信サービスだとお気に入りの動画が配信終了になっちゃうことがあって。でもNetflixはいままで一度もそういうことがなく、ずっとあるのがすごくうれしいです。 |
なるほど、何度も繰り返し見られるのは良いですね! |
それから、英語の勉強にも使えますね。例えば『ゴシップ・ガール』とかは全シーズンを10回以上は観てるんですけど。 |
ええっ、それはすごい! |
もう内容は完全に理解しているので、何か作業するときに音楽の代わりに海外ドラマを英語で流しておくことがあります。英語のトレーニングになるかなって。 |
そんな使い方もあるんですね。 |
Netflixは「吹替版」と「字幕版」が分かれていなくて、1つのコンテンツ内で音声を切り替えられるんですよ。あと字幕も日本語や英語に切り替えられができたりしますし。 |
じゃあ、そのかいあって英語の方はかなり上達されたんですね。 |
いえ、まだそこまで……(笑)。 |
あははは(笑)。最後にこれからNetflixへの加入を検討している人に何かあればぜひ一言お願いします。 |
やっぱり作品数が多いので、性別問わず子どもも楽しめるコンテンツもたくさんあります! あと料金がリーズナブルだと思うので、ぜひおオススメしたいですね。 |
【CASE2】M.Oさんの場合「マイノリティにまで配慮したグローバルでダイバーシティな姿勢が好き」
M.OさんのNetflix3つの推しポイント
・暖炉チャンネルで癒しの時間を
・男女や年齢ではなく、視聴履歴からユーザーに合った作品をおすすめしてくれる
・ダイバーシティを受け入れている企業文化やオリジナル作品
まずは加入したきっかけを教えてください。 |
『全裸監督』や『ストレンジャー・シングス』などのオリジナル作品が話題になっていて、単純に「この波には乗っておきたい!」と思ったのがきっかけですね。 |
加入してみてどうでしたか? |
現在の流行を自分の目ですぐに確かめられたことが良かったですね。 ちょっと前なら、話題になったテレビドラマを途中から追っかける場合は再放送を待ったり、DVDをレンタルしなきゃいけなかったけど、今はすぐ配信で1話目からしっかり観られるのがいいなと思います。 |
確かに手軽になりましたね。ちなみにNetflixでは主にドラマを見ている感じですか? |
あ、ちょっとイレギュラーなんですけど、暖炉のチャンネルがあって。薪が燃えている様子を、部屋を暗くしてひたすら流していることもあります。 |
ええ、そんなチャンネルがあるんですか! テレビ台が暖炉に早変わりですね。 |
ですです(笑)。このご時世ですから、ニュースばかり見ていると疲れてしますよね。あえて情報を遮断してリラックスできる時間を作るという感じです。 |
たしかにそういう時間を持つことも大切ですよね。 |
去年、友達と奥多摩でキャンプをしたんですけど、そこが焚火禁止の場所だったので暖炉チャンネルをタブレットで流して……。 |
ええ! リアルキャンプでバーチャル焚き火をしたということですか? |
そうそう(笑)。画面の焚火を観ながらみんなでゆったりとお酒を飲んで語りましたね。 |
視聴すればするほど、自分に合った作品が紹介される
Netflixのここがいいよねっていうのはありますか? |
まわりの声でもよく聞くのが使いやすいところですね。後はカテゴリーもわかりやすいかな。 |
何か特徴があるんですか? |
「海外・日本映画」とか「アニメ」といったくくり以外にも、「実話に基づくヒューマンドラマ」とか「三角関係を描いたドラマ」とか、独特の切り口になっているんです |
へ―、なかなか工夫されていますね。 |
それに、今までの視聴履歴を基におすすめしてくれるのも良いですね。 ネットニュースで、Netflixが「どういう人がどんなコンテンツを観ているか」分析した結果、「年齢や性別はあまり関係なかった」というのを見ました。だから、Netflixがおすすめを提示する際に年齢や性別で判断することはないんだそうです。 日本のマーケティング業界では、年齢や性別を考えてコンテンツを作るっていうのが当たり前だったんで、そこは衝撃的でした。 |
多様な価値観を大切にする企業文化
Netflixの企業文化も気に入られていると聞いたのですが、どんなところですか。 |
私がそういうところに敏感なのもあるんですけど、「ジェンダー的にこれってどうなの?」というテレビ番組が日本だと結構ありますよね。
「男らしさ」「女子力」「モテ」とか。 |
たしかに、よく見かけますね。 |
他にもLGBTQの人たちへの接し方などは日本も少しずつ進んでいるとは思うんですけど。 Netflixだとそういうマイノリティの人たちがいるのが当たり前っていうドラマが多いです。そういう姿勢は一貫していて、カッコイイなって思います。 |
そんな姿勢が反映された作品も? |
『クィア・アイ』というバラエティ番組があって、ゲイの5人組が生きづらさを抱えている人たちをバックアップするんです。 日本だと「痩せて綺麗になろう」とかになりがちなんですけど、「あなたはそのままで十分素敵だからそれを活かさなきゃ!」という考えで。 しかもこの5人組自体もすごくパワフルで面白くて、観ているだけで気持ちが明るくなる番組です。 |
性別や年齢を問わず、誰もが楽しめそうですね。 |
お子さんとも一緒に笑いながら楽しめます。子育てしている友達で、Netflixのバラエティを見せているという人もいます。多様な価値観を身につけるのにはいいなって思いますね。 |
最後に何か一言お願いします! |
まだ試したことはないんですけど、グーグルクロームの拡張機能で「Netflixパーティー」というのがあって、会員同士なら離れた場所から同じ動画を見ながらチャットしたりできるみたいです。 楽しそうだから、やってみたいなって思います。 |
これを機に早速私もスタンダードプランに加入してみました。
ウチは5人家族なのですが、このプランだと家族全員にプロフィールを割り当てることができます。子どもたちは自分のプロフィールで視聴し、日々パーソナライズ化を進めています。また年齢制限がかけられるので、「まだ子どもにはちょっと早いな」という番組はストップがかけられるので親としても安心です。
私の方は他の配信サービスでは途絶えてしまっていた『ハウス・オブ・カード』と『ブレイキングバッド』を見つけ、その続きを楽しんでいます。その合間に『アイリッシュマン』や『ROMA/ローマ』などの映画を鑑賞する毎日。しばらくは寝不足の日が続きそうです。
文:双六屋カゲゾウ
イラスト:入江剛史
写真:PreBell編集部
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