2020.08.06 スマートなプラグ、マグ、スピーカー……インターネットにつながれば、「あったらいいな、こんな未来」と思い描いていたことが叶っていました【IoTでスマートな暮らし】
PreBell編集部と「生活の中でこんなものがあったらいいな」なんて話していたころ、3つのIoTグッズが送られてきました。中身はスマートプラグ、スマートマグ、ペチャット。バラエティ豊かですね。さっそく使ってみました。
普通の家電がスマート家電に進化!『ホーム・アローン』の名シーンも再現!?
![普通の家電がスマート家電に進化!『ホーム・アローン』の名シーンも再現!?](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_copy.img.jpg/1596419185450.jpg)
![スマートプラグ「Meross」](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_copy_copy.img.jpg/1596419218892.jpg)
一つ目は「スマートプラグ」の「Meross」という製品です。コンセントにつなげるプラグが、アプリやスマートスピーカーと連携します。これにより、いろいろな製品が「IoT」の機能をもてるようになるのです。
![「Meross」アプリ画面](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_copy_copy_copy.img.jpg/1596419281364.jpg)
スマホのアプリからプラグのオンとオフを管理することができます。時間を決めて自動的にオンオフをすることも可能です。また、スマートスピーカーとも連携します。
![「Meross」をサーキュレータに取り付けている写真](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_copy_copy_copy_532038497.img.jpg/1596419328938.jpg)
サーキュレータに付けてみました。ネット通販で買った一番安いサーキュレータなのですが、スマートプラグによってアプリや声で操作ができるようになりました。
スマートプラグができるのは電源のオンとオフだけなので、このサーキュレータのように「電源を入れるだけで動く」電化製品に使うといいですね。
いまは夏ですが、電気ストーブや電気毛布などの「電源をオフするのを忘れると危険なもの」にも便利そうです。プラグをオフにする時間帯を設定しておけば、自動的にオフになります。
そういえば……映画『ホーム・アローン』で、泥棒対策に小さなケビンがパーティを開催しているように家の外から見えるようにする、というシーンがあったのですが、スマートプラグでつなぐことのできる照明などを駆使すればスマートに実現できそうですね。
僕好みのコーヒーの温度になったことをお知らせ!飲み頃をずっとキープ!
![僕好みのコーヒーの温度になったことをお知らせ!飲み頃をずっとキープ!](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_1376034097.img.jpg/1596419380464.jpg)
![スマートマグの「Ember」](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_1376034097_cop.img.jpg/1596419399572.jpg)
次に使ってみたのは「スマートマグ」の「Ember」という製品です。マグカップ自体にバッテリーとヒーターが付いています。また、スマホのアプリと連携したいろいろな機能があるのです。
![「Ember」のアプリ画面](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_1477231136.img.jpg/1596419433895.jpg)
まずはアプリで飲み物の温度の設定。ここで設定した温度をスマートマグはキープするのです。
マンガに描いたように、時間が経っても温かい飲み物を飲むことができます。
![「Ember」の通知画面](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_616679486.img.jpg/1596419474911.jpg)
温かい飲み物って、作った瞬間は熱すぎて飲めないことが多いですよね。少し冷めるまで、待ってから飲むことになります。
スマートマグでは、飲み物が設定した温度に下がったら、スマホに通知が来ます。いままでは「なんとなくの勘」で飲み頃の温度を探っていたのですが、もうハッキリと自分が飲むものの温度がわかった状態で飲むわけです。
![「Ember」のアプリ画面](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_616679486_copy.img.jpg/1596419798493.jpg)
ちなみに、人気の飲み物の適温はあらかじめセットされています。なるほど、コーヒーは57度くらいで飲むのがいいのか……。知らなかったです。
ぬいぐるみが話すなんてメルヘン!でも意外と実用的!?
![ぬいぐるみが話すなんてメルヘン!でも意外と実用的!?](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_616679486_copy_452836096.img.jpg/1596765078352.jpg)
![「ペチャット」](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_616679486_copy_2140855254.img.jpg/1596419560952.jpg)
最後は「ペチャット」という製品です。このボタンのようなものから、声が出るのですが……。
![「ペチャット」をつけたぬいぐるみ](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_616679486_copy_620979632.img.jpg/1596419590519.jpg)
こんなふうに自分の好きなぬいぐるみに付けると、まるで「ぬいぐるみがしゃべっている」ように見えます。
![「ペチャット」アプリ画面](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_616679486_copy_298655778.img.jpg/1596419630833.jpg)
ペチャットはスマホのアプリで操作します。文字を入力したらそのまましゃべってくれますし、あらかじめセットされたセリフもあります。
歌を歌ったり、童話を読んでくれたりもします。「ぬいぐるみがしゃべる」というメルヘンな世界が一瞬で構築されていくのがすごいです。
![ぬいぐるみが話すなんてメルヘン!でも意外と実用的!?](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_616679486_copy_1513275146.img.jpg/1596765078330.jpg)
あらかじめセットされたセリフの中には「イヤイヤ期の子ども」に言うことを聞いてもらうための音声もあります。
![「ペチャット」アプリ画面](/content/so_net/prebell/feature/pre_20080601/_jcr_content/mainparsys/image_616679486_copy_996985591.img.jpg/1596419691634.jpg)
「お風呂に入らない子どもにお風呂に入ってもらう」や「夜眠ろうとしない子どもに寝てもらう」など、いろいろなシチュエーションに対応しています。うちには子どもはいないのですが、このリストを見て子育てしている人の苦労がしのばれました……。
この「イヤイヤ期の子ども向けの音声」は子どもがいない家庭でも、意外と役に立ちますね。「お風呂に入るのがめんどくさい」など、大人でも普通にあります。そんな時にペチャットを使って促せば、角が立ちません。夫婦間の円滑なコミュニケーションツールとして使えるわけです。
というわけで、「生活の中でこんなものがあったらいいな!」という3つのIoTグッズを紹介しました。風が自動で循環したり(スマートプラグ)、コーヒーがいつまでも飲み頃だったり(スマートマグ)、ぬいぐるみがしゃべったり(ペチャット)……。よく考えてみるとどれも超すごい。
編集部は「こんなものがあったらいいな」というテーマで選んでくれたのですが、「あったらいいな」という素朴な願望をはるかに超えてくるものがあります。少しずつ「未来」が生活の中に溶け込んできているな……なんて思いました。
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マンガ・文:斎藤充博
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