●△■光ってなに!? 勇者を混乱させる「インターネット契約に必要な呪文」たち。【勇者、Wi-Fiを知る】
生まれたときからインターネットがあり、スマホはもちろん、有線よりもWi-Fiが当たり前。そんな世代の一人暮らし、インターネットはどうする!? 本連載の主人公「インターネット勇者さん」の一人暮らしから、知っているようで意外と知らないインターネット回線の開通までの道のりや、快適なネット環境の作り方を解説していきます。
【登場人物】
インターネット勇者
社会人3年目。子どものころからインターネット、PC、スマートフォンなどのIT製品に囲まれた環境で育った。いわゆる「デジタルネイティブ」世代。
<前回までのあらすじ>
「Wi-Fiルーターがあればインターネットができる」と勘違いした勇者さん。
意気揚々とWi-Fiルーターのスイッチをオン! にするも……Wi-Fiには繋がるものの、インターネットは使えない状態に。そう、Wi-Fiを使うには「インターネット回線」が必要なのを知らなかったようです。お父さんの助言で光回線のインターネットを契約すると決めた勇者さん。今度こそ、つながることができるでしょうか……!?
待ってろよ! 俺の光回線~!!
親父に「お前は光回線を契約しときなさい」って言われたけど、光回線って何なのよ?
とりあえず、契約の仕方でも調べてみるか。
「フレッツ光」「V6対応」……呪文みたいでクラクラするううう。
一人暮らしの俺には「So-net 光 プラス」ってのが、おすすめらしい。
申し込みはサイトからっと……んんん? 知らない言葉があるぞ。
【PreBell編集部が解説】インターネット回線、これだけ知っておけば大丈夫!
どうも、こんにちは。PreBell編集部です!
やっとインターネット回線の申し込みまでたどりついた勇者さんですが、申し込み画面に聞いたことのない言葉が並んでいて、ちょっと困っているようですね? じつはこれ、知っておくとインターネット回線の仕組みがよくわかるようになります。簡単に解説します。
フレッツ光…NTT東日本・NTT西日本が提供する光ファイバー網を使った、光回線インターネットの商品名のこと。
v6プラス…インターネットの接続方式である「IPv4」「IPv6」の両方を使い分けることができるようにするサービスのこと。「IPv4」「IPv6」にはそれぞれメリット・デメリットがあり、どちらか一方の接続方式しか使えないのは、何かと不便なため「v6プラス」に申し込むことで、インターネットをより快適に使うことができます。
電気や水道じゃないのに……。光回線の工事って何するの?
インターネットを使うのに工事が必要だなんて聞いてないぞ(泣)
工事は本当に必要なの?
【PreBell編集部が解説】どうして工事は必要なの?
一般的に、光回線の開通工事が行われていない建物では、光回線のインターネットを使うための「光ファイバーケーブル」が、建物まで引かれていません。ですから、光回線のインターネットを使いたくても使えないんです……。そこで、開通工事が必要になってくるわけです!
工事では、光ファイバーケーブルを建物の近くの電柱からアパートなどの建物に引き込み、インターネットを利用する部屋まで光回線を開通させる作業を行います。
ここで、注意しておきたいことが1点! 建物の構造上、光回線が通せない、周辺に電柱がない場合などは、開通工事ができないケースもあります。
申し込む前に、光回線の開通工事ができる環境かどうか、大家さんや管理会社に確認しておきましょう!
さあ、次はこそは光回線インターネットで、Wi-Fiが使えるようにするぞ!
マンガ:大橋裕之
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