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2021.11.18 これからの交通手段の選択肢のひとつ!?アプリでレンタルして電動キックボードに乗ってみました【ミツヒロ新発見!ネットサービス体験記】

街中で電動キックボードを見かけて、「乗ってみたいなぁ」と思っていたマンガ家でライターの斎藤充博さん。調べたところ、「LUUP」という、電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービスを見つけたんだとか。アプリで貸出などの手続きが完了するという便利さに惹かれて、さっそく試してみることに。そこではどんな新発見があったのでしょうか……?

「あれ乗りたい!」と、調べたらレンタル可能!即試すことに

先日、街中で「電動キックスクーター」に乗っている人を見かけました。スーッと軽やかに、街を駆け抜けていく様子がかっこよくて、なんだか未来の乗り物のような感じがしました。     

「僕も乗ってみたい!」と思って調べてみたところ、レンタルで乗れることがわかりました。

「あれ乗りたい!」と、調べたらレンタル可能!即試すことに
「LUUP」のキャプチャ

僕が街中で見た電動キックボードは「LUUP」というレンタルサービスでした。アプリを使って、街中のポートと呼ばれる設置場所に駐車されている電動キックボードをレンタルすることができます。

料金は初乗り10分間110円(税込)、10分以降は1分あたり16.5円(税込)(2021年10月現在)。30分乗るとすると、440円。想像よりもだいぶ安いです(30分で数千円くらいするのでは……と思っていたので)。

「あれ乗りたい!」と、調べたらレンタル可能!即試すことに

特例電動キックボードは法律上「小型特殊自動車」に分類されます。小型特殊自動車以上の免許が必要で、「普通自動車」や「普通二輪」の免許があれば運転することができます(原付免許では運転できないので注意)。

小型特殊自動車の法令に準じなければいけませんが、自動車の一種と思って運転していればむずかしいことはありません。

ちょっと気をつけておきたいのは「二段階右折が禁止」であることです。とはいえ、大きな車に交じって右折レーンに入っていくのはちょっと怖いので、大きな交差点で右折するときは電動キックボードを手で押して運び、歩道を使って移動するのがよさそうですね。今回の特例措置下において、電動キックボードを押し歩きする場合には歩行者とみなされます。LUUPでは、走行量の多い道路などを右折する場合には、交差点で電動キックボードを一度降り、横断歩道を押し歩いて渡るようアナウンスされています。電動キックボードはかなり軽いので手で押すことは苦になりません。

返却も決済もアプリで完結! 街を歩いていて、乗りたいときに乗れることがうれしい!

LUUPを使いたいときは、あらかじめ返却するポートを決めて予約をします。

「LUUP」のキャプチャ

実際のポートまで来たら、アプリ上で乗る手続きをします。

ポートの写真
「LUUP」のキャプチャ

目的地になるポートも選んで予約したら、走り出せます。

「LUUP」のキャプチャ

ちなみに、ポートの選択はアプリの地図上で行えるので結構便利です。レンタル中に目的地を変更することもできます。

「LUUP」のキャプチャ

目的地に着いたら、返却の手続きをアプリ上で行います。こんなふうにアプリでLUUPを停めた場所の写真を撮影します。

「LUUP」のキャプチャ

レンタルしていた時間に応じて、料金は登録していたクレジットカードに請求されます。

返却も決済もアプリで完結! 街を歩いていて、乗りたいときに乗れることがうれしい!

これからの移動手段の選択肢のひとつになりそう

今回感じたLUUPのよいところは以下の通りです。

・レンタルの手続きがかなり手軽
アプリを使ってのレンタルはとても簡単で手軽でした。レンタルをするときの手続きがハードルになるということはなさそうです。

・電動キックボードの楽しさ、便利さ
キックボードに乗ること自体がかなり楽しいですね。駅やバス停からちょっと離れたところに行くとき便利だろうなと思います。坂道も電動キックボードを使えると相当ラクになりますね。

これからの移動手段の選択肢のひとつになりそう

まだポートがあるのはまだ一部の地域だけです(LUUPは電動キックボードの実用化に向けての実証実験中)。これからもっと増えてくるとかなりありがたいです。このくらい手軽だと、電車やバスにつぐような交通手段としてかなり実用的になるんじゃないでしょうか。

こんな便利なものがどんどん街中に増えてくると、街を違った方法で利用できるようになりそう。未来を感じますね。

マンガ・文:斎藤充博

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