新感覚の地図アプリとポイ活で、散歩にIT革命起こしてみました【ミツヒロ新発見!ネットサービス体験記】
運動不足解消のため、散歩を習慣としている斎藤充博さん。「スマホのアプリ」を使って、散歩をグレードアップさせてみることにしました。そこではどんな新発見があったのでしょうか……?
いつもの散歩がマンネリ化。楽しくなるツールはないかと探したら……?
原稿を書いたり、マンガを描いたりしていると、ずっと家の中にいることになります。これがよくない。運動不足になってしまいますし、なんだか気分もすっきりしません。最近では新型コロナウイルスの流行でより外出の機会が減りました。そこで、できるだけ「散歩」をするようにしています。
でも、ただ家の周りを歩いているだけだとちょっと飽きるんですよね。どうしたものかと思っていたところ、ふと「スマホのアプリを使って、散歩をちょっとグレードアップできないかな」と思い、調べてみることにしました。スマホはどこにでも持ち運べる高性能なコンピューター。なにかいいアプリがあるはず……!
たくさん歩くとおトクな「トリマ」。歩数と移動距離でポイントゲット!
「トリマ」というアプリは、歩数と移動距離をカウントしてポイントに交換してくれます。歩けば歩いた分だけ、トクする仕組みです。
他にも、アンケート、友だち紹介、ガチャやスロットなど、さまざまなイベントでもポイントが貯まります。
実際の画面はこのような感じです。
「トリマ」のポイントは、Amazonギフト券や、iTunesギフトコードなどと交換可能。他にも楽天ポイント、dポイント、Google Playギフトコード、さらには銀行への現金振り込みまであります。交換先に悩むことはなさそうです。
それから、コンビニのコーヒーなど、商品の引換券と交換することもできます。
他のポイント交換や、商品の引換券の他に、よりアプリ内でポイントを効率よく貯められるようになる「アイテム」と引き換えることもできます。こういうのおもしろいですね。散歩が急にゲームっぽくなってきました。
注意点として、他のポイントに引き換えたり、商品に引き換えたりできるようになるためには、1日でかなりの歩数や移動距離が必要になってきます。さらにマイルの上限やリセットにも注意が必要で、日に何回かアプリを開いて、現在の状況を確認しておく必要があります。
つまり、そんなにすぐに、いろいろもらえるわけではない……ということにはなります。とは言っても、ある程度長く続けていれば、かならずマイルは貯まってくるわけです。それに、景品があること自体が楽しくて、わくわくします。
自分に合う街を音楽で探す!?新感覚の地図アプリ「Placy」
Placyは世界最大手の音楽配信サービス「Spotify」と連動して、「同じ曲や似た曲を好む人が好む場所」を導き出し、地図上に表示するという仕組みの地図アプリです。喫茶店や本屋、映画館など、現時点で約2万件ものスポットが登録されていて、ユーザーが投稿した音楽を聴くことができます。
例えば、自分のお気に入りの曲を入力すると、自分の感性に合う人が集まっているであろうスポットを簡単に見つけることができます。これがPlacy が“音楽で場所を探せる地図アプリ”というゆえんです。もちろん、自分の好きな場所に自分のおすすめの音楽を投稿することも可能です。
Spotifyについてはこちらの記事で詳しく解説!
無料で使えるSpotify!有料版との違いは?メリット、使い方、登録方法まで徹底解説
これが「Placy」というアプリです。こんなふうに「場所」に音楽をどんどん投稿していきます。
「場所」に投稿された音楽は、地図上でも表示されます。自分のいる場所の近くで、どんな音楽が投稿されたかがすぐにわかります。
僕は、池袋西口公園にTHE PINBALLSの「ニードルノット」を投稿してみました。これはアニメ版「池袋ウエストゲートパーク」の主題歌です。これ以上にここで聴くのにふさわしい音楽はないはず……。
自分が投稿した音楽を、ここに来た誰かが聴くかもしれないと思うと、なんだか楽しいですね。
まとめ
今回「トリマ」と「Placy」で散歩をアップグレードさせてみました。まとめるとこんなメリットがあります。
・「トリマ」で、歩く歩数や移動距離をゲーム感覚で伸ばすことができる。たくさん歩いたらポイントや商品券などと交換できる。
・「Placy」で、外出した場所にどんな音楽が投稿されているのか楽しめる。自分のおすすめの音楽を投稿することもできて、同じ場所を訪れている人とのゆるやかなつながりを感じられる。
アップグレードした散歩が楽しすぎて、ついつい遠くまで歩いて行ってしまうなんてことも増えました。散歩という日常の行動でも、ITやアプリの力でちょっと切り口を変えてこんなに楽しむことができるなんて……。次はどんなアプリを入れてみようかな。
マンガ・文:斎藤充博
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