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2022.02.10 【マンガ】1996年のJKと2021年のJK、放課後の過ごし方はどう変化した?

かつてPreBellで人気を博していた連載企画「JKのデジタルライフ」が一度限りの限定復活! インターネットが普及しはじめたばかりの25年前と今では、女子高生のデジタルライフはどのように変化したのでしょうか?「放課後の過ごし方」を見ることで、その違いがわかるかもしれません。 登場するのは、2021年を生きる女子高生・みらいちゃんと、1996年に生きる女子高生・かこちゃんです。

2021年を生きる女子高生・みらいちゃんと、1996年に生きる女子高生・かこちゃん

放課後や休日の連絡手段といえば……?

放課後や休日の連絡手段といえば……?

かこちゃんの生きる1996年は、携帯やPHSを持っている人は5人に1人程度でした。そのため、友だちへの連絡手段といえば、ポケベルや家電(公衆電話も)が当たり前。電話代が高いと親に怒られるので、友だちとのおしゃべりは、もっぱら放課後のカラオケボックスやカフェでした。自宅にインターネット環境がある家庭も非常に少なく、「親のパソコンで、通信費が定額になる23:00以降にテレホーダイ(※)でインターネットに触れていた」という人がいるかどうか……というくらい、インターネットとは遠い世界でした。

※テレホーダイ:NTTがダイヤルアップ接続のインターネット利用者向けに、1995年に始めた、23時から翌8時までの9時間に限って指定した電話番号への発信を定額で行うことができるサービス。サービス開始当初は、パソコン同士の通信での使用がメインだったが、のちに今のようなインターネット通信が普及し、主にインターネットサービスプロバイダ(ISP)へのダイヤルアップ接続の用途に使用されていた。

いっぽうで、みらいちゃんの生きる現代は、インターネットが普及し「常時接続」「定額制」が当たり前の世界。Wi-Fiや5Gなど、インターネットにはいつでもどこでもつながっている状態で、スマホやタブレットを駆使して推しのオンラインライブを楽しんだり、友だちとLINE通話を繋ぎっぱなしで勉強したりすることも。コロナ禍ということもあり、オンライン上で友だちや先生とやり取りをするケースもかなり増えています。

「インターネットは深夜にやるもの」「電話代の請求に怯える」なんてことも、遠い昔の話。「インターネットをするために、インターネットをしていた」時代が懐かしいものです。

TEXT:PreBell編集部
マンガ:さといも屋

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