プロレーサーも御用達!?ハンドルコントローラーで楽しむグランツーリスモが面白すぎる【にわか歓迎!eスポーツ応援部】
最近日本でも話題となっているeスポーツ。世界競技人口は1億3,000万人、世界市場規模は1400億円を超えています。かつて私たちが熱中したゲームもeスポーツの種目になっているのはご存じでしたか?例えばストリートファイターやウイイレ、グランツーリスモやパズドラなど。
そこでPreBellでは、まだeスポーツのことをよく知らない、いわゆる“にわか”な人でも楽しめるeスポーツのゲームタイトルを紹介!今回はカーレーシングゲームとして不動の地位を占める「グランツーリスモSPORT(以下、グランツーリスモ)」の魅力をお伝えします。
グランツーリスモとは? これがゲーム?のリアル感
ポルシェやアウディ、フェラーリやランボルギーニのようなかっこいいスポーツカーに乗ってサーキットを爆走したい……。そんな、私たちが小さいころに憧れた夢を体験できるリアルドライビングシミュレーターゲームが、グランツーリスモです。
その「現実感」はリアルレーサーも練習としてシミュレーションに使うほど。ゲーム上では鈴鹿サーキットなど実在のサーキットや車両が使用されています。
それから、最先端の技術が駆使されたグラフィックは圧巻!クルマから見える周囲の山々や街並みに、ついつい見とれてしまいます。
さらに、グランツーリスモではグラフィックだけでなく、感触もリアルで、ドライブ時の感覚も精密に再現。タイヤの摩耗具合や燃料減少によってクルマの反応が変わったり、風の影響で映像が揺れたり、車体のコントロールが難しくなったりなど、とことんリアリティーにこだわって制作されたゲームなのです。
体験すれば欲しくなる!ハンドルコントローラーで楽しむe-レーシング
グランツーリスモのリアル感を最大限まで高めるスゴい機械、それがハンドルコントローラー(略してハンコン)です。アクセル・ブレーキもセットになっています。
なんと今回、グランツーリスモのプロ選手も使用するハンコンの最高級機「ステアリングホイールT-GT」を国内の正規代理店のアニモ・ホールディングス株式会社様からお借りして体験することができました!重厚感のあるハンコンをセッティングしただけでテンションが上がります。
ハンドルに加えアクセル・ブレーキもセットになったハンコンは、コース内の縁石や、コースをはみ出してしまった際の砂利道(グラベル)などを認識して負荷がかかるなど、路面フィードバック機能を搭載。
実際にリアルレースのプロもハンコンを使って練習していたり、逆にハンコンを使うe-レーシングで研鑽を積んだ選手がリアルレースに転向したりすることもあるとか。リアルとゲームの境界がどんどんなくなってきているんですね……!
そしていざレース開始!ブレーキをかけるとハンコンが重くなったり、スピードを出すと映像やハンコンが揺れて風で車体が揺れているように見えたりなど、まるで本当にクルマを運転しているよう。
初心者だったので慣れるまでに少し時間がかかりましたが、アクセルを踏み込んで先行車を追い抜くときの爽快感でみるみる熱中してしまいました……!
ハンコンを自前で買おうとすると結構なお値段がしますが、技術開発向上目的で、各種テストを伴う「テスタープログラム」を不定期で実施しているため、アニモ・ホールディングス株式会社公式Facebookや大手ゲーム媒体のプレスリリースに募集の告知が載ることもあり、体験するチャンスはありそうです。
また、栃木県にあるモビリティテーマパーク「ツインリンクもてぎ」内のグランツーリスモカフェや、お台場の「MegaWEB」では、無料でハンコン体験ができます。
初見でも大丈夫!e-レーシング大会の魅力
ハイクオリティなリアル感を持つグランツーリスモでは、e-レーシングの大会も数多く開かれています。世界中のトッププレーヤーが集まる「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」や、2019年からはなんと国体の種目にもグランツーリスモが。選手たちは最速の座を目指してデッドヒートを繰り広げています。
e-レーシングの大会動画はYouTubeなどですぐに見ることも可能です。
ただ、「リアルのカーレースは見たことないし、詳しく知らないから見ても楽しくないかも」と思う方もいるかもしれません。しかしこのグランツーリスモ、そんな方でもわくわくできる見どころが満載なんです。
まず、カット割りが斬新&かっこいい!周囲の美しい景色の中をクルマが颯爽と走り抜けるシーンもあれば、ドライバー目線の臨場感のあるカットもあり、見飽きません。そして画面には現在の順位や車種、路面の温度や風向きといった情報が常に表示されており、初見でもレース状況がすぐ分かります。
さらに、リアルのモータースポーツでもおなじみの実況・解説者が熱くレースの様子を解説。終盤になるにつれてますます熾烈になるレースとともに、ボルテージが上がっていく実況を聞けば、初めて見る人でも興奮すること間違いナシです。
この機会に是非グランツーリスモの魅力にハマってしまってはいかがでしょうか。
TEXT:弥富文次
イラスト:くまみね
ステアリングホイールT-GT提供:アニモ・ホールディングス株式会社 スラストマスター事業部
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