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2020.09.03 いつメンにLINEを自動送信?ギャル電がテンアゲになれるシステムをつくった!【MESHであそぼう!】

2020年度から、小学校でプログラミング教育が実施されることになりました。しかし、「プログラミングって何???」と不安を抱える保護者の方も少なくないはず……。その不安を拭うべく、特別な知識がなくてもプログラミングや電子工作にチャレンジできるIoTブロック「MESH」で遊んでみることにしました!

そもそもMESHって何?

誰でも簡単にプログラミングができる「MESH」

MESHはソニー株式会社が開発した、手のひらにすっぽり収まるサイズのIoTブロック。各ブロックには、それぞれ「ボタン」「LED」「動き」「人感」「明るさ」「温度・湿度」「GPIO(拡張)」といった全部で7種類のタグと呼ばれる機能が付いています。誰でも簡単、思い通りにシステムを自動化できるのです。

とはいえ、やはり素人だとMESHをどう使えばいいかよくわからない……。
そこで、電子工作が得意な「ギャル電」のきょうこさんに相談することに。

きょうこさん イケてるMESHを使えるというワンチャンに、テンション上がります! ん~~~、何を作っちゃおう?
首をかしげるきょうこさんギャル電のプロダクトで全身をビカビカに光らせながら、アイデアを考えるきょうこさん。

元ポールダンサーのきょうこさんと、女子大学院生ギャルのまおさんによる電子工作ユニット「ギャル電」。ギャルとパリピにモテるテクノロジーを生み出し続けているきょうこさんなら、きっと爆イケのアイデアを出してくれるはず!

テンアゲ⤴で作動するPCデコライトを作ろう!

きょうこさん 最近、リモートワークやステイホームが普及して、自宅のPCと過ごす時間が長くなりましたよね。ギャル的には「PCが盛れてない!」「友だちをオンライン飲みに誘うきっかけがなくてつらたん!」というテンサゲ⤵問題が深刻です。
  • ※テンアゲとは、テンションが上がっている状態のこと。テンサゲとは、テンションが下がっている状態のこと

そこで今回は、MESHを使ったPCデコライトを作って、その問題を解決しちゃいましょう~!

そう言ってきょうこさんが書いてくれた、PCデコライト「アゲミレニアム盛りインターネットオブシングス(仮)」の仕組みはこちら。

きょうこさんがつくった設計図

ざっくり説明すると、Twitterで「テンアゲ」という言葉を誰かがツイートしたら、IFTTT(イフト)というアプリがMESHに通知を送り、PCにつけたデコライトが点灯&スマホからアゲアゲの音楽が流れます。
そこで自分もテンアゲになって踊ると、仲良しメンバーにオンライン飲みのお誘いLINEが自動送信される……というシステムです。
これがMESHで簡単に実現できるなら、すごいですよね!

まず、デコ部分とMESHをつなぐ工作の材料はこちらです!

工作に使う材料

用意するものは……
デコ部分・花(小型のフックと併せてクリップに接着済み)、デコ部分・LEDとデコパーツ(クリップに接着済み)、犬のキーホルダー、タミヤの組み立て式モーター(空き箱に接着済み)、乾電池2本(黒い電池ボックス内)、MESH、MESH GPIOブロック用FETボード、たこ糸(針金でも可)、両面テープ、ハサミです。

100円ショップで売られているクリップで固定するタイプのライトに花をつけたデコクリップデコ部分は事前に工作済み。基本的には、PC用のディスプレイクリップを準備して、そこに自分の好きなものを両面テープや接着剤で付ければOK! ちなみに、きょうこさんは100円ショップのクリップライトからライトを取り外し、クリップ部分のみを使用。

モーターを組み立て、PCに設置する

早速組み立てていきましょう!

MESHのGPIOブロックとFETボードを接続①まずは、電源を乾電池から取るため、MESHの「GPIO」ブロックと、電源を拡張するFETボードをつなぎます。
電池ボックスとFETボード、モーターをつなぐ②電池ボックス側の2本の電源コードを、FETボードのGNDに-の線、VODに+の線をそれぞれつなぎます。モーター側の2本の電源コードを、FETボードの+、-にそれぞれつなぎます。※このとき、電池ボックス側の電源コードの+と-の接続を間違えると、モーターが動かないので要注意です!
モーターの組み立て方とクリップの付け方③クリップでPCのディスプレイ上部を挟み、デコ用の花を取り付けます。
モーターの組み立て方とクリップの付け方④クリップに犬のキーホルダーを取り付け、両サイドのキーホルダーにたこ糸に結び付けて糸の長さなどを調整します。
糸のたるみを確認たこ糸のたるみ具合を確かめるきょうこさん
きょうこさん このたこ糸の真ん中あたりに付けるモーターが上下に動くことで、犬も上下に動いて荒ぶる……!という仕組みです。
モーターを付ける前に、手でたこ糸を上下させてみて、犬がワンワンする(よく動く)ように糸の長さや張り方を調整しておきましょう!
糸とモーターをつなげた様子モーターを付けた箱を、両面テープでPCの天板に取り付け、たこ糸とモーターを結び付け電池ボックスは箱の中に収納しておきましょう。

これでMESH&犬&モーターの仕組みは完成です!

LEDライトを組み立て、PCに取り付ける

続いては、LEDライトの接続に移ります!

デコライトと電池、GPIOのMESHブロックを接続した様子モーターと同じ要領で、MESHの「GPIO」ブロック、FETボード、乾電池、LEDをそれぞれつなぎます。

LEDの周りに付けるデコパーツは、自分の好きなものや気分がアガるものを選びましょう!

PCに取り付けたデコライトとクリップクリップでPCのディスプレイ上部を挟み、デコLEDを取り付けてでき上がり!

PCが盛れたところで、いよいよMESHを使ってみましょう!

テンアゲになって、いつメンをオンライン飲みに誘おう!

早速、Twitterで「テンアゲ」とツイートしてみると……LEDが光り、あげぽよ宴会ソングがスマホから流れてきました!
曲に乗ってきょうこさんもアゲアゲで踊りだし、握りしめたMESHの「動き」ブロックを激しくブンブンと振っています。

踊りながらMESHブロックを振るきょうこさん

「動き」ブロックを少し振り続けたところ、ピロリン♪と音が鳴り、あらかじめ設定してあった「オンライン飲みしよ!」のLINEが届きました。

「オンライン飲みしよ」のLINE画面
きょうこさん 世界中の誰かがテンアゲ⤴になったことをきっかけに、自分もテンアゲ⤴になって、そのまま友達もオンライン飲みでテンアゲ⤴になる……MESHによるテンアゲ⤴無限ループで、コロナ禍のギャルのテンサゲ⤵問題は解決!
MESHのアプリ画面

MESHのアプリ画面では、このようにレシピを作りました。

①さまざまなWebサービス同士を連携できる「IFTTT」アプリで、「Twitterで『テンアゲ』のワードを含むツイートが見つかったら、MESHに通知を送る」というレシピをあらかじめ設定しておきます。

②IFTTTの通知が届いたら、LEDとモーターにつないだ「GPIO」ブロックの電源出力と、iPhoneのサウンドがONに。LEDとiPhoneのサウンドは5分間作動し続ける設定です。

③モーターの電源出力がONになったら、デジタル出力がHiに、アナログ出力がデューティー比100%になります。

④「ボタン」ブロックが一度押されたら、LEDの電源出力とiPhoneのサウンドがOFFに、モーターのデジタル出力がLowに、アナログ出力がデューティー比0%になり、すべての動きが一時停止します。

⑤「動き」ブロックが感度79-100、間隔10秒の設定(激しめに振り続けないと反応しない)に反応するよう振られたら、IFTTTであらかじめ設定した「LINEの特定の相手またはグループにメッセージを投稿する」のレシピに従って通知が届き、LINEにメッセージが投稿されます。

PCデコライトが光り、犬が動いている様子は動画でどうぞ!
※音楽が流れる仕様のため、著作権に配慮し、無音声でお送りします。

MESHは電子工作と組み合わせて、さまざまな拡張を楽しめるツールだった!

きょうこさんに、MESHを使って他にどんなことをしてみたいか、おすすめを聞いてみました。

きょうこさん 今回はLEDとかわいいワンワンを動かしましたが、暑い日が続く夏は、ミニ扇風機を動かしてちょっとクールダウンするのもアリですね。
完成品の前でポーズをとるきょうこさん

難しいコードを書いたり読んだりしなくても、MESHがあれば楽しくプログラミングが始められます。ギャルだけでなくキッズも大好きなデコ要素と組み合わせたら、お子さまのモチベーションアップも間違いなし!親子で気軽に、電子工作にチャレンジしてみましょう!

TEXT:矢郷真裕子
PHOTO:宇佐美亮

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