KDDIクラウドプラットフォームサービスで障害。22日には復旧済み。
KDDI提供のさまざまなシステムに対応しているサービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス」で、3月15日から発生していた障害が復旧したと22日に発表された。
今回の障害の原因は、クラウドの管理サーバーの不具合によるものだったといい、それによって一部の方法ではインスタンスを作成しようとしてもエラーになっていたという。
ストレージ容量を追加した状態のままインスタンスを立ち上げた場合にエラー表示がされていたため、同社はインスタンスを立ち上げてからストレージ容量を追加するよう利用者に求めていた。
過去にも障害が起きていた。
今回障害が起きた同サービスは、1月28日から障害が起き、完全に復旧するまでに2週間ほどかかったこともある。
その際には、サーバーのストレージに原因があり、故障ストレージ内のデータを起動、新規ストレージへのデータ移行、新規ストレージ上で仮想サーバーを起動、という順序で復旧を進める必要があったため、復旧に時間がかかってしまっていたようだ。
何度も障害が起きてしまうと利用者が離れていってしまう可能性も考えられるだろう。
今後は大きな障害がなくなり、よりよいサービスとなることが望まれる。
【関連リンク】
・KDDIのクラウド障害、設備の問題が解消 発生から約2週間 「申し訳ございませんでした」(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2302/10/news151.html
・KDDIのクラウド障害、今度は約1週間で復旧 一部で仮想サーバ作成できず、原因は?(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2303/23/news170.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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