「Chat GPT」を利用する学生に対策を講じる大学が増えている
最近、話題になっている「Chat GPT」は、チャット形式で人間のような自然な会話が可能なだけでなく、人間が書くような文章を考えることもできることから、国内では対策を講じる大学が増えているようだ。
「Chat GPT」は、メールの文章作成や質問、自分の書いた文章の校正などさまざまな使い方ができ、便利である一方で、著作権や情報の取り扱いに関する問題も懸念されている。
また、あくまでもAIによる作業であるため、質問の際に適切でない答えをすることがあるなど、常に完璧ではないことも利用者は考慮しなければならないようだ。
大学はどのような対策をとる?
「Chat GPT」を活用したいと考える生徒は一定数いるが、国内の大学では一部の課題では使用を制限したり、注意喚起をしたりする対応が主に行われているという。
それに対し、リポートなどでAIを用いることを禁止していたり、教室で試験を行うようにしたり、課題を出す前に教員がAIの解答を確認したりするなどの対応をとる予定だとしている。
生徒側からすれば、とても便利なツールだが、教員の負担は増えてしまうのかもしれない。
【関連リンク】
・チャットGPT、学生の利用に対策…上智大「論文使用なら厳格な対応」(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20230408-OYT1T50388/
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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