タイミーがAIチャットボット「KARAKURI chatbot」を導入 ニュース

タイミーがAIチャットボット「KARAKURI chatbot」を導入

2024年11月5日、スキマバイトサービス「タイミー」を提供するタイミー社は、カスタマーサポート強化を目的としてAIチャットボット「KARAKURI chatbot」の導入を発表した。

タイミーは、日本の代表的なスポットワークマッチングプラットフォームとして成長を続け、登録ワーカー数は900万人、導入事業所は29万7,000拠点に達している。急速な事業拡大に伴い、カスタマーサポートの柔軟な体制構築が課題とされていた。

タイミー社は、自動応答機能を超え、ユーザーの問題解決を支援できるAIチャットボットの導入を検討していた。株式会社カラクリが提供する「KARAKURI chatbot」が、生成AIの知見や有人チャットとのシームレスな連携、CRM統合機能などにおいて高い評価を受け、採用が決定した。

「KARAKURI chatbot」は、配送日時の変更や返品受付、在庫照会、見積もりの自動算出、支払い方法の変更など、多様な手続きに対応できる。リアルタイムでデータ収集できる管理画面を備え、ユーザーの声や課題を即座に把握し、サービス改善に活用できる。

タイミー社は、AIチャットボットの導入によりカスタマーサポートの自動応対領域を広げ、台風や年末年始など問い合わせが集中する時期にも柔軟な対応が可能な体制を整える。今後もユーザーの課題を軽減すべく、さらなるサービス改善を推進する方針だ。

AIチャットボットの導入が広がるカスタマーサポート

タイミー社のほかにも、大手企業がAIチャットボットを取り入れ、カスタマーサポートの効率化を図っている。

2020年から「KARAKURI chatbot」を活用するアンファー社では、チャットボット対応比率を81%まで高めることに成功した。24時間365日の自動応答体制を構築し、問い合わせデータを基にWebサイト改善にも役立てている。

また、DMM.com証券の「DMM FX」も2021年6月より「KARAKURI chatbot」を導入し、お問い合わせ受付サービスを提供している。

さらにカラクリ社は、2024年7月から生成AIの応用範囲を「回答」生成から「質問」生成に特化した新機能を提供している。これによりハルシネーションのリスクを低減し、ユーザーの問題を的確に把握して適切なサポートチャネルに誘導できるようになった。

【関連リンク】
・タイミーが、問い合わせ対応に高精度AIを活用!登録者数900万人・導入事業所29万7000拠点の利便性を向上(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000102.000025663&g=prt

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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