タイミー、東証グロース市場へ新規上場 6月21日に承認
株式会社タイミーは6月21日、東京証券取引所よりグロース市場への上場が承認された。上場日は7月26日〜8月1日のいずれかで、同日以降はタイミーの株取引が可能となる。
タイミーは2017年に設立。当初はRecolleという社名でアパレル事業を立ち上げたが、方向転換しスポットワーク市場の先駆者となった。現在はスキマ時間で働きたいアルバイト人材とスポット的に働き手が必要な事業者をマッチングするプラットフォームを提供している。
スポットワーク市場の先駆者 22年には黒字化
スポットワーク市場ではメルカリやシェアフルなどの参入が相次ぎ、競争が激しくなっているが、タイミーは先駆けて同市場の拡大を牽引してきた。累計利用者数は700万人以上。1時間から働ける仕事を紹介し、ユーザーは仕事が終わるとすぐに報酬を得ることができる。
2022年10月期には黒字化しており、2023年10月期の売上高は161億4000万円にのぼる。営業利益は20億円に迫った。2024年の10月期売上予想は275億円、営業利益は40億円を超える見込みだ。
上場に際し3224万5400株の売り出しと、需要状況に応じ上限483万6800株のオーバーアロットメントによる売り出しが実施される。上場時の時価総額は1170〜1360円を想定する。
【関連リンク】
・スキマバイトのタイミー、グロース上場へ(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2406/21/news166.html
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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