ネットの疑問・お悩み

貴方の知らない名作がずらり勢揃い。いまどきの動画配信サービスの選び方

映画にドラマにアニメにお笑い。百花繚乱な動画コンテンツを楽しむのに、レンタルビデオでもなく、テレビ番組の録画でもなく、動画配信サービスを利用する時代が到来しています。

パソコンでもスマートフォンでも、据え置きのテレビでも見たい番組・作品をスムースに選んで楽しめますし、途中まで見た作品を他のデバイスで再生しはじめたら、続きから見ることができます。動画配信サービスには面倒なく、古今東西の名作がいつでもどこでも手軽に視聴できるというメリットがあります。

各社から多くのサービスが提供されていますが、これからはじめるとしたらどんなサービスを選ぶべきでしょうか。タイプ別に見ていきましょう。

名作や流行りの作品を見るなら「コンテンツ重視型」

サブスクリプション(月額制定期料金)方式のサービスで、テレビで放映された作品や映画、DVD化した作品などのリッチコンテンツを中心に楽しめます。もともと海外で流行していたHuluやNetflixは、洋画・洋ドラマ・ドキュメンタリーが得意で、日本発祥のdTVやU-NEXTは邦画や日本のドラマ・アニメが多く揃っています。今までレンタルDVDを活用していた人にはピッタリ! 名作も話題の新作も多く見ることができます。

価格は月額500円(dTV)~1,450円(Netflixプレミアムプラン・4K画質)などさまざま。中にはAmazonプライム・ビデオのように、年会費3,900円のプライム会員向けサービスもあります。ラインナップはサービスごとに異なるので、見たいコンテンツを多く揃えているサービスを選択しましょう。

またニコプロちゃんねる(プロレス)、バンダイチャンネル(アニメ・特撮)など、特定のカテゴリに特化したサービスもあります。

Netflix
Amazonプライム・ビデオ

コストをかけずに楽しみたいなら「無料サービス型」

もっとも代表的なサービスといえばYouTube。全世界のユーザーが、自分で撮影した作品を投稿している場であり、隠れた世界の絶景的コンテンツやゲーム実況、音楽バンドのPVなどが多く集まっています。世界でどんなコンテンツが流行しているのかを知りたい人は、真っ先にYouTubeを見て回るべきです。

最近はInstagramなどで、ショートムービ-をポストする企業や人も増えてきました。またFacebookはライブ配信機能を実装し、誰でも実況できる環境を整えました。ネット上で、オンタイムで注目度が上がってきているコンテンツを楽しみたいなら、SNSを使った動画配信に注目してみましょう。

民放テレビのドラマを見忘れた!という人はTVerにアクセスしてみてください。一定期間のみとなりますが、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビの約50番組を見逃し配信中。無料で視聴できますよ。

YouTube
TVer

いろんなジャンルのコンテンツを続けて見たいなら「ながら見型」

テレビのようにいろんな番組を連続して見るのが好きなら、インターネットテレビ局のAbemaTVをチェックしましょう。ニュースにライブにミュージック、スポーツにアニメにアイドル、そして釣りやサーフィン、麻雀といった、地上波TVからCS番組のようなニッチコンテンツまで、彩り鮮やか。配信時間が決められてはいますが、だからこそTwitterで感想を書きながら、同じ番組を見ている人同志でつながって楽しめます。

生放送も投稿動画も合わせて楽しめるニコニコ動画も、ながら見するのにピッタリ。海外ニュース、世界各地のライブカメラをながら見するなら、IBM Cloud Videoもオススメです。

AbemaTV
ニコニコ動画
IBM Cloud Video

なお動画配信サービスは多くのパケットを消費します。通信環境が悪いと、途中で映像が止まったり、コマ落ちしたりと、見ていてイライラすることも。ストレスなく快適に視聴したいのであれば、高品質なネット回線を用意しましょう。

TEXT:武者良太
Image via. Thinkstock / Getty Images

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