プロがイヤホン掃除の方法を伝授!歯間ブラシをこう使え!!
いよいよ2017年も終盤。楽しい年末のイベントもたくさんありますが、今年のうちにやっておかないといけないことが。そう、大掃除です。でも現代の大掃除は住居や、家具、家電だけでは不十分。毎日のように使っているデジタルデバイスにも、意外と汚れが溜まっているかもしれません。ベストなパフォーマンスを取り戻すためにも掃除は必須! 今回はスマートフォンなどと一緒に使うことが多い、イヤホンの掃除方法をプロに教えてもらいます。
目次
修理もカスタマイズもできる!世界中のイヤホンが集まる専門店
イヤホン掃除の方法を伺ったのは、世界中のイヤホン・ヘッドホンの試聴や購入ができる専門店「e☆イヤホン」さん。修理やクリーニングはもちろん、イヤホンケーブルの短縮などのカスタマイズも行なっている同店。秋葉原店のe☆イヤホンクリニックドクター、らいらん(本名:來田智・らいたとも)さんに教えていただきました。
ちなみに普段e☆イヤホンクリニックで使っている掃除道具がこちら。専用のブラシや吸引器などを使って丁寧に掃除していきます。今回はご家庭でもできる簡単な方法をレクチャーしていただきました。
今回掃除していただいたのがこちらのイヤホン。かなり使い込んでいるので、イヤーピース(耳に接地するゴムの部分)やメッシュ部分などに汚れが溜まっています。さっそく掃除をしていきましょう。
この見本のイヤホンのように、イヤーピース(耳に接地するゴムの部分)と本体が分解できるものは最初に取り外します。
イヤーピースにも汚れが付着しているのがご覧いただけるでしょうか? 汚れたままだとイヤーピースの劣化の原因にもなるので、さっそくきれいにしていきます。
イヤーピースの掃除に便利なのは殺菌効果のあるウェットティッシュ。まずはさっと表面を磨くようにきれいにしてあげましょう。肌に直接触れるアイテムなので、定期的に拭いておくのがオススメです。
ご家庭でイヤホンのメンテナンスをするときに便利なのが、身近にある歯間ブラシです。先程のイヤーピースのなかの汚れはもちろん、本体のメッシュ部分も、
歯間ブラシで汚れている箇所を過度に力を入れずに優しくこすってあげると、このように汚れがきれいに落ちました。音の出口であるメッシュ部分が汚れていると音質に影響してしまうこともあるので、清潔に保ってあげましょう。
1万円を超える高級イヤホンに多いのが、ケーブルを自分好みのものに差し替えることができる「リケーブル」可能モデル。
こうしたモデルの場合、リケーブル用の接続端子の汚れも気になるところ。
ここでも歯間ブラシが大活躍。歯間ブラシなら細かいところにも入りこむ上に、ブラシがしっかり汚れをかき出してくれるので、端子部分の汚れを掻き出しすのに最適です。
以上で、基本的なケアは完了です。
しかし注意したいのが、ホコリや汚れが奥に入り込んでしまう可能性。高級な製品なので、自分で掃除をするのはちょっと怖い…という方はプロに任せるという方法もあります。
イヤホン掃除の注意点は、過度に力を加えてイヤホンが破損しないようにすること。ここまでに紹介した掃除方法を試してみても汚れが落ちない場合は、プロへ相談してみてください。例えばe☆イヤホンさんでは、イヤーピースを外すだけでなく、さらにイヤホンを分解、普段は目にすることのないイヤホン内部まで洗浄液を使って何日もかけて掃除をしてくれるそうです。プロに任せれば破損のおそれもありません。汚れを落とすだけではなく、長く使えるようにメンテナンスをしてもらいましょう。
大掃除を機に、日々のメンテナンスをはじめましょう
以上、e☆イヤホンクリニックドクターによるイヤホンの掃除法をご紹介いただきました。身近な歯間ブラシやウェットティッシュを使うだけで、簡単にピカピカな状態に。これでお部屋だけでなく、イヤホンの大掃除もバッチリですね。
e☆イヤホンクリニックドクターの來田さんは「大掃除としてではなく、こまめにメンテナンスいただくとイヤホンも長持ちすると思います」と、言っていました。毎日のように使うものだからこそ、この年末からはこまめにお手入れして気持ちよく音楽や動画を楽しみましょう。
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