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2020.06.30 dヒッツとは?月額最大500円で楽しめる音楽配信サービス内容まとめ

さまざまな音楽聴き放題サービスが登場する中で、どのサービスが自分にフィットするのかを探している人も多いことでしょう。

多くの音楽聴き放題サービスには「初回無料期間」が設けられているため、時間をかけてお気に入りのサービスを見つけ出すことができますが、できれば利用前に特徴やメリットを知っておきたいものです。

今回紹介する「dヒッツ」はプレイリスト特化型の音楽聴き放題サービスで、テーマに沿ったプレイリストがあらかじめ用意されていることもあり、選曲にかける時間を節約できるのがメリットといえます。

また、月額料金が最高プランで「月額500円」であることから、他社サービスと比較してもコストパフォーマンスが高いサービスであることが分かります。

月額料金を安くおさえて、かつアプリ立ち上げ後すぐに音楽を聴きたいという人にはおすすめのサービスといえるでしょう。

POINT

  • 邦楽に強い
  • 未契約ユーザーでも全曲30秒再生が可能
  • 「myヒッツ」に登録できる最高プランが月額500円
dヒッツとは?

dヒッツとは?

dヒッツとは、NTTドコモ(以下、docomo)とレコチョクが運営する音楽聴き放題サービスです。

最新のJ-POPから懐かしの名曲といった邦楽はもちろんのこと、洋楽や人気カラオケ曲、話題のドラマ主題歌などもラインナップされています。

特に注目すべきは6,000以上のプレイリストがアプリ内に保存されていることで、ユーザーは気分や状況に合わせて直感的にプレイリストを再生することができます。

プレイリスト再生のメリットはジョギングなどの運動時や長距離ドライブなどの「何となく音楽を聴きたい時」に自動で音楽を再生してくれることです。

プレイリスト再生を活用することで選曲にかける時間を軽減することができ、すぐに他の作業に取りかかることができます。

また、検索機能では「曲検索」「アーティスト検索」のほかに「ジャンル別検索」ができるため、多彩な音楽ジャンルにdヒッツで出会うことが可能です。

レコチョクとは
dヒッツを運営するレコチョクは、レコード会社直営の音楽配信サービスです。プレイリスト特化型であるdヒッツとの違いは「ダウンロード方式」であることです。

国内最大級の楽曲配信数から月額登録不要で1曲から楽曲を購入・ダウンロードすることができます。

一度購入・ダウンロードした楽曲コンテンツは他の端末で再度ダウンロードすることができ、一度購入した楽曲コンテンツを繰り返し利用できるのがポイントです。

dミュージックとの違い
dヒッツと似たサービスに「dミュージック」があります。dミュージックは、1100万曲の楽曲リストの中から購入・ダウンロード方式で楽曲コンテンツを聴けるサービスです。

dミュージックは最新J-POPから洋楽まであらゆるジャンルに対応しており、最大10台のデジタルデバイスで同時に利用することができます。

dヒッツでも複数端末で利用ができますが、複数デバイスでの同時再生には対応していないため注意が必要です。

dミュージックでは、月額課金制のdヒッツとは異なり月額料金が不要のため、1曲ごとに購入代金を支払います。

docomoユーザーであれば毎月の携帯電話料金と合算して支払うことができ、docomoユーザー以外の人はdアカウントに登録することで購入・ダウンロードが可能です。

また、支払いには「dポイント」を利用することができ、普段の買い物で貯まったdポイントやdミュージック内の楽曲コンテンツを購入して貯まったdポイントを再利用することができます。

普段からdポイントを貯めている人は、dミュージックの利用も検討してみると良いでしょう。

dヒッツとは?解説

dヒッツの機能や特徴について

dヒッツは「プレイリスト再生特化型の音楽聴き放題サービス」とされていますが、具体的にどのような機能と特徴を持ったサービスなのでしょうか。

プラン別のサービスと使い方を見ていく前に、dヒッツを使うメリットを確認しておきましょう。

コストパフォーマンスが良い
dヒッツが他社の音楽聴き放題サービスと一線を画しているのは「プラン料金」にあります。

プランには「月額300円プラン」「月額500円プラン」の2つがあり、未契約ユーザー(プラン未登録者)でも楽曲の30秒再生やバックグラウンド再生が可能です。

他社の音楽聴き放題サービスの相場は月額1,000円前後のため、dヒッツのコストパフォーマンスの良さがプラン料金から分かるのではないでしょうか。

プレイリスト再生に特化
聴きたい楽曲が明確な場合はアプリの検索機能を使って検索するのが便利ですが、気分に合わせて音楽を流したい場合やただ何となく楽曲を流したい場合にはプレイリスト再生がおすすめです。

dヒッツではホーム画面に多くのプレイリストが表示されており、楽曲の選定に時間をかけることなく再生することができます。

音楽ジャンル別はもちろんのこと、アーティスト別やニューリリースなど、あらゆるユーザーニーズに対応したプレイリストが用意されているのが特徴です。

他社の音楽聴き放題サービスのような楽曲数はありませんが、「普段から音楽を聴いていたい」「作業中にBGMとして音楽を流したい」という人にはぴったりな機能といえます。

邦楽に強い
邦楽の楽曲ラインナップに定評があり、海外発の音楽聴き放題サービス「Spotify」「Apple Music」などでは聴くことのできない邦楽でもプレイリストとして配信されていることがあります。

そのため普段から邦楽を聴く人や「歌謡曲」「演歌」「落語」といったジャンルを聴く人におすすめです。

また、dヒッツでは邦楽アーティストの独占先行配信を行うこともあるため、誰よりも早く新曲を聴きたい人にもおすすめの音楽聴き放題サービスといえます。

そのほかの便利機能
dヒッツでは上記で挙げた機能のほかにプレイリスト登録を可能にする「お気に入り機能」や再生履歴を記録する「履歴機能」、一定時間が経つと楽曲の再生をストップする「スリープタイマー機能」などがあります。

スリープタイマー機能は搭載されていない音楽聴き放題サービスも多いため、音楽をBGMとして聴いている人や寝る前の30分だけ音楽を聴きたい人に便利な機能といえます。

dヒッツの機能や特徴

推奨環境と対応機種

dヒッツ内の楽曲は「スマートフォン・タブレット」「パソコン」「スマートスピーカー」の3つのデバイスで聴くことができ、それぞれ推奨環境と対応機種があります。

スマートフォン・タブレット
専用アプリをダウンロードして聴くことができ、「iPhone/iPad」は「iOS 9.0~13.0」、「Androidスマートフォン/タブレット」は「Android 5.0~9.0」が推奨環境とされています。

パソコン
「Windows」は「Microsoft Windows 8.1以上」、「Mac」は「Mac OS X 10.10以上」となっており、どちらのブラウザも「Google Chrome 最新版」が推奨環境とされています。

スマートスピーカー
dヒッツの楽曲は「Alexa」「Google Home」対応のスマートスピーカーで聴くことができ、「Amazon Echo」でも聴くことが可能です。

Google Homeの対応スピーカーは「Google Home」「Google Home Mini」「Google Nest Hub」「Google Nest Hub Max」「Google Nest Mini」となっています。

また、Amazon Echoの対応スピーカーは「Amazon Echo」「Amazon Echo Dot」「Amazon Echo Plus」となっています。

推奨環境と対応機種

プラン別のサービス内容

dヒッツのプランは「300円プラン」「500円プラン」の2つに分かれています。

これらのプランを契約していないユーザー(以下、未契約ユーザー)でも7日間(キャンペーン期間中の現在はdアカウントがあれば31日間)、各有料プランの一部をお試し利用することができます。

未契約ユーザーができることと、それぞれのプランで楽しめるサービスをまとめました。

未契約ユーザーができること

未契約ユーザーはアプリをダウンロードすることでdヒッツの利用を開始することができ、「楽曲やアーティスト検索」「楽曲再生(30秒)」「バックグラウンド再生」の3つの機能を使用することができます。

また、ブラウザ上でdヒッツを開き、dアカウント登録をすることで対象の楽曲を30秒試し聴きすることも可能です。

いろいろな楽曲を試し聴きしたい人におすすめ
dヒッツ未契約ユーザーのメリットは「無料で好きな楽曲を再生できる」ことです。他社サービスでは「自由に楽曲を選べない」ものもあるため、いろいろ試し聴きしてみたい人にはおすすめのサービスといえます。

未契約ユーザーができること

月額300円プラン

月額300円を支払うことで利用できるプランで、「プレイリストのダウンロード」「楽曲フル再生」「お気に入り登録」などの機能が追加されます。

ダウンロードしたプレイリスト(プログラム)はフル再生することが可能で、オフライン環境でも通信量を気にすることなく楽曲を再生することができます。

プレイリストを楽しむ人におすすめ
月額300円プランに登録すれば、プレイリスト内の楽曲をフル再生することができます。お気に入りのアーティストのプレイリストを流し聴きしたい人などにおすすめのプランです。

とはいえ、月額300円プランでフル再生できるのはあくまで「プレイリスト内の楽曲コンテンツ」であり、スキップ機能で次の楽曲を聴くことはできるものの少々扱いづらいと感じる人もいるかもしれません。

300円プラン

月額500円プラン

月額500円プランは「月10曲まで好きな楽曲をフル再生できる機能」が追加されます。

10曲までは自由に楽曲を検索して「myヒッツ」に登録することでき、毎月10曲ずつmyヒッツに登録できる枠が付与されるため、ユーザーは利用期間に応じてフル再生できる楽曲をプレイリストにまとめることができます。

好きな楽曲をフル再生したい人におすすめ
月額500円プランであればプレイリスト内の楽曲コンテンツ以外の楽曲をフル再生することができます。

楽曲をダイレクトに探し出してフル再生したい人や自分だけのオリジナルプレイリストを作成したい人には月額500円プランがおすすめです。

月額500円プランで注意したいのは「10曲以上はフル再生できない」ということです。月10曲の枠を超えると、未契約ユーザーや月額300円プランと同じように30秒再生となってしまいます。

myヒッツに登録した楽曲数はmyヒッツリストから削除してもリセットされることはないため、myヒッツに登録する10曲は慎重に決めると良いでしょう。

500円プラン

dヒッツと他社サービスの比較

dヒッツは邦楽に強く、未契約ユーザーでもさまざまな楽曲を再生できることから利用するメリットも大きいことでしょう。

あらかじめプレイリストが作成されているため、ユーザーは楽曲選定にストレスを感じずに音楽を聴くことができます。

しかし、他社の音楽聴き放題サービスと比較すると、「楽曲のフル再生に制限があること」がデメリットとして挙げられます。

dヒッツを利用するユーザーは「月10曲の検索&フル再生」で満足できるかを「無料お試し期間」などを活用しつつ、継続利用を検討してみてはいかがでしょうか。

他社サービスとの比較

まとめ

dヒッツは「音楽を普段から聞き流したい人」にぴったりの音楽聴き放題サービスといえます。

他社の音楽聴き放題サービスで満足できなかった人や月額が高いと感じた人は、この機会にdヒッツを試してみると良いかもしれません。

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:Pixabay

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