PS5が11/12発売!性能と販売される2種類のモデルどちらがおすすめかを紹介 ネットの疑問・お悩み

PS5が11/12発売!性能と販売される2種類のモデルどちらがおすすめかを紹介

2020年11月12日には、PlayStationシリーズ最新機のPlayStation5が発売されます。

グラフィックや処理性能、データ読み込み速度が大幅に向上している様子で、コントローラーもPlayStation4に比べて進化しているようです。

所持していたPlayStation4向けタイトルの99%がPlayStation5でも利用できると発表され、さらなる盛り上がりを見せるPlayStation5。

ゲーマーたちに期待されているPlayStation5は通常版デジタル・エディションの2種類販売されますが、どちらを選んだ方が良いのでしょうか。

こちらの記事ではPlayStation5の性能についての解説を交えつつ、2種類それぞれのメリット・デメリット、どちらを選んだ方が良いかなどを紹介していきます。

POINT

  • PS5は2種類販売される
  • PS5はPS4に比べて読み込み速度が速く、ストレスフリーなプレイが可能
  • PS5でPS4向けタイトルが遊べる
PS5が11/12発売!性能と販売される2種類のモデルどちらがおすすめかを紹介

PlayStation5の性能

PlayStation5の性能

まずはPS5の性能について紹介いたします。

PS5は先代のPS4とPS4Proと比べてCPUとGPU、メインメモリの性能面が向上しています。

CPU(中央演算処理装置)は、制御や演算処理を行ういわばコンピューターの脳です。CPUの性能指標にはコア数とクロック数(単位はGHz)があり、コア数は多いほど、クロック数は高いほど性能がよいCPUであることがわかります。

GPUも演算処理を行う装置ですが、CPUとは異なり画像の処理に特化しています。高精細な3Dゲームを快適にプレイするためには、高性能なGPUが不可欠です。GPU性能指標には、1秒間でどれだけの処理を行うことができるかを表すTFLOPS(テラフロップス)があり、数値が高いほど性能がよいGPUです。

メインメモリは、CPUで扱ったデータを一時的に保存しておくスペースで、いわば作業台です。作業台が広ければ広いほど快適に作業ができるのと同じように、メインメモリも容量が大きいほど大量のデータを保存することができ、性能もよくなります。また、帯域幅はデータの転送速度を表し、帯域幅が大きいほどデータの転送速度が速く、性能が良いことがわかります。

■PS4
CPU:8コア/1.6GHz
GPU:1.84TFLOPS
メインメモリ:8GB,帯域幅176GB/秒

■PS4Pro
CPU:8コア/2.1GHz
GPU:4.2TFLOPS
メインメモリ:8GB,帯域幅218GB/秒

■PS5
CPU:8コア/3.5GHz
GPU:10.3TFLOPS,レイトレーシング対応
メインメモリ:16GB,帯域幅448GB/秒

レイトレーシングとは物体への光の当たり方をシミュレートし、陰影や反射をリアルに再現することで、ゲーム世界にリアリティを生み出すことができます。

CPUは単位がGHzの値が大きいほど処理が早く、GPUも値が大きいほど処理能力が高いとされています。

メインメモリに関しても、容量と帯域幅の値が大きければ大きいほど処理能力が高いです。

また、PS5の内蔵ストレージには最初から超高速のSSDが搭載されており、読み込み速度がHDDを搭載しているPS4に比べて向上しております。

ハプティック技術とアダプティブトリガー、3Dオーディオ技術の採用によってゲーム世界へさらにのめり込むことができます。

ストレージを始め、専門用語などは下記から説明していきます。

ストレージ

ストレージはゲーム機に保存できるデータ容量と想像していただけたら分かりやすいでしょう。

ストレージの種類は代表的なもので、HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類あります。

HDDは中にデータを記録するプラッタと呼ばれる円盤が複数あり、磁気ヘッドで書き込み・呼び出しをする仕組みで、PS4はこれを使用しています。

SSDは半導体素子メモリと呼ばれる半導体の回路を電気的に制御してデータを記録保持する仕組みで、PS5はこちらを使用しています。

HDDは円盤を高速回転させてデータを書き込み・呼び出しを行う構造上、機械的な待ち時間が発生してしまいます。

対してSSDは回路内を電気で制御してデータを書き込み・呼び出しを行うため、HDDに比べて手間が少なく、読み込み速度に差が出てくるのです。

読み込み速度が遅いHDDを使用したゲーム機では、大量のデータを扱うゲームをプレイする際には、ローディング時間が長くなってしまいます。PS5では、ストレージを読み込み速度の速いSSDに変更した結果、PS4の100倍という驚異的な読み込み速度を達成しました。ゲームのローディング時間が大幅に短縮されることが期待されています。

ハプティック技術

ハプティック技術とは利用者に力、振動、動きなどを与えて感覚のフィードバックを得られる技術です。

近い機能にPSシリーズの純正コントローラーにあったバイブレーション機能がありますが、これをさらに細かく表現すると想像できます。

この機能の存在によって、プレイヤーに新たなるゲーム体験を提供してくれるかもしれません。

アダプティブトリガー

アダプティブトリガーはハプティック技術の1つで、コントローラーのL2とR2ボタンの固さがゲーム内の状況に応じて変わります。

使用例としては弓を引き絞るほど強く感じる弦の抵抗力や、銃器の種類に応じて引き金を引く重さを変えたりすることができるようです。

従来では感じづらかった部分もPS5ではよりリアルに感じさせることができるといえるでしょう。

3Dオーディオ技術

3Dオーディオ技術は立体音響とも呼ばれ、ホールやライブ会場などの音環境を再現する技術を指します。
FPSゲームにおいては敵の銃声の方向や場所の把握、レースゲームにおいてはライバルの位置の把握に役立ちます。

3Dオーディオ技術が適用された音源は、ヘッドホンを使用するだけで体験可能であり、まるで録音現場に居るような錯覚を覚えます。

ゲームをよりリアルに感じさせることができる3Dオーディオ技術を楽しむためには、通常3Dオーディオに対応した専用のヘッドホンが必要ですが、PS5には3Dオーディオ技術「“Tempest” 3D」が搭載されていおり、手持ちのヘッドホンやイヤホンで、3Dオーディオを楽しむことが可能です。

PS5は2種類同時に販売される

PS5は2種類同時に販売される

PS5には光学ディスクドライブが付いた通常版と、光学ディスクドライブを省いたデジタル・エディションの2種類が同時に販売されます。

光学ディスクドライブを抜いたことにより、価格や本体は下記の違いがあります。

■PS5通常版
・希望小売価格:49980円+税
・サイズ:約390(幅)×104(高さ)×260(奥行き)mm
・本体重量:約4.5kg
・最大消費電力:350W

■PS5デジタル・エディション
・希望小売価格:39980円+税
・サイズ:約390(幅)×92(高さ)×260(奥行き)mm
・本体重量:約3.9kg
・最大消費電力:340W

また、PS5に搭載している光学ディスクドライブは「4KUltraHDBlu-ray」と呼ばれるBlu-rayの後継規格に対応しています。

映画などの映像ソフトを4Kで出力することもできるので、PS5通常版はUltraHDBlu-rayプレーヤーとしても使えます。

PS5でPS4ソフトは使えるの?

PS5でPS4ソフトは使えるの?

PS5では一部のPS4向けタイトルについて、アップグレードサービスが予定されています。アップグレードに対応するPS4向けタイトルを持っているプレイヤーは、同タイトルを無料または割引価格でPS5にダウンロードできます。

また、所持しているPS4向けタイトルがパッケージ版であった場合、PS5にPS4版ディスクを挿入してからアップグレードが可能になります。

2種類のPS5はどちらを買えば良い?

2種類のPS5はどちらを買えば良い?

PS5は通常版とデジタル・エディションの2種類が同時に販売されますが、どちらを買えば良いのでしょうか。

それぞれのメリットとデメリットを解説しつつ、どちらを買った方が良いのかを紹介いたします。

通常版のメリット・デメリット

PS5通常版の大きなメリットは「4KUltraHDBlu-ray」規格の光学ディスクドライブが使えることにあります。

「4KUltraHDBlu-ray」対応プレーヤーは2万円前後で販売されており、プレーヤー兼ゲーム機と考えれば安いと受け取れます。

また、持っているPS4向けタイトルのほとんどがパッケージ版であった場合は光学ディスクドライブが必要になるので、該当する方は購入を検討すると良いでしょう。

デメリットを挙げるならば、価格がデジタル・エディションより1万円近く高いところにあります。

通常版が向いている人

通常版のメリット・デメリットから考えると、購入に向いている人は下記に当てはまる人です。

・「4KUltraHDBlu-ray」対応プレーヤーを未だ持っていない人
・アップデートできるPS4向けタイトルのパッケージ版が多い人
・PS5のタイトルをダウンロード版ではなくパッケージ版で買いたい人

デジタル・エディションのメリット・デメリット

PS5デジタル・エディションの大きなメリットは通常版よりも1万円安いことにあります。

また、デジタル・エディションでは光学ドライブが省略されており、本体が通常版に比べて小さくなっています。PS5はPS4よりも大型化しているため、設置スペースを少しでも節約したい場合は、デジタルエディションがおすすめです。

さらに、光学ディスクドライブが無いことから購入するPS5ソフトはダウンロード版に限られます。そのため、物がかさばらないこともメリットの1つといえるでしょう。

デメリットとしては、PS4向けタイトルのパッケージ版がアップデートできないことにあります。

デジタル・エディションが向いている人

デジタル・エディションのメリット・デメリットから考えると、購入に向いている人は下記に当てはまる人です。

・できるだけ安くPS5を購入したい人
・PS5の設置スペースを少しでも節約したい人
・購入するPS5向けタイトルはダウンロード版だけで良い人
・アップデートできるPS4向けタイトルはダウンロード版のみの人

まとめ

まとめ

発売間近になったPS5の性能や、メリット・デメリットについて紹介しました。

PS5自体はPS4の数倍の性能を誇り、採用している内蔵ストレージはSSDを使用しているため、ロード時間の高速化に成功し、待ち時間なく快適なプレイが可能です。

同時に発売される2種類は光学ディスクドライブの有無の違いになるので、利用環境を考えて選ぶと良いでしょう。

PS5に参入するタイトルに期待を込め、新機種に手を伸ばしてみませんか。

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:Sony Interactive Entertainment / pexels / 写真AC / unsplash

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