外出先で動画視聴は通信量のムダ使い?動画配信サブスクの通信量を抑える賢い使い方を紹介
過去の映画やドラマ・アニメなどの映像作品は、これまでDVD・BDなどの記憶媒体を通じて視聴することが主流でした。
昨今、映像作品は動画配信サブスクによるストリーミング配信で視聴することが多くなってきています。
動画配信サブスクはPCはもちろん、スマホなどの携帯端末でも利用できます。
携帯端末でも利用できるのであれば自然と外出先で動画を見たいと考えてしまいますが、動画データのダウンロードにかかる通信量が心配になります。
何も考えずに動画を見ていると、データを使いすぎて通信制限になってしまいます。
データ通信量を気にすることなく、動画配信サブスクを楽しむ方法は存在するのでしょうか。
こちらの記事では、通信量を節約しつつ動画配信サブスクを楽しむ方法などを紹介していきます。
POINT
- 一部の動画配信サブスクはスマホに動画をダウンロードできる
- スマホに動画をダウンロードする時はWi-Fiが必須
- カウントフリーのオプションで通信量を抑えられる
動画配信サブスクは外出先でも楽しめる利点がありますが、通信量が膨大になってしまうのが難点です。
外出先で通信量を節約しつつ、動画配信サブスクを楽しむにはどのような手段があるのでしょうか。
下記の2点が挙げられます。
1つ目は動画配信サブスクで配信している動画を、外出前にダウンロードしておくことです。
ここで注意するべきことは、必ずWi-Fi環境でダウンロードするようにしましょう。
Wi-Fi環境以外でダウンロードした場合、スマホ(モバイル)回線の通信量が増えてしまいます。
また、全ての動画配信サブスクがスマホに動画をダウンロードできるわけではないので、事前に確認する必要があります。
動画をダウンロードできる動画配信サブスクの紹介
スマホに動画をダウンロードできる動画配信サブスクには、下記のようなサービスがあります。
外出先で動画を見ることを考えている方は、これらの動画配信サブスクに登録すると良いでしょう。
●U-NEXT
・ダウンロードに対応した端末:スマートフォン、タブレット
・ダウンロード可能な端末数:4台
・視聴期限:ダウンロード後48時間
・視聴期限切れ後:更新により再視聴可能
・保存できる動画の上限本数:25本まで
・ダウンロード画質:標準画質・高画質
・月額料金:2189円(税込)
・見放題配信数:90,000本
・無料お試し:31日間
●Hulu
・ダウンロードに対応した端末:スマートフォン、タブレット
・ダウンロード可能な端末数:2台
・視聴期限:ダウンロード後30日、再生後48時間
・視聴期限切れ後:更新により再視聴可能
・保存できる動画の上限本数:25本まで
・ダウンロード画質:標準画質・高画質・最高画質
・月額料金:1026円(税込)
・見放題配信数:50,000本
・無料お試し:2週間
●Paravi
・ダウンロードに対応した端末:スマートフォン、タブレット
・ダウンロード可能な端末数:2台
・視聴期限:ダウンロード後48時間(作品によって異なる)
・視聴期限切れ後:更新により再視聴可能
・保存できる動画の上限本数:制限なし
・ダウンロード画質:標準画質・高画質・さくさく
・月額料金:1017円(税込)
・見放題配信数:非公開
・無料お試し:30日間
●NETFLIX
・ダウンロードに対応した端末:スマートフォン、タブレット、Windows10(アプリ)
・ダウンロード可能な端末数:1台~4台(プランによる)
・視聴期限:ダウンロード後48時間~(作品により異なる)
・視聴期限切れ後:更新により再視聴可能
・保存できる動画の上限本数:非公開
・ダウンロード画質:標準画質・高画質
・月額料金:ベーシック→880円(税込)、スタンダード→1,320円(税込)、プレミアム:1,980円(税込)
・見放題配信数:非公開
・無料お試し:30日間
●Amazon Prime Video
・ダウンロードに対応した端末:スマートフォン、タブレット
・ダウンロード可能な端末数:2台
・視聴期限:ダウンロード後48時間
・視聴期限切れ後:更新により再視聴可能
・保存できる動画の上限本数:15本~20本
・ダウンロード画質:中画質・高画質・最高画質
・月額料金:500円(税込)
・見放題配信数:非公開
・無料お試し:30日間
●dTV
・ダウンロードに対応した端末:スマートフォン、タブレット
・ダウンロード可能な端末数:1台
・視聴期限:なし(再生時にライセンス認証が必要)
・保存できる動画の上限本数:制限なし
・ダウンロード画質:きれい・すごくきれい・HD画質
・月額料金:550円(税込)
・見放題配信数:120,000本
・無料お試し:31日間
●ビデオパス
・ダウンロードに対応した端末:スマートフォン、タブレット
・ダウンロード可能な端末数:1台
・視聴期限:ダウンロード後48時間(一部24時間の作品あり)
・視聴期限切れ後:更新により再視聴可能
・保存できる動画の上限本数:25本まで
・ダウンロード画質:低画質・標準画質・高画質
・月額料金:618円(税込)
・見放題配信数:非公開
・無料お試し:30日間
●dアニメストア
・ダウンロードに対応した端末:スマートフォン、タブレット
・ダウンロード可能な端末数:1台
・視聴期限:ダウンロード後48時間
・視聴期限切れ後:更新により再視聴可能
・保存できる動画の上限本数:制限なし
・ダウンロード画質:きれい・すごくきれい・HD画質
・月額料金:440円(税込)
・見放題配信数:2,800作品
・無料お試し:31日間
●アニメ放題
・ダウンロードに対応した端末:スマートフォン、タブレット
・ダウンロード可能な端末数:1台
・視聴期限:再生後48時間
・視聴期限切れ後:再ダウンロードにより再視聴可能
・保存できる動画の上限本数:制限なし
・ダウンロード画質:画質選択なし
・月額料金:440円(税込)
・見放題配信数:2,000作品
・無料お試し:1ヶ月間
2つ目はカウントフリーのオプションがあるモバイル通信回線を利用することです。
私たちがスマホを利用する時、LINEトークや通話、アプリの更新などのサーバーを介する通信を常に行っています。
スマホで動画を長時間見続けているとデータ通信量が多くなり、気付けば通信制限になっていた場面もあるでしょう。
カウントフリーのオプションは、指定されたサービスを利用する時だけデータ通信量を増やさない通信回線プランを指します。
また、通信制限がかかった状態でも、指定されたサービスを利用する時だけ通信制限にならないのもカウントフリーのオプションの強みです。
通信回線によって指定するサービスは異なり、動画配信サブスクが入っているプランもあります。
動画配信サブスクが入ったカウントフリープランを紹介
動画配信サブスクを含むカウントフリーのオプションは、下記のようにあります。
オプション対象アプリは、それぞれ動画視聴やダウンロードにかかるデータ通信量の加算はありませんが、一部画像や広告表示は加算されたりと例外が存在します。
事前に確認しておくと良いでしょう。
また、対象アプリのデータ通信量は加算されませんが、動画配信サブスクを利用する際の月額料金は別途支払いが必要です。
●BIGLOBEモバイル(エンタメフリー・オプション)
・対象の動画配信サブスク:ABEMA、U-NEXT
・月額料金:音声通話SIM使用→528円(税込)、データ通信+SNS専用SIM使用→1078円(税込)
動画配信サブスクではありませんが、YouTubeとYouTube kidsも対象アプリに入っています。
こちらのオプションはデータ通信プランを3GB以上で契約する人に付けられるので、動画配信サブスクを利用したい方は検討するのも良いでしょう。
●LinksMate(カウントフリーオプション)
・対象の動画配信サブスク:ABEMA、U-NEXT
・月額料金:550円(税込)
LinksMateは動画配信サブスクの他にも多くのゲームアプリがカウントフリー対象アプリに入っています。
動画配信サブスク以外でゲームアプリをよく触る方にはおすすめできる通信回線ともいえるでしょう。
注意点として、カウントフリーオプションですが通信量の増加を90%抑えるものになります。
指定されたデータ通信量を使い切っても通信制限にはなりませんが、気を付ける必要があるでしょう。
●SoftBank メリハリプラン(ギガノーカウント)
・対象の動画配信サブスク:Amazon Prime Video、ABEMA、TVer、Hulu、TSUTAYA TVなど
・月額料金:7150円(税込)
大手キャリアのSoftBankが出している通信プランです。
対象の動画配信サブスクが多く、対象サービスに複数加入していれば選びやすいプランといえるでしょう。
さらにカウントフリー対象サービス外でも、4Gまたは5G通信を50GBまで使えるのですぐに通信制限になるということは少なそうです。
月額料金はデータプランメリハリのみの金額となっており、ここから基本プランや各種割引によって月に払う料金は変わるのでご注意ください。
データ通信量を節約しつつ動画配信サブスクを楽しむ方法について紹介しました。
自宅にWi-Fi環境がある場合はスマホに動画を事前にダウンロードしておき、無ければカウントフリーのオプションを検討してみるのも良いかもしれません。
色々な動画配信サービスを思いっきり楽しみたい方にはやはり光回線とWi-Fi環境がおすすめです。
自分の利用環境に合った使い方で楽しんでみましょう。
PHOTO:写真AC
TEXT:PreBell編集部
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