見たいときに番組を見よう!見逃し配信が利用できるおすすめ動画サイトは?
早く見たいと毎週楽しみにしているテレビ番組、待ちわびていたネットの限定配信など、できればリアルタイムで視聴したいと感じるものです。しかし、仕事や用事のために、やむを得ずリアルタイムで見られないことは多々あります。
現在では、リアルタイムで番組を見ることができない場合「見逃し配信サービス」を利用すれば、自分が見たいタイミングで番組を視聴できます。
見逃し配信サービスが利用できる動画サイトは種類が多いため、初めて利用する場合はどの動画サイトが良いのかがわかりにくいと感じてしまいがちです。
この記事では、見逃し配信サービスを提供しているおすすめの動画サービスの種類と、選び方のポイントについて紹介します。
POINT
- 見逃し配信サービスは、放送済みの番組を一定期間視聴できるサービス
- パソコン、スマートフォン、タブレット、インターネット対応テレビで視聴可能
- 無料のサービスは配信期間が1週間程度、有料のサービスは数週間~数ヶ月程度と長め
見逃し配信サービスとは、地上波ですでに放送された番組を一定の期間視聴できる動画配信サービスのことです。
見逃し配信サービスは、インターネットで配信されます。パソコンやスマートフォン、タブレットで視聴できるほか、インターネットに対応した一部のテレビでも視聴が可能です。
見たい番組をリアルタイムで見ることができなくても、見逃し配信サービスを利用すれば、いつでもどこでも気軽に番組を視聴できます。
見逃し配信サービスを利用できる動画サイトは種類が多いため、初めてサービスを利用するユーザーとしてはどのサービスが良いのかと迷ってしまいがちです。
この項目では、見逃し配信サービスが利用できるおすすめ動画サイトを5つ紹介します。
TVer(ティーバー)は、各局が制作した番組を無料で視聴できる動画配信サービスです。
TVerでは、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビの民放5局のほか、NHKが制作した番組を視聴できます。それに加えて、地方局が制作した一部の番組も視聴可能です。ただしTVerは、いわゆるキュレーションサービスですので、全ての番組が見られる、というわけではありません。
配信されている番組の数は2021年5月時点で約350となっています。見たい番組をテレビ局別、ジャンル別、日付別に検索できるので、各局の好きな番組を自由に選んで視聴できます。
配信のタイミングは番組の終了後となります。配信期間は原則として1週間ですが、一部の番組は1週間以上配信されているものもあります。
GYAO(ギャオ)は ヤフーと株式会社GYAOが運営している動画配信サービスです。
映画やドラマ、音楽、アニメ、バラエティなどが見放題であるほか、テレビ放送中のドラマ、アニメ、バラエティの最新回を無料で見ることができます。ただし、他の無料サービスでも言えることですが、番組が配信される前や番組の途中でスキップできないCMが流れます。
配信期間は原則として1週間です。なお、一部のドラマやアニメ、バラエティは配信されていない場合があります。
GYAOでは、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビの民放5局のほか、地方局やBSが制作した一部の番組も視聴できます。
「更新カレンダー」の機能を利用すると、ドラマやアニメ、バラエティの最新回が配信される曜日や時間を簡単にチェックできます。
Hulu(フールー)は、人気の映画やドラマ、アニメ、バラエティが見放題で7万本以上のコンテンツを視聴できます。また、見逃し配信サービスにも対応しています。
アメリカに本社を置くHuluは、当初は日本国内での事業も運営していましたが、同事業は日本テレビが買収したこともあり、見逃し配信の番組は日本テレビが制作した作品がメインとなっています。
視聴は有料で月額1,026円(税込)です。ただし、iTunes Storeで決済する場合は月額1,050円(税込)となります。なお、利用開始から2週間はお試し期間となっており、無料で利用できます。
配信のタイミング、配信される期間は番組によって異なります。有料サービスのHuluは見逃し配信の期間が長めとなっているため、ドラマの場合は1話から最終話までまとめて視聴することも可能です。
Paravi(パラビ)とはプレミアム・プラットフォーム・ジャパンが運営する動画配信サービスです。
同社はTBS、テレビ東京、WOWOWなどの共同出資によって立ち上げられた企業ということもあり、ParaviではTBS、テレビ東京の番組の見逃し配信を視聴できます。視聴できる番組のジャンルは、ドラマ、アニメ、バラエティのほか、報道・経済、スポーツの番組も視聴可能です。
配信のタイミングと配信期間はそれぞれの番組によって異なります。
視聴は有料で月額1,017円(税込)です。利用開始から2週間は無料で利用できます。なお、WOWOWの番組の見逃し配信を利用したい場合は、別途「WOWOWオンデマンド」に申し込む必要があります。月額料金は2,530円(税込)です。
NHKオンデマンドとは、NHKが提供している見逃し配信サービスです。視聴は有料となりますが、一部の番組は無料で視聴できます。
月額定額制で配信された番組が見放題となるサービス「まるごと見放題パック」では、月々約500本が配信されます。月額料金は990円(税込)、視聴可能期間は2週間程度です。
そのほか、過去の大河ドラマや連続テレビ小説、ドキュメンタリー番組など合わせて約7,000本視聴することができます。
ドラマやドキュメンタリー以外にも、教養や趣味、エンタメ、アニメなど、幅広いジャンルの番組をカバーしています。
見逃し配信サービスを選ぶポイントとしては以下のものがあります。
・無料でどの程度のサービスを利用できるか
・見逃し配信の期間はどれくらいか
・どの放送局の番組をカバーしているか
・視聴できる本数は何本か
見逃し配信サービスを利用するユーザーとしては、無料でどの程度のサービスが利用できるのかが気になることでしょう。
見逃し配信サービスが無料である場合、見逃し配信の期間は1週間程度となっています。放送後1週間以内に番組を見るのであれば、無料のサービスでも十分といえるのではないでしょうか。
また、無料でサービスが利用できるTVerは約350もの番組が配信されています。無料のサービスを利用するならお得感のあるものがおすすめです。
そのほか、見逃し配信サービスによって、カバーする放送局の種類も異なります。
TVerやGYAOのように全ての民放キー局の番組をカバーするサービスもあれば、HuluやParaviのように一部の放送局の番組にしぼっているサービス、あるいはNHKオンデマンドのように1局の番組に特化したサービスもあります。
そのほか、見逃し配信サービスで視聴できる本数も、サービスを選ぶ際のポイントとなります。
有料のサービスであるNHKオンデマンドは、過去の作品も含めると約7000もの番組を視聴できます。
見逃し配信サービスが利用できる動画サイトを選ぶ基準は「利用して満足するかどうか」という点に尽きます。
無料のサービスであってもその内容で満足できるならそのサービスで十分でしょう。また、有料のサービスの利用を検討している場合は、お金を払っても見逃し配信サービスを利用したいかどうか、という点がポイントとなります。
見逃し配信サービスを利用するメリットは、録画をする必要がなく、場所を問わずに都合の良いタイミングで番組を視聴できる点です。
ただし、見逃し配信サービスは配信期間が定められているため、その期間内に番組を視聴する必要があります。
無料のサービスの場合は視聴期間が1週間程度に限られますが、その期間内に視聴できるなら十分といえるでしょう。
サービスを選ぶ基準は、配信期間がどの程度か、視聴できる番組の本数はどの程度かという点となります。
無料のサービスで十分なのか、思う存分楽しむために有料のサービスを選ぶのかを見極めると、自分自身に合った見逃し配信サービスを選ぶことができます。
PHOTO:Unsplash/Pixabay
TEXT:PreBell編集部
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