ネットのギモン・お悩み

2022.02.09 一人暮らしにインターネットは必須!どのネット回線がおすすめ?

進学や就職など、新生活を始めるにあたって「一人暮らしをしたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。

今では、一人暮らしをするにあたってインターネットが必須となっています。そこで考えておきたい点は「ネットの回線をどうするか」ということです。

ネットの回線の種類としては「光回線」と「モバイルWi-Fiルーター」がありますが、どちらを選べば良いかと迷ってしまうことでしょう。

この記事では、一人暮らしを考えている人向けに、2種類のネット回線を比較しながらおすすめのネット回線を提案します。

POINT

  • 光回線は速度と安定性、通信量が無制限であることが強み
  • モバイルWi-Fiルーターは、工事が不要でどこでも使える点が便利
  • インターネットに高品質を求めたいなら光回線がおすすめ

光回線

光回線とは、光ファイバーケーブルを利用したネット回線で、速度が高速であることが特長です。

回線の速度

光回線の速度は、多くのサービスで下り最大1Gbpsとなっています。なお、この速度はあくまでも最大値であり、実際の速度とは異なります。

光回線の実際の速度については、インターネットの通信速度を比較できる測定サイト「みんなのネット回線速度(光回線の通信速度レポート一覧)」を参照します。

それによると、光回線の実際の速度は200~500Mbps程度となりました。

速度が100Mbpsであれば、オンラインゲームや高画質動画の視聴を十分に楽しめるレベルです。そのため、光回線ならインターネットが快適に利用できます。

料金の目安

光回線の月額料金の目安は、マンションタイプの場合4,000~5,000円程度となります。なお、戸建てタイプの場合は5,000~6,000円程度が目安です。

So-net 光 プラスの月額料金は、マンションタイプが4,928円、戸建てタイプは6,138円です(価格はいずれも税込)。

光回線の料金は、後述するモバイルWi-Fiルーターの料金と比べるとやや高めとなっていますが、速度や安定性の面からみると適切な料金といえるでしょう。

メリット

光回線のメリットとしては、下記があげられます。

・ネットは高速で安定的
・通信量に制限がない

インターネットは高速で安定的
光回線ならインターネットを高速で利用できます。しかも、通信の品質が安定しているので、オンラインゲームや高画質な動画の視聴など、多くの通信量を消費するコンテンツもストレスを感じることなく楽しめます。

通信量に制限がない
光回線なら通信量に制限がありません。高画質の動画を何時間でも視聴できるほか、オンラインゲームも思う存分楽しめるので、インターネットを好きなだけ利用したいなら光回線が適しています。

デメリット

光回線のデメリットとしては、下記があげられます。

・工事が必要な場合がある
・マンションタイプはインターネットの速度が遅くなることも

工事が必要な場合がある
光回線を利用するときは工事が必要となる場合があります。

マンションによってはそれぞれの部屋に光回線が配線されており、工事が不要なケースもありますが、光回線が配線が共用部分までの場合は、共用部分から自分の部屋までの配線工事が必要となります。

また、光回線の工事を申し込む場合、新年度が始まる時期で引っ越しをする人が多いと、申し込みから工事まで1~2ヶ月かかる場合があります。

マンションで光回線を利用する場合は、工事を行う必要があるかを事前に確認しておき、工事が必要な場合は早めに申し込みましょう。

マンションタイプはインターネットの速度が遅くなることも
光回線は速度の速さがメリットですが、マンションタイプの場合は速度が低下する場合があります。

その理由は、マンション1棟に一本の光回線が配線されており、光回線を各部屋で共用して使用するためです。

速度が低下しやすくなるケースとしては、夜の時間帯にマンション内で多くの人たちがネットを利用している場合があげられます。

対策としては、次世代型のネットの接続方式である「IPv6 IPoE」、通称「v6プラス」に対応しているプロバイダーを利用する方法があります。

So-net 光 プラスは「v6プラス」に対応しているため、マンションで利用している場合も速度の改善が期待できます。

モバイルWi-Fiルーター

モバイルWi-Fiルーターとは、Wi-Fiの機能が内蔵されている小型の端末でネットに接続できる機器のことです。

モバイルWi-Fiルーターは持ち運びができるため、場所を問わずにインターネットを利用できます。

回線の速度

多くのモバイルWi-Fiルーターは下り最高速度が150Mbpsとなっていますが、一部の機器は下りで最大800Mbps~1Gbps程度のものもあります。

光回線の実際の速度については、インターネットの通信速度を比較できる測定サイト「みんなのネット回線速度(モバイルWiFi(モバイルルーター)の通信速度レポート一覧)」を参照します。

それによると、下り最高速度150Mbpsの機器の実測値は10~20Mbps程度、下り最高速度800Mbpsの機器は30~40Mbps程度となります。

モバイルWi-Fiルーターの速度は光回線よりも遅いため、オンラインゲームや高画質の動画のように、一定の通信速度が求められるコンテンツは通信が途切れがちになる場合があります。

なお、YouTubeのサイトによると、解像度が1080p(フルHD)の動画を視聴する場合、持続的に5Mbpsの速度が必要とされています。

参考:YouTubeヘルプ

そのため、10~20Mbpsの速度が出ていれば、Webサイトや動画の視聴は十分に可能といえます。

料金の目安

モバイルWi-Fiルーターの月額料金の目安は3,000~4,000円程度です。

光回線でマンションタイプの場合の月額料金の目安は4,000~5,000円程度であるため、料金の面でみるとモバイルWi-Fiの方がお得になります。

メリット

モバイルWi-Fiルーターのメリットとしては、下記があげられます。

・申し込み後、ルーターが到着したらすぐに利用できる
・電波が届く場所ならどこでも利用可能
・引っ越しが多い場合に適している

申し込み後、ルーターが到着したらすぐに利用できる
モバイルWi-Fiルーターは、申し込みをした後にルーターが自宅に到着したら、すぐにインターネットに接続できます。

光回線のように工事を行う必要がなく、手軽にネットを利用できる点がメリットです。

電波が届く場所ならどこでも利用可能
モバイルWi-Fiルーターは、電波が届くところならどこでも利用可能です。

自宅で使用する場合はもちろんのこと、外出先でもモバイルWi-Fiルーターを使ってインターネットを利用できます。

外出先でインターネットを利用する機会が多いユーザーにとっては、モバイルWi-Fiルーターが手軽で便利です。

引っ越しが多い場合に適している
引っ越しする機会が多いユーザーは、モバイルWi-Fiルーターが適しています。

仕事で転勤が多い場合や、マンションの更新時期のタイミングで引っ越すなど定期的に引っ越す人にとっては、工事をして光回線を利用するよりも、どこでも利用できるモバイルWi-Fiルーターの方が使い勝手が良いと感じられることでしょう。

デメリット

モバイルWi-Fiルーターのデメリットとしては、下記があげられます。

・光回線よりも遅い
・通信量に制限がある
・サービスによっては申し込みができない場合も

光回線よりも遅い
モバイルWi-Fiルーターはネットの速度が光回線よりも遅くなります。

光回線は光ファイバーケーブルでデータを送受信しているため高速になりやすいのに対し、モバイルWi-Fiルーターの場合は電波でデータを送受信するため、光回線ほどの速度は期待しにくくなっています。

なお、モバイルWi-Fiルーターの速度の実測値は少なくとも10~20Mbpsであるため、動画は高画質でなければ十分に視聴できます。

通信量に制限がある
モバイルWi-Fiルーターの多くは、通信量に制限があります。現在では、1ヶ月あたり100GB程度利用できるモバイルWi-Fiルーターもありますが、100GBの場合、1日あたりで使用できるデータ量は3GB程度にとどまります。

光回線で好きなだけインターネットを利用しているユーザーにとっては、通信量に制限がある時点で物足りないと感じるかもしれません。

サービスによっては申し込みが停止になっている場合も
モバイルWi-Fiルーターは、サービスの種類によっては申し込みが停止となっている場合があります。

申し込みが停止となる理由としては、モバイルWi-Fiルーターの機器が不足していることや、ユーザー数が増えるほど供給できる通信量が不足してしまうケースがあげられます。

以前と比べると、申し込みが停止となっているサービスは少なくなっていますが、念のため、申し込みが可能かどうかをあらかじめ確認しておきましょう。

おすすめのネット回線は「光回線」

「光回線」と「モバイルWi-Fiルーター」、2つのネット回線のうち、おすすめしたいのは「光回線」です。

その理由は、光回線の利用料金を負担したり、工事をする手間がかかったりしても、それに見合う価値があるからです。

光回線を利用するメリットをおさらいすると、下記の通りとなります。

・インターネットは高速で安定的
・通信量に制限がない

インターネットを利用するなら、速くて快適であること、そして使いたいだけ使いたいと考えるのではないでしょうか。これらの条件を満たすのは「光回線」です。

インターネットで通信量を消費するコンテンツとしては、高画質の動画やオンラインゲームがあります。

それに加え、現在注目度の高い「メタバース」の利用が今後広がっていけば通信量がさらに増えると見込まれるため、光回線の需要はますます高まっていくことでしょう。

まとめ

まとめ

インターネットが広く利用されている現在では、高品質のインターネットを利用したいと考えるユーザーが多くなりました。

一人暮らしで高品質のインターネットを利用するなら「光回線」が適しています。光回線なら、高速で安定的であるため、インターネットを快適に利用できます。

また、今後のトレンドとして「5G」や「メタバース」などがあり、インターネットの利用はさらに進むと見込まれます。満足度の高い状態でインターネットを利用するためにも、So-net 光 プラスの利用を検討してみませんか。

So-net 光 プラスの詳細はこちらから

※本記事で紹介している月額料金は、2022年2月時点の内容になります。

PHOTO:PhotoAC/Pixabay
TEXT:PreBell編集部

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