Amazonプライムの月額料金が値上げ!?注意点と解約方法を解説
Amazonの有料サービスであるAmazonプライム会員になると、買い物をした際の配送特典が受けられる他、映像配信のPrime Video、音楽配信のAmazon Music Prime、画像のクラウドストレージAmazon Photos、電子書籍読み放題のPrime Readingなど、さまざまなサービスが利用できます。
しかも、月額料金は600円で、学生なら会費が半額です。
一方で、「やばい」との噂があります。
本記事では、Amazonプライムの何が「やばい」のか、また、Amazonプライムの解約方法も詳しく解説します。
目次
Amazonプライムは、Amazonのサービスをよりお得に利用するための有料サービスです。
プライム会員になると、映画やテレビ番組が見放題のPrime Videoを視聴できたり、Amazon Music Primeで音楽聴き放題が利用できたり、日用品のまとめ買いや買い物の配送料が無料になるなど、生活全般にわたるサービスや特典が提供されます。
8月24日に、Amazonプライムの会費が値上げされました。
理由は、物流業界での最低賃金の上昇やガソリン代、輸送費の値上げが影響しています。
また、日本とアメリカのAmazonプライムの特典数を比較すると、日本は13個であるのに対し、アメリカは28個以上あります。
今回の値上げは、さらなるサービス拡充を目指すためのものです。
もちろん、アメリカと同じ特典がすべて実装された場合、日本のAmazonプライムの会費はさらに値上げされる可能性がありますが、それはまだ先の話と言えるでしょう。
2023年9月現在、Amazonプライム月額料金と年会費は以下のとおりです。
【Amazon prime】 | |
月額料金 | 600円 |
年会費 | 5,900円 |
また、今回の値上げで学生向けのPrime Studentも同時に値上げしています。
【Prime Student】 | |
月額料金 | 300円 |
年会費 | 2,950円 |
Amazonプライムは、月額料金が100円、年会費が1,000円の値上げです。
一方Prime Studentは、月額料金が50円、年会費が500円の値上げになりました。
コンテンツの増加はなかったため、実質的に改悪されたと言えます。
改悪されてしまったAmazonプライムですが、現在どのくらいのサービスがあるのでしょうか。
ここでは、Amazonプライム会員になるメリットを13個紹介します。
対象商品のお急ぎ便550円、お届け日時指定便550円などが無料になり、一部特別取扱商品の取扱手数料も無料になります。
さらに、同居している家族2人までを「家族会員」として登録でき、登録した家族会員は、お急ぎ便やお届け日時指定便を無料で利用できます。
会員特典の映画やTV番組が追加料金なしで見放題になります。
また、Prime Videoチャンネルも月額定額料金で視聴可能です。
オリジナル番組も充実しており、「ドキュメンタル」や「バチェラー・ジャパン」などが話題です。
バラエティの印象が強いですが、海外ドラマも充実しており、若い世代でも楽しめます。
広告表示なしで1億曲の楽曲やプレイリストをシャッフル再生で楽しめるサービスです。
他の定額制音楽ストリーミングサービスの月額料金が1,000円前後なのに対して、Amazon Music Primeはより安く利用することができます。
音楽を少しでもお得に聴きたい方にはおすすめのサービスです。
Amazon Music Unlimitedをお得な料金プランで利用できます。
通常、Unlimitedの単独契約料金は1,080円ですが、プライム会員なら880円で利用できます。
また、Amazon Musicではできない楽曲のダウンロードや高音質での無制限再生が可能です。
写真とビデオのオンラインストレージサービスです。
Amazonプライム会員は無料で利用でき、無制限のフォトストレージにアクセスできます。
Amazon Photosには、写真やビデオのバックアップ、検索、編集、共有などの機能があり、スマホの写真やビデオを自動的に保存してバックアップすることもできます。
Web版とアプリの両方からAmazon Photosにアクセスできるため、使い勝手が良く人気のサービスです。
Amazonフレッシュは、Amazonプライム会員向けのネットスーパーです。
精肉、鮮魚、野菜、果物などの食料品だけでなく、キッチン用品、健康・美容用品、ベビー用品、ペット用品などの日用品・雑貨も扱っています。
注文後、2時間ごとに配達時間を指定でき、当日配達も可能です。
Prime Try Before You Buy(プライムトライビフォーユーバイ)は、対象の服、靴、ファッション小物を購入する前に試着できるサービスです。
このサービスでは、配送完了の翌日から最長7日間、自宅で商品を試すことができ、気に入った商品だけを購入することができます。
プライム会員は、タイムセールの30分前に参加することができます。
早い者勝ちの数量限定セールに、30分も早く参加できれば断然欲しい商品が手に入りやすくなりますよ。
対象のKindle本(雑誌、マンガ、書籍)を追加料金なしで読み放題できるサービスです。
Prime Reading は、Kindle端末だけでなくスマホやタブレットのKindleアプリを使って読むこともできます。
Prime Gamingは、Twitchが提供するサービスです。
Amazonプライム会員は、TwitchアカウントとAmazonプライムアカウントを紐づけることで、毎月無料ゲーム、ゲーム内コンテンツ、および無料チャンネル登録を受けられます。
会員である間はゲームをいつでもプレイ可能で、有名なPCゲームのゲーム内特典も提供されます。
おむつやおしりふきが定期おトク便で15%OFFになる特典を利用できます。
マタニティ用品や子育て用品を取り扱うAmazonのサービスです。
妊娠中や子育て中の方に人気で、対象商品購入でベビー用品のご購入が10%OFFになったり、おむつやミルクなどのサンプル品を受け取れたりします。
出産前後に必要なグッズをリスト管理するだけでなく、人気グッズもカテゴリー別に分類されているので、準備がスムーズに進みます。
ここまでAmazonプライムの魅力を紹介しましたが、一方でAmazonプライムが「ひどい」と言われていることをご存知ですか?
実は、いつの間にかAmazonプライムに加入しているケースがあります。
なぜそうなるのでしょうか、ここでは有料会員になってしまった理由や、Amazonプライム会員になる前に知っておきたい注意点を解説します。
Amazonでは、非常にスムーズに会員登録をすることができます。
しかし、一度登録すると無料体験後に自動的に有料会員に移行してしまいます。
そのため、多くの方がプライム会員になっていることに気づいておらず、いつの間にか有料会員になっていたと後々気づくパターンが多いようです。
これが、「ひどい」と言われる1つ目の理由です。
無料会員になる前に、注意書きをよく読んで納得した上で登録を行いましょう。
無料会員登録を済ませる際に、お支払い情報を追加しているため、登録済みの支払い方法で会費の引き落としが行われます。
支払い方法は、クレジットカード、au WALLETプリペイドカード、デビットカード、または携帯決済のいずれかです。
また、Amazonで買い物をする際も、プライム会員未加入の状態で決済に進むと、「次に進む(試す)」と「プライム無料体験を試さない」の選択肢が表示されます。
しかし、内容を確認せず「次に進む(試す)」をクリックしてしまったため、プライム会員に登録してしまい、いつの間にか決済が進行している可能性があります。
これが「ひどい」と言われる2つ目の理由となります。
Amazonには、自社販売商品とマーケットプレイス(出品者販売)商品があります。
マーケットプレイスからの発送の場合、Amazonプライム会員でも送料無料ではありません。
「Amazon.co.jpが発送します」と書かれている場合や、2,000円以上の購入で送料無料になります。
また、Amazonのネットスーパーサービスは地域によって提供されており、Amazonフレッシュ、ライフ、バロー、成城石井のネットスーパーがあります。
利用には事前に送料無料の金額が設定されています。
Amazonフレッシュと成城石井は10,000円以上の買い物、ライフとバローは8,000円以上の買い物で送料無料です。
ここで注意してほしいのは、Amazonプライムの「解約」と、アカウントの「閉鎖」は異なるということです。
アカウントの閉鎖は、Prime VideoやAmazon Music Primeなどのプライム特典へのアクセスができなくなる他、ギフト券やポイントの残高が失われます。
再びAmazonで買い物やサービスを利用するには、新しいアカウントを作成する必要があります。
しかし、Amazonプライムの解約だけであればギフト券やポイントの残高が失われることはありません。
Amazonプライムの解約方法は、AmazonショッピングアプリとWebブラウザどちらでも行なえます。
以下は、それぞれの手順です。
1.トップ画面の右下にある「≡」アイコンをタップ。
2.最下部にある「カスタマーサービス」をタップ。
3.「Amazonプライム会員」をタップ。
4.「会員情報管理」をタップ。
5.「Amazonプライム会員情報」をタップ。
6.「プライム会員情報の管理」をタップ。
7.「管理する」をタップ。
8.「プライム会員資格を終了し、特典の利用を止める」をタップ。
9.「特典と会員資格を終了」をタップで解約完了。
1.「アカウントサービス」をクリック。
2.「 Amazonプライム会員情報」をクリック。
3.「プライム会員資格を終了し、特典の利用を止める」をクリック。
4.「特典と会員資格を終了」をクリックで解約完了。
アプリやブラウザのいずれからでも、「特典と会員資格を終了」を選択することで簡単に解約することができます。
解約後、いつ会員資格が終了するかが表示されます。
また、利用状況によっては、「今すぐ解約する」を選択でき、「今すぐ解約する」をタップすると即時解約が行われ、月額料金の一部が返金される場合があります。
この記事では、Amazonプライムの月額料金や「ひどい」と言われている理由、解約する方法について紹介しました。
現在、Amazonプライムの月額料金は600円で、8月24日に値上げされたばかりです。
料金が以前よりも100円高くなってしまいましたね。
「ひどい」と言われている理由としては、知らぬ間に会員になっていることや会費が引き落とされていることに気づかないままになってしまうことが挙げられます。
しかし、Amazonプライムには600円でも安いと感じるほどの便利でお得な買い物サービスや動画配信など、魅力的な特典がたくさんあります。
もし知らぬ間に会員になっていた方も、解約する前に利用しそうなサービスがないか、確認してみましょう。
もしかすると魅力的なサービスが見つかるかもしれません。
そして、まだ会員になっていない方は、無料の30日間お試しキャンペーンを利用して、Amazonプライムのサービスを体験してみてはいかがでしょうか。
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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