お家で自粛中でも、家事に育児に大忙し!散らかった部屋で途方に暮れた僕の救世主・ミニマリストチャンネル【暮らし、楽しむ、YouTube】 みんなのインターネット

お家で自粛中でも、家事に育児に大忙し!散らかった部屋で途方に暮れた僕の救世主・ミニマリストチャンネル【暮らし、楽しむ、YouTube】

さまざまなジャンルの動画が存在する、YouTube。みなさんは、いつもどんな動画を観ていますか? 暇つぶし? それだけではもったいない! YouTubeには、日々の暮らしに役立つ情報が意外と眠っているんです!!

「暮らし、楽しむ、YouTube」では、ミュージシャンでマンガ家の劔樹人さんが、YouTubeに救われた話をエッセイマンガでお届け。今回は、散らかっていく部屋を前に途方に暮れていた劔さんが、あるチャンネルにより救われたお話です。

仕事に加えて家事、育児…、家にこもっていてもやるべきことが多すぎる!

皆さま、ご機嫌いかがですか?
劔樹人と申します。
マンガを描いたり、ミュージシャンをしたりの傍ら、家事育児をメインで担当する主夫として日々を送っています。

春が来たというのに、世間は新型コロナウイルスに関するさまざまな問題の渦中にあります。4月の初めには緊急事態宣言が出され、外出自粛の要請やお店への休業要請など多くの措置が取られています。ニュースでも日々変わる状況について連日報道していて、本当に大変なことになっているという印象です。私はというと、ミュージシャンとしての仕事が徐々に減っています。夏以降のフェス出演も含めて、ライブの予定はまだ残っているのですが、はたしてどうなるかはまだ分かりません。

原稿まわりの仕事も、音楽系のものについてはほとんど無くなってしまいました。ついでに新型コロナウイルスと関係ないところでも、年度終わりということで終了した連載があったりもして、ものすごく仕事は減っています。これは皆さんも同じような状況にいる方も多いかもしれません。

頼みの綱は来年公開予定の、私が原作者である映画『あの頃。』(監督:今泉力哉 主演:松坂桃李)の大ヒットなのですが、映画業界ももれなく大打撃を受けているという状況です…。

足の踏み場もない大量のモノとの暮らし…これを機に家の中をスッキリさせてみよう!

そんな状況もあって、仕事の少なくなった私はさぞヒマな日々を過ごしているかと思いきや、決してそんなことはありません。なぜなら、自粛要請により、保育園に通っていた3歳の娘がずっと家にいるうえ、このタイミングで妻がギックリ腰になってしまったので、事実上のワンオペ家事・育児をしながら過ごしているのです。

こんな感じでなかなか過酷な日々を送っているのですが、今は世界中の人々が同じ状況。頑張って乗り切るしかありません。そんな今こそ力を貸してもらえるYouTubeチャンネルはないかと探していると、こんなチャンネルを見つけました。

足の踏み場もない大量のモノとの暮らし…これを機に家の中をスッキリさせてみよう!

なにを隠そう私の人生、ミニマリストを志したことは何度かあったのです。
たとえば、私が大学生だったときにTBSで放映していた『ケイゾク』というドラマがありました。劇中の渡部篤郎さん扮する真山刑事がベッドとテレビしかない部屋に住んでいて、その真似をしようと試みたことがあります(結果、テレビを床に直に置くという部分だけ模倣に成功…)。

また結婚した当初は妻と一緒に物を減らす努力をして、割とスッキリした家で暮らしていました。が…現在、妻の部屋は大量の洋服がかかったハンガーラックで部屋が迷路のようになっており、私の部屋も音楽関係の機材や本、その他のガラクタで足の踏み場もなくなっています…。リビングはというと、子どものおもちゃや絵本など大量のモノが家中に溢れかえっています。

さっそく家にあるモノを断捨離。家事のモチベーションも上がりました。

まずは家にある必要ないモノを減らしたい…そこで、ミニマリストききさんの動画の中から、

<【家事効率化】やらない家事/家事捨て/ズボラ主婦/ミニマリスト/手放した布系>

を参考に家にあるモノの整理に取り組んでみました。

さっそく家にあるモノを断捨離。家事のモチベーションも上がりました。

家族がいれば当然、家は自分だけのものではないので、それぞれの美意識や習慣など譲れない部分がありますから、そのあたりのバランスは大事です。とはいえ、家の中のものを減らす考え方としてとてもこの動画は参考になりました。

たとえば、こたつ布団です。動画でも取り上げられているように、こたつ布団には子供の食べこぼしなどが散らかったりして、これがかなり掃除しにくいです。こたつ布団を処分することで、掃除の効率が上がり、かなりの時短になりました。布団はホコリの原因にもなり、意外と掃除の手間を多くしています。「布を減らす」という考えは、「なるほど」と思いました。暮らしに必要なものだという思い込みで今まで置いていたので、これは盲点でした。

そのほかにクローゼット収納や、台所に関する動画を見ていたら、普段から着ない服や使わない布団類をもっと減らしていき、また食器類にも必要ないものが多いと気づくなど、家の片付けにすごくモチベーションが湧いてきました!!

さっそく家にあるモノを断捨離。家事のモチベーションも上がりました。

家事は終わりなき重労働…!自分の考えも見直しました。

この動画の制作主であるききさんは自分のことを「ズボラ」と言っていますが、子どもを3人育てながら、パートもしつつ、隙間を縫って家事を効率よくやっているのだから本当に感心します。主婦(主夫)というのは、やってみてわかる、決して楽ではない終わりなき重労働です。

掃除、洗濯以外の「名もなき家事」についても動画の中で話しているのですが、家事は、目立たないところでもやらなければいけないことが多くあります。加えて仕事も行っている人も多く、みんなそれぞれにやることを多く抱えています。そんな多忙な人にこそ、このチャンネルを見て欲しいと思います。

家事は終わりなき重労働…!自分の考えも見直しました。

世間では「家事は女性がして当たり前」という古い価値観だったり、「家事代行を利用することは楽をしている」という批判だったりが散見されるのでとても残念です。

このチャンネルを通して男女の性差の問題や労働に対する価値観など、今の時代をよりよく生きるために変えていかなければならないことってなんだろう?という生き方の部分にまで、想いを馳せるのでした。

最後に、結局家が片付いたかということですが…
リビング等家族の共用部分はものが減っているものの、むしろ捨てるに捨てられないものが、物置になっている私の部屋にさらに運び込まれ、私の部屋に限っては逆ミニマリストといった感じです。新型コロナウイルスの問題もまだまだ終わりそうにありませんが、ミニマリストとしての修行にもじっくりと取り組んでいこうと思います。

ミニマリストきき

マンガ・文:劔樹人

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