2020.05.12 ゴミ箱が、ゴミ捨て日をお知らせ!?誰でも発明ができる IoT工作キット “MESH”を使ったら、自分のアイディアを簡単に実現できた!【IoTでスマートな暮らし】
ネットにつながるIoT家電・ガジェットを試す本連載。今回、マンガ家でライターの斎藤充博さんが試したのは、電気の消し忘れやゴミの出し忘れなど、暮らしのちょっとした困りごとを解決できるという、ブロック状の不思議なアイテム「MESH」。便利さだけでなく、ちょっとした楽しさも感じられるんだとか。そんなIoTアイテムが斎藤さんの暮らしにどんな変化をもたらしたのか見ていきましょう。
だれでも簡単に身の回りの「あったらいいな」がカタチにできる!
今回、PreBell編集部から送られてきたのはソニーの「MESH」 というIoT工作キットです。ブロックの一つ一つにセンサーなどの機能がついていて、すべてが専用アプリを通してネット につながります。さらにアプリ上でそれぞれのブロックの動きを自由に組み合わせることができるのです。
なんだかむずかしそうだな……? なんて思っていたのですが、実際にやってみたらとても簡単にできました。
![「MESH」が家に来た](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image.img.jpg/1588051316105.jpg)
![MESHの実物](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image_1376034097.img.jpg/1588051382812.jpg)
これがMESHの実物です。この一つ一つにそれぞれ機能がついています。
![MESHの機能について](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image_1477231136.img.jpg/1589168376130.jpg)
それぞれのブロックの説明の機能を簡単に説明してみました。これはいろいろなことができそうですね!
![MESHのアプリ画面](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image_616679486.img.jpg/1588051544352.jpg)
アプリの画面はこんな感じ。いろいろなブロックの動きをあらかじめ決めておくというのは、「プログラム」ですよね。でも専門知識はまったく不要です。アプリ上のブロックをいじっていると、役に立つ機能ができあがります。これを「レシピ」と呼びます。
僕が初めて作ってみたレシピは、次の4コマをどうぞ。
![公式サイトで見たMESHのレシピを試してみる](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image_794522816.img.jpg/1588059246823.jpg)
公式サイトではMESHのさまざまなレシピが公開されています。自分でレシピを考えなくても、まずはマネをすればいいのです。これなら、誰でも簡単にできそうです。
![「朝、ゴミ箱の前を通りかかると、ゴミ出しの日にあわせてLEDライトが光る」](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image_1981564068.img.jpg/1588051797929.jpg)
人気レシピから作ってみたのはこちら。「朝、ゴミ箱の前を通りかかると、ゴミ出しの日にあわせてLEDライトが光る」というものです。
![MESHのアプリ画面](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image_1064048540.img.jpg/1588051878173.jpg)
レシピの中身はこんな感じです。公式レシピを自分の生活にあうように、じゃっかんアレンジしています。
スマート家電とMESHをつなげてみたら…何これ、ヤバい!便利!超楽しい!
![MESHは他のIOT機能とも連携可能](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image_743937264.img.jpg/1588052108871.jpg)
この連載を始めてからというもの、僕の家はいろいろなIoT機器がそろっています。MESHは他のIoT機器とも連携が可能。スマート電球のHueと連携をさせてみました。
Hueの体験レポートはこちら
![人感センサーブロックとの組み合わせ](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image_1512525633.img.jpg/1588052386336.jpg)
人感センサーブロックと組み合わせることにより「人がいるときだけトイレの電気がつく」ようになっています。
さらに人感センサーブロックの情報をLEDブロックに渡し「トイレが使用中のときはLEDブロックが光る」ようにしました。僕は妻との二人暮らしなので、あまり意味のない機能ですが、ある程度人数が多い家族なら、きっと役立つ……はず。
![MESHのアプリ画面](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image_2085838448.img.jpg/1588052496352.jpg)
このレシピはこんな感じです。他にも「トイレに人がいる」ことをきっかけとしたレシピっていろいろと考えられそうですね。
![次はどんなレシピを作ろうかな…](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image_707088862.img.jpg/1588052616673.jpg)
「動きブロック」には「ブロックが動かされたことを感知する」機能があります。これをうちで使っているロボット掃除機にとりつけてみました。
![MESHのアプリ画面](/content/so_net/prebell/feature/pre_20051201/_jcr_content/mainparsys/image_1517233329.img.jpg/1588052762411.jpg)
これとiPadの音声再生機能と組み合わせると、「ロボット掃除機が段差を乗り越えたときにiPadから歓声があがる」というレシピができあがりました。「ロボットが一生懸命働いているところをたたえる」というレシピですね。
このレシピ、はっきり言って何の役にも立ちません(というか、うるさい)。でも、こうした新しいレシピを考えること自体がかなり楽しいです。
いろいろ考えていれば、いずれ自分の役に立つレシピのアイディアが生まれてくるかもしれません。
お部屋のIoT化は便利なだけではなくて、楽しみも増やせるんですね。
▼【IoTでスマートな暮らし】バックナンバーはこちらから
マンガ・文:斎藤充博
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