「植物に元気がないかも」植木鉢のLEDの青い点滅、ツ・チ・カ・ワ・イ・タのサイン。IoTで植物の声を聞いたら、よかれと思っていたことが、間違いだらけでした【IoTでスマートな暮らし】
PreBell編集部から、「グローケアホーム」という製品が送られてきました。植木鉢に刺すと土の状態を分析して、スマホで見せてくれるんだとか。さっそく使ってみました。
「水足りないの?」「肥料多すぎ!?」IoTで植物の声を聞いたら、間違いだらけでした
我が家では2年くらい前に観葉植物を枯らしてしまったことがあるんですよね……。これを使えばちゃんと育てられるかな?
これがグローケアホームの実物です。
こんなふうに植木鉢に差して使います。
グローケアホームとスマホはBluetoothでつながります。土の状態がこんなふうにリアルタイムでスマホに表示されるのです。
グローケアホームでは水や肥料が、不足したり多すぎたりすると、注意として文字が赤くなります。
タップするとこんなふうに植物の声(?)が聞こえてきます。
植物の世話って、「なんとなく」になりがちですよね。でもこれがあれば自信を持って世話ができます。これならもう植物を枯らすことはないでしょう……。
植物の種類によって、適切な土の状態は変わってきますよね。グローケアホームでは植物の種類に応じたアドバイスを受けることができます。
アドバイスを受けることができる種類はかなり多いです。とても全部見きれないくらい。一般的な植物だったらたいてい網羅しているんじゃないでしょうか。
ちなみに自分が育てている植物がわからなくても、植物の見た目を選んでいくと、植物の名前にたどり着けるようになっています。
植木鉢のLEDが青く点滅すると、ツ・チ・カ・ワ・イ・タのサイン
植木鉢が土の状態を教えてくれるグローケアポットもあります。
基本的な性能はグローケアホームと同じですが、植木鉢にLEDがついていて、土の状態をLEDで知らせてくれます。青の点滅は水分不足(3回点滅は水分過多)、黄色の点滅は養分不足(3回点滅は養分過多)を知らせるサインで、より直感的にわかるというわけです。どちらを使うかは好みでいいと思います。
さて、グローケアホームやグローケアポッドを使ってみて、今までの自分たちの世話が意外と間違っていたことに気づきました。水をあげすぎていたり、逆に足りなかったり……。
普通に世話をしていると「なんか植物に元気がないな」というところまでいかないと、自分たちのやっていることをかえりみることができません。状態を可視化できるのは、IoTの大きな利点ですね。
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マンガ・文:斎藤充博
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